サービス停止情報

現在情報はありません。

ここから本文です。

更新日:平成28(2016)年6月29日

水稲出穂期からの病害虫防除-カメムシ類の防除-

1 ふ化幼虫の加害で斑点米が発生

越冬したカメムシ類の成虫は、出穂後の水田へ飛来し、交尾産卵します。主としてふ化した幼虫が乳熟期から糊熟期にかけて穂を吸収加害することで斑点米が発生します。なお、乳熟期の加害では、斑点米の発生より、しいな粒の発生が多くなります。

2 雑草防除

出穂期前後の草刈りは、カメムシ類を水田ほ場の中に追い込んでしまいます。畦畔の雑草は出穂2週間前までに刈り取りましょう。

3 薬剤防除

(1) 防除薬剤

農薬の散布に当たっては、表1を参考に収穫前日数に十分注意して適正に防除しましょう。

表1 カメムシ防除薬剤

 

薬剤名

使用時期(使用回数)

10a当たり使用量(散布液量)

有機リン系

エルサン粉剤3DL

収穫7日前まで(2回以内)

3kg

スミチオン乳剤1,000倍液

収穫21日前まで(2回以内)

60~150リットル

スミチオン粉剤3DL

収穫21日前まで(2回以内)

3~4kg

合成ピレスロイド系

MR.ジョーカーEW2,000倍液

収穫14日前まで(2回以内)

60~150リットル

MR.ジョーカー粉剤DL

収穫7日前まで(2回以内)

3~4kg

トレボン粉剤DL

収穫7日前まで(3回以内)

3~4kg

トレボンMC2,000倍液

収穫21日前まで(3回以内)

60~150リットル

ネオニコチノイド系

スタークル/アルバリン顆粒水溶剤2,000倍液

収穫7日前まで(3回以内)

60~150リットル

スタークル/アルバリン粉剤DL

収穫7日前まで(3回以内)

3kg

ダントツ水溶剤4,000倍液

収穫7日前まで(3回以内)

60~150リットル

ダントツ粉剤DL

収穫7日前まで(3回以内)

3~4kg

ベストガード粉剤DL

収穫14日前まで(4回以内)

4kg

その他

キラップフロアブル1,000~2,000倍液

収穫14日前まで(2回以内)

60~200リットル

キラップ粉剤DL

収穫14日前まで(2回以内)

3~4kg

有機リン系+カーバメート系

エルサンバッサ粉剤20DL

収穫7日前まで(2回以内)

3~4kg

(2) 適期防除

薬剤散布は、穂揃期に成虫が多い時に散布します。また、穂揃期の10日後に幼虫が多い時も再度薬剤散布を行いましょう。

薬剤は、カメムシの卵には効果がないので、産卵前の成虫及び孵化後の幼虫を防除します。散布時間帯は、カメムシ類が稲穂の上にいる朝や夕方が効果的です。

(3) ドリフト注意

水稲経営の大規模化等により、地域内の田植えの時期が拡大して出穂時期がばらつくことが考えられます。薬剤散布に当たっては、周囲へのドリフトを起こさないように注意しましょう。

4 カスミカメムシ類への注意

クモヘリカメムシ等の主要な斑点米カメムシ類と比べて、身体が小さく目立ちにくいアカスジカスミカメ等のカスミカメムシ類の被害も近年見られます。

カスミカメムシ類は、籾の割れ目から吸汁加害しますので、割れ籾の発生しやすい状況には注意が必要です。

初掲載:平成25年7月

夷隅農業事務所改良普及課
上席普及指導員小林琢也
(TEL.0470-82-2213)

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話番号:043-223-2913

ファックス番号:043-201-2615

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?