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更新日:平成28(2016)年2月23日

ゆで豆用落花生「おおまさり」の栽培方法

落花生の「おおまさり」は、ゆで豆に適した品種です。子実がとても柔らかく、強い甘みのある美味しさと大きな実がインパクトを与えます。

栽培面では、株が大きく広がるので、従来の栽培方法と異なる点があります。

<栽培方法>

(1)ほ場の選定と準備

落花生を連作している畑では、茎腐病や白絹病などの立枯病の発生が多くみられます。できるだけ連作は避け、立枯病の発生が少ない畑を選びます。

土づくりに堆肥や緑肥を鋤き込む場合は、未熟な有機物により立枯病を助長することもあります。早めに施用してよく分解させておくか、前作に施用しておきます。酸度矯正する場合は、pH6.0~6.5になるよう石灰肥料を10アール当たり100キログラム施用しておきます。

(2)種まきの方法

基肥は、10アール当たり窒素成分で3キログラム、燐酸と加里を成分で各10キログラムを目安に施用します。[例;落花生専用化成(5-15-20)60キログラム施用窒素:3kg,リン酸:9kg,カリ:12kg]

ヒョウタンゾウムシやコガネムシ類の幼虫は、莢の表面を食害して商品価値を低下させます。播種時にトクチオン細粒剤Fを10アール当たり9キログラム土壌混和します。

マルチ栽培の種まき時期は、気温が十分に上がってきた5月中旬~6月中旬に行います。

おおまさりは、株が大きく分枝が横に広がります。収穫の作業性や病気の予防から、栽植密度を通常栽培よりも疎植にします。

種まきの方法

2条植え(規格9230マルチを使用する場合)は、平畝で畝肩幅60センチメートル、株間は1つずつ空けて60センチメートルの千鳥植えにします。通路幅は50センチメートル程度とります。

1条植え(95センチメートルマルチを使用する場合)は、畝肩幅50センチメートル、株間50センチメートルとします。通路幅50センチメートルの場合、畝間は100~110センチメートルになります。

通常は地温を上げやすい透明マルチを使用しますが、雑草の多い畑では黒マルチを使用します。適度な土の湿り気のある時に耕耘してマルチを張ります。

種子量に対して、キヒゲンR-2フロアブルを2%相当(乾燥種子量1キログラム当たり20ミリリットル)になるように塗沫処理し、発芽時の鳥害を防止します。種まきは、マルチ内の地温が適度に上がってから、深さ3センチメートルに2粒を播きます。

(3)中間管理

開花始期の早い時期にマルチを取り除きます。基肥に石灰を施用しなかった場合は、莢の充実を図るため、消石灰、苦土石灰等を通路に10アール当たり60キログラム程度を施用し、管理機で中耕と培土を兼ねて行います。

白絹病が発生し始めたら、早目にフロンサイド粉剤(収穫45日前まで)を10アール当たり20キログラム株元散布します。

また、夏季に異常な乾燥が続く場合は、空莢が発生しやすくなります。その場合は、たっぷり潅水を行います。

(4)収穫時期の目安

収穫時期の目安は、開花期後85日頃(9月下旬~10月上旬)です。必ず、試し掘りを行いましょう。掘り遅れて硬くならないように、莢にはっきりと網目がしてきたころを目安に収穫します。疎植栽培の場合、「1株2本立て」で約40粒の上莢が取れます。適期に収穫して、柔らかく美味しい「おおまさり」を消費者へ届けましょう。

また、来年の種子を採種する場合、開花期後90日が掘り上げの目安です。地干しは、2~3株を合わせ、根を上にして立てます。普通の落花生に比べ、莢や茎葉に水分を含んでいるので、通常よりも日数をかけて乾かします。地面に着いた葉先が乾きにくいので、途中で乾いた地面に並べ替えます。十分乾かしてからボッチ積みすることがポイントです。

 

初掲載:平成25年3月

君津農業事務所改良普及課北部グループ
上席普及指導員保坂信久
(電話:0438-23-0299)

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