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更新日:平成22(2010)年7月29日

フィールドノート 早生、中生品種の生育診断と穂肥、稲こうじ病

1 生育診断と穂肥

穂肥の施用目的は、一穂籾数の減少を抑え、出穂期の稲体窒素濃度を高めて登熟を良好にすることです。施用時期や施肥量をあやまると、倒伏や食味などに大きく影響します。このため、日頃から稲の生育の観察を行い、穂肥時期を推定するため的確な生育診断を行いましょう。

2 茎数と葉色による診断

生育の診断は、幼穂形成期の茎数、葉色が表1に掲げる目標値の範囲にあるときに適期適量(表2)の穂肥施用ができます。

表1 穂肥時期の茎数、葉色の目標値

なお、茎数の多少及び葉色の濃淡と穂肥の時期・量の関係は次のとおりとなります。

  • (1)茎数が多く葉色も濃いとき・・・・・・・穂肥は施用しない。
  • (2)茎数が多く葉色は淡いとき・・・・・・・施肥量を減じる。N成分量で20~30%減らす。
  • (3)茎数が適当で葉色が濃いとき・・・・・施用時期を遅らせる。
  • (4)茎数が少なく葉色は淡いとき・・・・・・施用時期を早くする。2~3日程度早く又は2回に分施する。
  • (5)幼穂形成期から出穂期にかけて曇天日が続きそうな場合……2回に分施する。

表2 10a当り圃肥(窒素成分)施肥量

3 稲こうじ病について

19年産米から「稲こうじ病」に対する農産物の検査内容が厳しくなり、黒い塊(厚膜胞子)等が混入した場合、精米時での着色が懸念されることから、『規格外』としての取扱いに変更となっています。このため、常発地では、あらかじめ防除対策等を講じ、未然に発生及び混入を防ぎましょう。

図1 籾に発生した稲こうじ病

常発地での発生要因

第一次伝染源は、前年にほ場に落下した厚膜胞子や菌核(菌糸のかたまり)が越冬するために、毎年発生します。

発生しやすい条件

  • 7、8月ごろに雨が多いと発生が多い。
  • 窒素肥料がおそ効きするときには、発生が多い。

表3 稲こうじ病の主な防除薬剤一覧

フィールドノート6月 水稲
香取農林振興センター振興普及部
改良普及課 西部グループ
上席普及指導員 林 秀久
TEL 0478-54-1338
掲載日:平成20年5月30日

よくある質問

このページに関するお問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話:043-223-2911

ファクス:043-201-2615

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