ホーム > しごと・産業 > 農林水産業 > 農業 > 普及・技術 > 千葉県普及情報ネットワーク > フィールドノート履歴一覧 > フィールドノート 平成20年 > フィールドノート 安房でのシシトウ栽培について
ここから本文です。
更新日:平成22(2010)年7月29日
安房地区では夏場野菜の主力品目としてシシトウが多く栽培されています。この野菜の特徴としては長期間の収穫が可能である点があげられ、栽培方法によっては一株当たり10kg(3,000果)以上の収穫も可能です。ここでは安房地区で一般的に栽培される露地栽培を紹介します。

パック詰めのシシトウ

収穫したシシトウ

栽培状況
栽培暦

つばきグリーン
基肥に10a当たりエコロング424(14-12-14)を250~300kg、粒状ようりん(0-17-12)を50kg施す。株が大きくなるので、畝幅は広め(150~180cm)にする。耕うん後、高さ20~30cmの高畝を作り、苗の活着を促す目的でポリマルチをし、地温を上昇させる。
安房では、生産者の大部分は県内他地域と管内の特定生産者にJAを通し苗生産を委託し、そこで生産された苗を使用している。
5月初旬
株間75cm程度が適当で、10a当たりの栽植本数は850本程度になる。
一番花開花苗直前の若苗(は種後60~70日)を用いる。
出来るだけ晴天日の午前中に行い、苗は一定方向に植える。また、活着促進を目的に、仮支柱をたてて苗を固定し、植え付け後は灌水を行う。
4本仕立てを基本にし、1次分枝から下の脇芽は早めに除去する。また、株の内側へ伸びた枝は、2~3節残し整理する。
※枝の伸びが悪いときは、早めに1番果を除去し負担を軽くすること。
追肥主体の栽培を行う。目安として、定植1ヶ月後に第1回目を行い、以降収穫開始後は2~3週間に1回行い、肥料切れを起こさないようにする。1回の追肥量の目安は燐硝安加里S604(16-10-14)で10a当たり10kg程度になる。
定植の後は萎れない程度にし、根を深く張らせ、着果後は乾かさないように2~3日に1度、樹勢を見ながら行う。
7月下旬から8月上旬に6~8節程度を残し、側枝・分枝を切除する。良い実がつかなくなってきた樹には有効で、新しく育った枝には良い実が付くようになる。通常は、一ヶ月程度で収穫再開が可能となる。

更新剪定後の様子
定植後1ヶ月ほどで収穫が始まる。収穫する果実の大きさは、長さ6cm前後のAM等級を目標とする。果柄が途中で折れていると商品価値が低くなるので、収穫の際は丁寧に取り扱う。
フィールドノート12月 露地野菜
安房農林振興センター振興普及部
改良普及課 南房総地域グループ
普及技術員 佐々木 良規
TEL 0478-22-8132
掲載日:平成20年12月1日
関連リンク
よくある質問