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更新日:平成22(2010)年7月29日

フィールドノート 稲ホールクロップサイレージを活用した酪農経営

水田転作により平成13年から水稲WCSに取り組んできた管内の酪農家A牧場について紹介します。

管内のA牧場は、自給飼料の生産に意欲的で、従前より牧草や飼料用とうもろこしを約9ヘクタール作付けしてきました。加えて平成13年から稲WCSの収穫調整・利用を開始し、現在では7.4ヘクタール(大区画圃場で1区画)の稲WCSを収穫調整し乳牛に給与しています。稲WCSの収穫調整には、既存の牧草収穫調整機械(モアコン、べーラー等)をそのまま使用できたので新たな投資が最小限で済んだことは重要です。

大区画ほ場での収穫作業

大区画ほ場での収穫作業

ロールベール(後でラッピングされる)

ロールベール(後でラッピングされる)

飼養頭数は成牛、育成牛合わせて100頭で、常時搾乳牛頭数は60頭前後です。稲WCSの給与については、昼の給餌時に7.5キログラム/頭・日を上限として給与、濃厚飼料は自動給餌機による多回給与(6回/日)で行っています。

昨年、畜産総合研究センターでの稲WCSと食品製造粕および配合飼料等を混合し、発酵させたTMR飼料について、A牧場で現地実証試験が行われましたので結果を紹介します。

材料とした稲WCSは、デモ機でダイレクトカットしたものを使用し、栃木県のTMRセンターで調整した配合割合及び給与量については表1及び表2のとおりです。

この材料を試験区10頭で5月から11月までの約6ヶ月給与し、乳量・乳成分・繁殖状況・疾病などを調査しました。

これらの調査から、乳量・乳脂率に影響が無く繁殖性などにも問題がなかったこと、特有の芳香によると思われる嗜好性の高さ、猛暑時における食い込みの良さ、が報告されています。(出典:平成19年度試験研究課題成果発表会資料より)

イネ発酵TMR飼料の現物配合割合

給与飼料

表1及び表2は試験研究成果発表会資料から抜粋

フィールドノート4月 畜産
印旛農林振興センター振興普及部
改良普及課北西地域グループ
上席普及指導員 伊藤 静雄
TEL 043-483-1130
掲載日:平成20年3月31日

よくある質問

このページに関するお問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話:043-223-2911

ファクス:043-201-2615

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