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更新日:平成22(2010)年7月29日
県内では、海匝、山武地域を中心に観葉植物の生産が行われています。主品目はゴールドクレスト、ウィルマで全国的にも質・量ともトップクラスにあります。その他の品目として、シェフレラ類、アナナス類、フィカス類、シマトネリコなどがあり、鉢サイズも尺鉢などの大鉢から3.5号鉢などのミニサイズまで多種多様な生産が行われています。
品目導入にあたっては、葉や樹姿を単に楽しむ品目から多様な楽しみ方を消費者に提案していくための品目へ変化してきています。最近の情勢をジャンル別に分け品目の紹介をします。
最近、実や花を楽しむ品目が注目されてきています。実を楽しむものとしてジューンベリー、オリーブ、ヤブコウジがあります。また、花物ではメディニラ・マグニフィカ、ヘリコニア類が挙げられます。
注目される花物観葉
メディニラ・マグニフィカ
特性 ノボタン科に属するフィリピン諸島原産の観葉植物です。夏に、枝先から花序を下垂させコーラルピンクの大きな花を咲かせます。

マグニフィカの花
ヘリコニア類
特性 バショウ科の多年草で熱帯地方に自生する品目です。花はカニ爪をほうふつさせるような色と形をしています。園芸種として小型種の品種が観葉植物として生産されています。

品種 ドワーフ・ジャマイカン
植物だけでなく香りを楽しめるという付加価値を持った品目にレモンマートル、ティーツリー、レモンユーカリ、月桂樹があります。月桂樹では、スタンダードづくりなどをすることにより商品価値が一層高まります。
成長が遅く、管理に手がかからない品目が今後も需要が期待されそうです。その代表的なものとして、カナダトウヒのコニカ、サンダースブルー、アルバータブルーがあります。
植木として屋外(アウト)で生産されていたものを室内(インドア)へという品目が増えてきています。シマトネリコは広く一般に普及し、小鉢では寄せ植え材料に、また大鉢としても生産が行われています。
また、ビバーナムも鉢物生産に利用されています。
切り葉用の品目が観葉植物として利用される場面も増えてきました。
ニューサイランは、葉色の変わった品種も数多く、葉のシャープさから部屋のアクセントをつける効果があり人気となっています。
紹介したように観葉植物生産の品目選択は植木、鉢花、切り葉という部門の垣根が外れて自由な感覚での取り組みが増えています。また、香りという五感に訴える品目選択も今後さらに必要になると思われます。
消費を喚起できるような商品づくりをするためには、生産者が情報のアンテナを高くし新たな感性を商品に吹き込むことが重要で、その結果ヒット商品が誕生します。
フィールドノート3月 花き
山武農林振興センター振興普及部
改良普及課
上席普及指導員 内田精一
TEL 0475-54-0226
掲載日:平成20年3月3日
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