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ホーム > しごと・産業 > 農林水産業 > 農業 > 普及・技術 > 千葉県普及情報ネットワーク > フィールドノート履歴一覧 > フィールドノート 平成20年 > フィールドノート イチジクの収穫調整及び収穫期の管理について

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更新日:平成22(2010)年7月29日

フィールドノート イチジクの収穫調整及び収穫期の管理について

季節感のある独特な食感と風味を味わうことができるイチジクですが、一方で、収穫適期が短く、輸送で傷みやすいため、収穫調整は十分な注意が必要です。
また、露地栽培が多いため、気象による影響を考慮した管理が必要です。

1. イチジクの収穫調整について

(1) 収穫適期について

着果してから75~80日程度で成熟します。しかし、成熟後期は急激に熟するため、収穫適期をのがすと1~2日で過熟となってしまいます。

したがって果実の着色や柔らかさ、下垂角度などを目安にして、完熟の1~2日前の適熟果を収穫することが大切です。

(2) 収穫時間について

気温の低い早朝に収穫します。収穫箱には緩衝材を敷き、果実を一列に並べ、積み重ねによる傷みがないようにし、輸送の際の傷みにも注意します。

切口から出る乳液にかぶれないよう、ゴム手袋を忘れずにしましょう。

(3) 調整について

各産地の出荷基準に基づいて選別します。

降雨後の果実の傷みには十分に注意しましょう。低段に多く、外観からはわからないスリップスの被害は、いくつか果実を割ってみて被害の有無を確かめるなどの注意が必要です。

また、調整も涼しい場所で行う等、鮮度保持に努めることが大切です。
(※収穫、出荷のポイントは、2006年8月掲載分にも詳しいので御参照下さい)

2. 収穫期の管理について

(1) かん水について

果実の肥大する時期には、水分を多く必要とします。土を掘ってみて乾燥しているようなら、かん水を行いましょう。

ただし、極端に乾燥した後に、大量のかん水を行うと裂果の原因となります。時期や量に注意して、適度な水分を保つようにしましょう。

(2) 病害虫防除について

収穫期の主な病害として、さび病があります。感染すると、葉裏に黄褐色の微細な斑点を生じ、早期落葉を起こします。

アンビルフロアブル(1,000倍、収穫前日まで、2回以内)や、ラリー水和剤(2,000倍、収穫前日まで、4回以内)等で防除するとともに、落葉した葉が次年の感染源となりますので、ほ場外に持ち出す等の落葉処理を行います。

(3) 台風の対策について

イチジクの収穫期は台風の多い時期です。

天気予報には十分に注意し、台風の通過が予想される場合は、以下の対策を早めに実施しましょう。

  • ア 事前対策
    • a 結果枝の誘引をしっかりと行う
    • b 明きょを掘るなどして、滞水しないように水のはけ口をつくっておく
    • c 防風垣、防風網の整備補強を行う
  • イ 事後対策
    • a 滞水した場合は速やかに排水に努める
    • b ランマンフロアブル(2,000倍、収穫前日まで、3回以内)などの殺菌剤で、病害の感染を予防する
    • c 潮風害を受けた地域では、速やかに真水を散布して洗い流す
    • d 結果枝の誘引の見直しや、防風網の点検、修理を行う
    • e 樹が倒伏したものは、無理のない範囲で除々に起こし、土寄せを行って支柱をたてる
    • f 追肥について
      8月中旬は、初秋肥の時期です。10aあたりの成分量で、窒素2kg、リン酸2kg、カリ2kgを目安に施用します。
      ただし幼木の場合や、生育が旺盛すぎる場合は、施肥量を減らします。

千葉のいちじく

フィールドノート8月 果樹
君津農林振興センター振興普及部
改良普及課 北部グループ
普及指導員 橋本 威
TEL 0438-23-0299
掲載日:平成20年8月1日

よくある質問

このページに関するお問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話:043-223-2911

ファクス:043-201-2615

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