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更新日:平成22(2010)年7月29日

フィールドノート 新しい切り花品目 ヒペリカムの導入

ヒペリカムは、果実のついた枝を出荷する花木で、ブーケやアレンジメントなど利用場面も多様な品目です。君津地域では、平成19年より木更津の生産者グループが共選出荷を開始しました。

収穫期の状態

収穫期の状態

花束加工の例

花束加工の例

1 はじめに

ヒペリカムは半落葉の低木で、丸く光沢がある10~13ミリメートルの果実をつけます。赤・桃色・緑・白と果実の色調が多様で、アレンジメントに使いやすい品目であるため、安定した需要があります。国内産はおもに5月~11月に市場流通し(露地栽培では6月~8月が中心)、その他の時期は輸入切枝が中心となります。

ほとんどが登録品種のため、苗は種苗会社との契約購入となり、自由に増殖することはできません。

2 栽培

露地で栽培でき、多年生であるため一度定植すると毎年収穫ができて、は種や定植の手間がかかりません。苗の定植は秋に行い、毎年2月下旬から3月に剪定を行います。栽培ほ場は、排水が良く、高温期に風通しの良い場所であることが必要です。株の生育は早く、2年目以降、1株から15本程度の枝を切ることができるくらい株が生長することから、栽植密度は1アールあたり75株程度とします。

また、水分不足によって葉焼けや株枯れを起こしやすいので、栽培ほ場には潅水設備が必要です。

3 防除

ヒペリカムはさび病が発生しやすいため、新梢発生前からの適期防除が良品生産の要となります。

さび病を防除するためには、(1)風通しを良くし密植を避けること、(2)整枝後の残さ(古い枝葉)をほ場に残さないこと、(3)被害葉を速やかに除去すること、(4)薬剤は葉の表裏にまんべんなく散布すること、(5)窒素肥料を控えることが必要となります。

4 出荷

鮮度保持のため、早朝切りした枝を前処理剤の利用で十分に水揚げしてから、出荷します。

フィールドノート2月 花き
君津農林振興センター振興普及部
改良普及課北部グループ
上席普及指導員 本居聡子
TEL 0438-23-0299
掲載日:平成20年2月1日

よくある質問

このページに関するお問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話:043-223-2911

ファクス:043-201-2615

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