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更新日:平成22(2010)年7月29日

フィールドノート 平成20年の稲作を振り返って

1 南房総の作況指数は「105」の見込み

10月30日発表の農林水産統計によると、千葉県の作柄は10a当たり予想収量559kg、作況指数「105」が見込まれています。地域別では、安房農林振興センターが所管する南房総は10a当たり予想収量538kg、作況指数「105」と平年収量10a当たり510kgを大きく上回っています。この発表を受け、安房地域の今年の稲作を振り返ってみました。

2 安房地域の生育経過

移植~分げつ期

4月の移植時期から天候が不安定で断続的に日照不足となり、5月には非常に寒い日もありました。そのため、生育は遅れ気味で、茎数が少なく推移しました。5月下旬以降は天候も平年なみに回復し、生育も回復に向かい、茎数も増加し平年を上回りましたが、草丈はやや高く、全体的にやや軟弱な生育となりました。葉色は濃い状態で推移し、穂肥施用時期になってもなかなか葉色がさめない状態でした。

幼穂形成期~収穫期

6月下旬は、気温は低く日照時間も少なくなりました。生育前半からの遅れも合わさり、出穂期は遅れました。幼穂形成期に葉色が濃く肥料が切れなかったため草丈が高く、籾数も多くなりました。そのため、倒伏が心配されましたが、7月中旬以降8月中旬までは高温、多日照で降雨もほとんどなかったため倒伏しませんでした。登熟期に好天に恵まれ収量は多くなりましたが、高温により一部に乳白米の発生もみられました。収穫期は平年に比べ遅れ、8月下旬の降雨で倒伏したほ場も見られました。

3 病害虫の発生状況

7月上旬にいもち病が発生しやすい環境が数日続き、ふさおとめなどで若干発生しました。その後は晴天が続き、大きな被害とはなりませんでした。

近年問題になっている稲こうじ病は7月以降好天に恵まれ、発生は昨年に比べて少なくなりました。

4 収量構成要素

ふさおとめは穂数が少なくなりましたが、その分、1穂籾数、登熟歩合が向上しました。ふさこがね、コシヒカリは穂数、1穂籾数とも平年を上回り収量増となりました。

表1安房地域の作柄安定調査ほの収量構成要素

フィールドノート12月 水稲
安房農林振興センター振興普及部
改良普及課 館山地域グループ
上席普及指導員 浅野 清一郎
TEL 0470-22-8132
掲載日:平成20年12月1日

よくある質問

このページに関するお問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話:043-223-2911

ファクス:043-201-2615

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