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更新日:平成22(2010)年7月29日

フィールドノート 平成20年ふさこがね(ちば28号)の栽培結果について

匝瑳市のふさこがね

匝瑳市の基幹農業は稲作であり、県内でも早場米の地域です。早生や中生の作付けが多く、「ふさこがね」は、平成17年に試験品種として導入されて以来年々作付けが伸び、現在では全域で約600ha栽培されています。

匝瑳市では、この「ふさおとめ」を有利販売していくため、ちばエコ栽培に取り組み、かつ食味値などのハードルを設けたブランド米の生産に取り組んでいます。この生産者のほ場4つを展示ほとし、今後の栽培の基礎データとするため、生育調査・収量調査を行いました。

結果の概要

1. 施肥

4つの展示ほは、粘土質の比較的多い強いほ場から海岸線のほ場まで土性の違いがあり、施肥については統一されていませんが、砂質のほ場ほど元肥は多く施す傾向があり、多いほ場は7.4kg/10aのところもあります。しかし、ちばエコ栽培のため元肥の窒素は有機質の割合が多く、初期の窒素の発現が少ないことを考慮しています。

穂肥は、砂質土壌でも2.74kg/10aであり、労力軽減と後半の窒素の発現を考慮して元肥だけのほ場もあります。

2. 稈長と穂長

昨年の桿長平均(3ほ場、以下昨年値は3ほ場平均値)は81.9cm、今年は77.6cmと4.3cm短い結果でした。

穂長は昨年が19.5cm、今年が19.55cmと昨年とほぼ同じでした。

3. 病害虫の発生

「ふさこがね」は、いもち病に抵抗性がありほとんど発生がありませんが、一部紋枯病の発生がみられました。しかし、紋枯病も収量・品質に影響が出るほどの発生はなく、防除の必要はありませんでした。

表1 ふさこがね展示ほ概要(匝瑳市)

1. 出穂期以降の葉色

昨年の出穂期は7月20日でしたが、今年は約10日遅れの7月30日中心でした。昨年の出穂期葉色は41.8でしたが、今年は表2のとおりで4ほ場の平均値は39.6です。また、出穂10日後の葉色値は、昨年が42.3、今年の平均が38.6です。昨年は、出穂期以降も葉色が濃くなっていきましたが、食味をよくするためには出穂期以降は、葉色が徐々に落ちていくような管理が必要です。

2. 収量

玄米千粒重の値は、昨年が23.2g、今年は24.55gと1.3gも上まわっています。その結果、昨年の平均収量は575kg(9.6俵)でしたが、今年の平均は680kg(11.3俵)となりました。

表2ふさこがね展示ほ概要(匝瑳市)

フィールドノート10月 水稲
海匝農林振興センター振興普及部
改良普及課 匝瑳グループ
上席普及指導員 竹内 均
TEL 0479-62-0334
掲載日:平成20年10月1日

よくある質問

このページに関するお問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話:043-223-2911

ファクス:043-201-2615

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