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更新日:平成22(2010)年7月29日
えだまめの卸売価格は、6月第3日曜日の父の日を境に大きく下がる傾向にあります。東京都中央卸売市場のデータでも、毎年6月10日以降、入荷量が急激に伸びますが、価格は不思議と父の日までは維持し、それ以降入荷量に見合った価格へと落ち着きます。その差、およそ100円/キログラム。この「父の日」前の出荷を狙うためにも、是非とも取り組みたいのがえだまめのトンネル栽培です。
東葛飾地域、特に野田市では2月中旬からトンネル栽培用のは種を開始し、5月中旬以降順次出荷しています。

水稲の育苗箱やセルトレイ等には種します。寒い時期のは種となりますので電熱温床の利用が望ましいです。発芽適温は25~30度で、は種床は、は種前に十分かん水し、は種後のかん水は控えます。発芽後は、温度を下げじっくりと育てます。 定植の目安は、子葉展開後~初生葉(2枚葉)展開期までです。

初生葉展開期の苗
マルチは、幅135センチメートル、条間40センチメートルの3条植え、株間15センチメートルを基準とします(規格3315マルチ)。定植本数は、早出しであれば1穴2本植えとし、出荷が遅くなるにつれ、本数を少なくします。施肥例は以下のとおりです。

ビニール又はユーラックフィルムなどのPO系フィルムを使用します。また、早い作型ではパオパオ等のベタがけ資材を併用し保温に努めます。
トンネル内の温度は、昼間25~30度、夜間10度を保つように管理します。ただし、開花期の温度不足、乾燥はさや付きを悪くするので、できるだけ換気を避け湿度を保つようにします。
5月中下旬にさやが付いたのを確認してから除去します。
乾燥する場合はかん水を行います。特に開花時は、湿度の確保が重要となりますので、乾燥する場合は事前にかん水します。
病害虫の発生状況をみて適切に防除します。ただし、開花最盛期の防除はさや付きを妨げるおそれがあるので避けるようにします。
開花後30~35日で収穫となります。鮮度低下が早いので、出来るだけ早朝の涼しい時間に収穫します。また、収穫の遅れは食味の低下、さやの色の低下の原因となります。調整は、葉をとり、洗浄、さやに茎を付け300グラム袋詰めとします。また、収穫~出荷まで保冷庫等で冷やし鮮度保持を心がけます。
フィールドノート2月 露地野菜
東葛飾農林振興センター振興普及部
改良普及課北部グループ
上席普及指導員 寺田 豊
TEL 04-7162-6151
掲載日:平成20年2月1日
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