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更新日:平成22(2010)年7月29日
市原市におけるだいこんの夏まき秋どり栽培事例について紹介します。
だいこんは四季を通じて栽培されますが、特にこの時期は、暑さや降雨による品質低下が心配されるシーズンです。気象条件にあわせた栽培管理を心がけましょう。

耐暑性にすぐれ、生理障害に強い品種を選びます。
主な品種:献夏37(サカタのタネ)、夏つかさ「旬」(トーホク)、福誉(みかど協和)など
土壌病害が発生するので、連作畑は避けましょう。また土壌が硬く、排水不良のほ場は、障害を助長するため、緑肥作物の輪作等によりあらかじめ改良が必要です。
土壌病害の発生が激しく、輪作等では回避ができないほ場では、クロールピクリンにより土壌消毒を行います。また、キスジノミハムシ防除のためにフォース粒剤を、白さび病(わっか症)対策のためにリドミル粒剤2を土壌混和する。
施肥量が多いと葉が過繁茂となり減収する他、根部の曲がり発生の要因にもなります。適正な施肥を心がけましょう。
10aあたりの成分量は、窒素3kg、りん酸10kg、加里5kg程度です。

8月下旬播きは、銀黒サマーマルチ(45cm×27cm、2条)でマルチングします。シーダーマルチャーを利用することで、省力化ができます。9月上旬播きは、ろ地栽培(畦幅55cm×27cm)となります。は種はシードテープを用いると効率的です。
マルチ栽培、ろ地栽培のいずれも、本葉4~5枚展開時に間引きを行います。子葉に奇形のあるもの、葉色の濃いもの、生育の進みすぎや遅れているものを間引き、生育をそろえます。
間引き後、管理機で株元に土寄せを行います。土寄せが遅れると風雨で葉がまかれたり、曲がりの発生が多くなるため、なるべく早めに作業を行います。
コナガやアブラムシ防除のためにアファーム乳剤(収穫7日前まで)やハチハチ乳剤(収穫14日前まで)を散布します。播種時にリドミル粒剤2の処理を行わなかった場合は、間引き後20日以内にダコニール1000の散布を行います(収穫45日前まで)。また台風等の降雨後に高温が続く場合は、軟腐病の発生が懸念されるため、スターナ水和剤の散布を行います(収穫21日前まで)。
L(1,000~1,300g)から2L(1,300g)が収穫の適期です。は種後55~60日程度で収穫となります。抜き取っただいこんは、葉を10cm残して切り、洗浄後、規格別に分けて箱詰します。
10a当たりの収量は、サマーマルチ栽培の場合550ケース、ろ地栽培の場合700ケース程度です(1ケース:10kg)。
フィールドノート7月 露地野菜
千葉農林振興センター振興普及部
改良普及課 市原グループ
普及指導員 久保周子
TEL 043-300-0950
掲載日:平成20年7月1日
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