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更新日:平成22(2010)年7月29日

フィールドノート セル苗利用によるブロッコリー栽培について

1.栽培暦

栽培暦

2.栽培

(1)は種・育苗

セルトレイ(128穴用)に市販の園芸培土を均一に入れて、ブロッコリーの種は光を好むので各セルの中央に深さ5mm程度の穴を開けます。手では種してもよいですがコート種子は、は種板を用いて簡易に行うことができます。は種したら覆土を行い、たっぷりかん水し、新聞紙で被覆します。

は種後2日程度で発芽します。70%発芽したら、夕方に新聞紙を取ります。根鉢をしっかり作るため、角材か直管パイプなどを利用して地面との間に空間を作り、地面と接しないようにするのがポイントです。かん水は午前中に行い、夜間は乾き気味にします。かん水回数は天候によって増減し、晴れの日は1~2回/日、曇天であれば1回/日程度行うと良いでしょう(雨の日はかん水しない)。

葉色が淡くなったら液肥をかん注します。窒素が効きすぎると胚軸が伸びてしまい、倒伏してしまうことがあるので注意が必要です。市販の液肥を500~1,000倍で使うなどすると良いでしょう。

(2)定植

本葉3~4枚頃(は種後25日前後)、セル成型苗の根鉢ができたら、日中高温時を避け、夕方涼しくなってから定植します。

定植ほ場には、事前に堆肥などの有機物を施用し,基肥を施しておきます。基肥は10aあたり窒素18kg、りん酸30kg、カリ18kg(千葉県主要農作物等施肥基準による)程度です。排水の悪いほ場では湿害による生育遅れが懸念されるため、高畝にするか明きょを作ります。特に夏まきのこの作型では秋の長雨で湿害が発生しやすいため、排水対策がポイントとなります。

畝幅は60cm程度、株間は40cm程度が一般的ですが、早生種では狭く、晩生種は広めに作付します。連作地では根こぶ病が発生しやすいため、登録のある薬剤を定植前や定植時に使用すると良いでしょう。

(3)定植後の管理

  • ア.定植25日前後に追肥を行い、中耕・土寄せを行います。中耕を行うことで排水条件が良くなって湿害が減り、また土寄せすることで倒伏防止にも効果があります。追肥は10aあたり窒素成分で2~3kg程度にします。窒素を多く入れすぎると、花蕾腐敗病が発生する恐れがあります。この病気は春先に雨が多いと多発しますが、窒素過多でも多発するため注意が必要です。
  • イ.害虫ではコナガやアブラムシ、ハスモンヨトウが発生します。特にハスモンヨトウは卵塊で卵を産み一斉に孵化するので、被害が大きくなりやすいため、初期防除を徹底しましょう。
  • ウ.病害ではベト病や黒腐病などに注意が必要です。特に台風通過後などは、強風で傷がつき、その後の晴天で強い照り返しを受けた株は病害が発生しやすいため、予防のため殺菌剤を散布する必要があります。

3.収穫

硬くしまった花蕾を収穫します。葉を除去し、高さを15cm前後に切りそろえます。

フィールドノート8月 露地野菜
海匝農林振興センター振興普及部
改良普及課 旭グループ
普及指導員 大屋敷亮輔
TEL 0479-62-0334
掲載日:平成20年8月1日

よくある質問

このページに関するお問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話:043-223-2911

ファクス:043-201-2615

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