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千葉県農林総合研究センター 暖地園芸研究所


野菜・メロン研究室
Vegetable Crops and Melon Laboratory

294-0014 館山市山本1762 TEL:0470-22-2962 FAX:0470-22-2604




● 研究の基本方向 ●

 県南地域における野菜類の生産振興を支援するための試験研究を行っています。対象作物は、当地域で栽培の多い食用ナバナ、観光摘み取り用のイチゴ、レタス、インゲン、セロリ、パセリ、コゴミなどを主体に、温室メロン(隔離床周年栽培の純系アールスメロンと地床栽培のアールス系メロン)についても県下全域を対象に取り組んでいます。
 また、観光農業の新たな展開に対応して、観光・直売に適した野菜類の品種選定や生産技術の開発にも取り組んでいます。
 なお、食用ナバナとメロンについては、その有利性を発揮できる独自の品種開発も実施しています。

 試験課題は以下のとおりです。

  • 北海道イチゴリレー苗の栽培法の確立
  • 食用ナバナの品種特性の解明
  • 観光直売用夏どり「TLタカミ」メロンの栽培法の確立
  • サヤインゲンの品質向上技術の確立
  • 地床アールス系メロンの新品種の育成
  • レタスビッグベイン病抵抗性品種の選定
  • 根こぶ病に強い食用ナバナの品種育成
  • 臭化メチルを使用しない地床アールス系メロンの栽培法の確立
  • ちばエコ農産物」栽培の実証(サヤインゲン、食用ナバナ、オクラ)


● 現在の主な取り組み ●

画像をクリックすると、大きな画像が見られます。


レタス  暖地特産野菜の品質向上技術の確立

 サヤインゲンの品質向上試験や現地に適したレタスビッグベイン病抵抗性品種の選定など、県南地域農業の発展を目指し、暖地特産野菜の栽培に関する様々な試験に取り組んでいます。

[写真] 館山市で実施しているレタスビッグベイン病抵抗性品種の選定試験


イチゴリレー苗  北海道イチゴリレー苗の栽培法の確立

 冷涼な北海道で育苗されたイチゴリレー苗は、炭疽病が出にくいクリーンな苗です。しかし、花芽分化が不揃いなため年内収量が少ないという欠点があります。そこで、花芽分化が揃った高品質なリレー苗を栽培するための試験を行っています。

[写真] 北海道で増殖中のイチゴ苗


アクアクイーン  メロンの新品種育成

 大きくてネットの美しい高級温室メロンの新品種「アクアクイーン」、世界初の巻きひげのないメロン「千葉TL」を育成し、日本園芸生産研究所と共同で巻きひげのない「TLタカミ」メロンを発表しました。
 現在は大果、高糖度で果肉の厚い地床アールス系メロンの育成に取り組んでいます。

[写真] 隔離床栽培の「アクアクイーン」


食用ナバナ  食用ナバナの新品種の育成及び主要品種の特性解明

 産地では根こぶ病の発生が問題となっていますが、最先端のDNA判別技術を活用し、根こぶ病に強く、形質の優れた優良品種の育成に取り組んでいます。
 また、主要品種と新品種の播種期別の品種特性の解明を行っています。


[写真] 食用ナバナ栽培試験


メロン  臭化メチルを使用しない地床アールス系メロンの栽培法の確立

 オゾン層の破壊物質として問題となった臭化メチル剤は、農業用で広く土壌消毒に使われていました。臭化メチルを使用しないと、メロンではえそ斑点病やネコブセンチュウなどが問題となります。産地に適合した優良なメロンえそ斑点病抵抗性品種の選定と、代替薬剤の安全な使用法、根域制限栽培の可能性を探ります。

[写真] メロンえそ斑点病抵抗性品種の選定




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