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報道発表資料

更新日:平成28(2016)年7月16日

病害虫発生予察特殊報(ナスコナカイガラムシの発生(ナス)について)

発表日:平成28年7月15日

千葉県農林総合研究ンター
電話:043-291-6077
(病害虫防除課)

平成28年5月下旬,県北東部の施設栽培ナスにおいて,コナカイガラムシの一種が見つかりました。

そこで,農林水産省横浜植物防疫所に種の同定を依頼したところ,本県では未確認のナスコナカイガラムシであることがわかりました。

この虫は,ナス科のほかキク科,マメ科,アブラナ科など広い範囲の植物に寄生し,生育阻害や,排泄物により,葉や果実が汚れ,商品価値が低下します。

このため,7月15日付けで病害虫発生予察特殊報(注)を発表し,関係機関・生産者等に注意喚起しています。

(注)病害虫発生予察特殊報:植物防疫法に基づき発出される病害虫の発生に関する情報で,県内で新規に有害動植物を発見した場合,又は重要な有害動植物の生態及び発生消長に特異な現象が認められた場合に農林総合研究センター長が発表する。

1.ナスコナカイガラムシとは

白いロウ物質の粉で体表が覆われたコナカイガラムシの一種です。海外では,北南アメリカ大陸のほか,ハワイ,ミクロネシア,南アフリカなどに分布しています。寄生範囲は幅広く,ナス科,キク科,マメ科,アブラナ科など30科に及ぶとされています。

国内では平成15年に高知県で初めてピーマン,シシトウ,ナスでの発生が報告され,その後,長崎,愛知,茨城など,これまでに12府県で特殊報が発表されています。

ナス

ナスコナカイガラムシ

 

 

 

 

 

 

写真左から,ナス果実上の成幼虫,ナスコナカイガラムシ成虫と幼虫

2.本虫の特徴

  • 雌成虫の体長は3~5mmで長楕円形です。体色は灰色で,体表は白色粉状のロウ状物質で覆われています。
  • 年間に数世代を繰り返し,年間を通じて発生します。

詳細は,下記リンク平成28年度病害虫発生予察特殊報第3号の5を参照

3.防除対策

  • 現時点では登録農薬はないため,見つけ次第捕殺するか,発生部位を除去します。
  • 本種は寄生範囲が広いため,施設内外の除草を徹底します。

詳細は,下記リンク平成28年度病害虫発生予察特殊報第3号の6を参照

4.周知先

市町村,県農業事務所,農業協同組合,農業共済組合,県病害虫防除員等指導者を通じて生産者に通知

5.その他

 本県を含め,既発生県では,無農薬栽培や天敵を導入した減農薬栽培での確認が多く,野菜等の減農薬栽培では特に注意が必要です。

平成28年度病害虫発生予察特殊報第3号,ナスコナカイガラムシの発生について(ナス)(PDF:110KB)

(参考)本県における過去3年間の特殊報発出状況
  • 平成28年度,第2号,国内未記録種のヨコバイの発生について(ローズマリー)(平成28年7月7日)
  • 平成28年度,第1号,ハコベハナバエの発生について(ホウレンソウ)(平成28年6月10日)
  • 平成27年度,第1号,キウイフルーツかいよう病(Psa3系統)の発生について(平成27年6月11日)
  • 平成26年度,発出なし
  • 平成25年度,第1号,トマト黄化病の発生について(平成25年7月10日)

     

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    所属課室:農林水産部農林総合研究センター病害虫防除課

    電話番号:043-291-6077

    ファックス番号:043-226-9107

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