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報道発表資料

更新日:平成28(2016)年7月8日

病害虫発生予察特殊報(国内未記録種のヨコバイの発生(ローズマリー)について)

発表日:平成28年7月7日

千葉県農林総合研究ンター
電話:043-291-6077
(病害虫防除課)

平成28年5月下旬に県南部のローズマリー栽培地から,葉の黄化症状の報告があり,調査をしたところ,ヨコバイの一種が見つかりました。そこで,農林水産省横浜植物防疫所に種の同定を依頼したところ,この度,国内未記録種(注1)であることがわかりました。なお,農作物被害を確認したのは,国内初になります。

この虫は,ローズマリーのほかシソ科のハーブ類にも寄生し,株を枯死させることもあるとされています。このため7月7日付けで病害虫発生予察特殊報(注2)を発表し,関係機関・生産者等に注意喚起しています。

(注1)国内未記録種:国内での発生を確認した文献がない種のこと。

(注2)病害虫発生予察特殊報:植物防疫法に基づき発出される病害虫の発生に関する情報で,県内で新規に有害動植物を発見した場合,又は重要な有害動植物の生態及び発生消長に特異な現象が認められた場合に農林総合研究センター長が発表する。

1.ヨコバイとは

ヨコバイはセミやカメムシの仲間で,植物の汁液を吸います。日本にも多くの種が分布していますが,本種はヨーロッパ原産で,アメリカへも侵入しています。海外ではローズマリーのほか,セージ,タイム,ミント,ラベンダーなどシソ科ハーブに寄生することが知られています。

ローズマリー被害葉

ヨコバイ

 

写真左から,葉の被害,成虫(2.2~3mm)原図:横浜植物防疫所

2.本虫の特徴

成虫は体長2.2~3.0mmで細長く,軟弱です。体色は黄緑色で前翅に褐色で縁取られたまだら模様が多数あるほか,頭部に5対(10個)の黒色のまだら模様があります。

詳細は,下記リンク平成28年度病害虫発生予察特殊報第2号の6を参照

3.防除対策

  1. 農業用の防虫ネットで覆い,侵入を防止する。
  2. 被害が大きい場合は,株ごと処分する。
  3. 施設栽培で発生が少ないときは,黄色粘着板を設置し捕獲する。

4.周知先

市町村,県農業事務所,農業協同組合,農業共済組合,県病害虫防除員等指導者を通じて生産者に通知

5.その他

 本種と疑わしい個体及び被害を見つけた場合は,農林総合研究センター病害虫防除課に連絡してください。

 

平成28年度病害虫発生予察特殊報第2号,国内未記録種ヨコバイの発生について(ローズマリー)(PDF:114KB)

(参考)本県における過去3年間の特殊報発出状況
  • 平成28年度,第1号,ハコベハナバエの発生について(ホウレンソウ)(平成28年6月10日)
  • 平成27年度,第1号,キウイフルーツかいよう病(Psa3系統)の発生について(平成27年6月11日)
  • 平成26年度,発出なし
  • 平成25年度,第1号,トマト黄化病の発生について(平成25年7月10日)

     

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    お問い合わせ

    所属課室:農林水産部農林総合研究センター病害虫防除課

    電話番号:043-291-6077

    ファックス番号:043-226-9107

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