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更新日:令和5(2023)年8月1日

専門看護師・認定看護師

専門看護師

急性・重症患者看護専門看護師3名

認定看護師

  • 救急看護認定看護師1名
  • 集中ケア認定看護師1名
  • 感染管理認定看護師1名
  • 皮膚・排泄ケア認定看護師1名
  • 慢性心不全看護認定看護師1名
  • 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師1名

現在9名の専門看護師・認定看護師がおり、それぞれの分野の専門的視点から院内教育やリスクマネジメント等を通して協働して看護の質向上を目指しています。

専門・認定看護師からの一言

急性・重症患者看護専門看護師

看護師辻

急性・重症患者看護専門看護師は現在3名おり、1名は看護局に所属し組織横断的に活動を行っています。他2名はICU-C・ICU-ABに所属し実践を通して看護師の教育や患者・家族に必要なケアが円滑に行われるよう実践・調整を行っています。

私は2015年に急性・重症患者看護専門看護師として認定され、ICUで勤務しています。

当院は救急医療施設であり、生命の危機的状況にある患者さんが多く搬送されます。患者さんの声にならない声を汲み取り、患者さんの生きる力や家族が互いに支え合う力を最大限引き出していけるよう、日々試行錯誤しながらICUスタッフと共に看護実践に取り組んでいます。また、生命の危機的状況化でもその人らしさやQOLを大切にしていきたいと思います。(辻守栄)

救急看護認定看護師

看護師加藤

救急看護認定看護師は、救急搬送された重症患者や急激な病状の変化を起こした患者さんに対しての生命危機に対する即応性としてのケア、意識・呼吸・循環の安定化を図り、生命危機を見逃さない予測性を持ったケア、回復期を踏まえた準備性のあるケアなどの看護実践を行っています。また、揺れ動く患者さんのお気持ち、ご家族への心に寄り添いながら回復への支援をしています。指導面では、心肺蘇生法をもとに、患者急変に強くなる看護師の育成などを行い、チーム医療を促進しています。(加藤弘美)

集中ケア認定看護師

看護師菅沢

集中ケア認定看護師は、生命の危機状態にある患者さんの病態変化を予測し重篤化を予防し、早期に機能回復ができるように看護を提供することを役割としています。

当院では突然の事故や病気の発症によって、心身ともにクリティカルな状況にある患者様・ご家族が多数来院されます。高度救命救急センターという特性から、患者様は自ら病院を選択し受診するのではなく、救急車で搬送され来院されます。初対面の私たちに身をゆだねざるを得ない状況に置かれ、入院生活を余儀なくされることは、どんなにか不安なことと思います。そのような状況で病と向き合い、健康を取り戻そうと頑張る患者様の力になれるよう寄り添い、健康を取り戻しその人らしい生活が送れるよう「私たちにしかできないことがある。すべては患者様のために。」という信念をもって、病棟のスタッフとともに日々奮闘しています。(菅沢直美)

感染管理認定看護師

看護師岩田

センターに入職し、外科病棟、ICUの経験を経て2012年に感染管理認定看護師の資格を取得しました。感染管理認定看護師の専門的な知識と技術を用いて、主に感染防止技術の実践や指導、正しい感染対策を実践できる院内感染対策マニュアルの改訂、職員への感染防止教育、コンサルテーション等を実践し、救急医療センターを利用する人々を医療関連感染から守り、安心・安全に過ごせるよう日々活動しています。(岩田浩幸)

皮膚・排泄ケア認定看護師

看護師今関

2013年に皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得し、現在は看護師長として働きながらWOCとしても組織横断的活動をしています。クリティカル領域の患者さんの皮膚は脆弱であり、皮膚障害発生のリスクが高いためその予防的スキンケアに力を入れています。また、ストーマケアを必要とする患者さんも増えており、限られた入院期間の中で患者さんがストーマセルフケアを習得し、安心して退院できるよう支援しています。どんな時にでも「患者さんのために・・・」を一番に考え、看護ケアを提供できるように心がけています。(今関加奈子)

慢性心不全看護認定看護師

看護師佐藤

慢性心不全看護認定看護師は、近年増加傾向にある心不全の患者さんへ支援を行っています。心不全は悪化による入退院を繰り返すことも多く、心不全をコントロールしながら日常生活を送っていく必要があります。自宅でのよりよい生活を目指して、心不全を管理するための方法を一緒に考え、実践できるように関わっています。また身体の倦怠感や呼吸困難感など様々な症状を有するため、苦痛が軽減できるよう看護しています。

現在は心臓リハビリテーションも実施しています。心臓リハビリテーションは心不全の悪化予防や症状の緩和、運動機能の向上など様々な効果が期待されています。病気や入院による影響は大きいものであり、少しでも良い状態で退院し自宅生活が送れるよう、心臓リハビリテーションを行うことで支援していきます。(佐藤千春)

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

看護師並木

脳卒中患者の増加とともに、近年、脳卒中その中でも脳梗塞の治療は日々進歩を続けています。当院でもrt-PAや血栓回収などの治療が行われていますが、治療の進歩に並行するように看護の質向上も求められています。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師として急性期の重篤患者回避のためのケアが実践できるように看護スタッフへの指導や相談を行っています。また患者さんがスムーズに回復過程に進めるように、合併症予防や早期リハビリテーションを実践できるようにチームで取り組んでいきます。(並木亜希子)