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更新日:令和4(2022)年4月13日
看護局では、『365日 24時間、患者さん中心の看護を実践する。』ことを理念とし、重篤で複数の診療科領域にわたる患者さんに対して、その人らしさを尊重した看護を提供していくことを目指しています。また、突然の発症や受傷により動揺されているご家族に寄り添い、支援していくことを心がけています。
看護師教育は、救急専門病院として質の高い看護を提供するため、アセスメント能力の向上を重視したクリニカルラダー別研修を実施しています。新人看護師教育については、基本的技術や知識の習得に向けてシミュレーションを多く取り入れた研修を企画・実施しています。
当センターは災害拠点病院の指定を受けており、多数傷病者受け入れ訓練を毎年実施するとともに、DMAT隊員養成にも力を入れています。また、千葉市の防災ヘリで医師とともに救急患者のもとへ向かうDPU(ドクターピックアップ)の看護師(フライトナース)を育成し、活躍しています。
チーム医療を推進するための、キーパーソンとしての役割を果す人材として、専門看護師や認定看護師の育成を計画的に行っています。現在、急性・重症患者看護専門看護師3名、認定看護師は7分野(救急看護・集中ケア・脳卒中リハビリテーション看護・慢性心不全看護・皮膚、排泄ケア・感染管理・手術室看護)7名が院内横断的に活動しています。
緊急度・重症度の高い状況だからこそ、きめ細やかな観察と支援を心がけています。
今後も、多職種と連携したチーム医療を提供するなかで、患者さんとご家族に寄り添い、その人らしさを尊重した看護に努めていきます。
看護局長 金敷美和