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更新日:令和5(2023)年1月31日
高度救急救命センターという性格上、当科は重症患者の救命救急医療を目的とした緊急手術の比率が高い(毎年50~60%)ことが特色です。先天性心疾患以外すべての成人心臓血管外科領域に対する外科治療が可能です。
近年、高齢化や生活様式の欧米化に伴い、心血管疾患は増加しています。心臓血管外科手術の重要性が高まる中、患者さんの救命を第一に考え、さらにより早期の回復、退院後の生活の質(QOL)の向上を得られるように、最適な治療の提供を心懸けています。大動脈やその分枝の疾患あるいは外傷性損傷に対するステントグラフト治療という新しい低侵襲な治療法も導入し、高度医療の実践を進めています。
循環器疾患は循環器科と、外傷性損傷は外傷治療科とチームを組み、また術後管理は麻酔科・集中治療科と協力しあいながら、個々の患者さんに見合った最善の治療をめざしています。他科との連携が緊密であることは当センターの特色の一つです。
急性A型大動脈解離に対する上行弓部大動脈人工血管置換+オープンステントグラフト内挿術
胸腹部大動脈瘤に対するハイブリッド手術(開腹腹部分枝再建+血管内治療)