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更新日:平成31(2019)年1月28日

【障害者陸上】one's Para Athlete Club|千葉県から世界へアスリートを輩出するスポーツクラブ特集

千葉県から、世界の夢の舞台で活躍する選手を育て、選手により良い練習環境を提供するために日々取り組む、県内のスポーツチームやクラブ、各種団体をご紹介します。

今回は、知的障害者、身体障害者を問わず、県内から選手達が集い活動する、陸上競技アスリートクラブチーム「one's Para Athlete Club」(ワンズパラアスリートクラブ)です。

one's Para Athlete Club~厳しくも楽しく、一生懸命になれる仲間たちが集う障害者陸上クラブチーム~

クラブの特徴

身体・知的を問わず、障害者アスリートが集う陸上競技クラブチーム「one's Para Athlete Club」。現在、20名程度のメンバーが集い、県内複数拠点を練習場として活動しています。

設立の経緯、スタッフ体制

代表の下稲葉耕己さんは、特別支援学校の教諭としての教育活動やガイドランナー(視覚障害を持つ選手の伴走者)の活動を通して、障害を持つ生徒のアスリート育成に関わるようになりました。2015年4月に立ち上げたばかりの新しいクラブチームですが、全国大会でも多くの優勝者を輩出し、世界標準の選手も在籍しています。指導は下稲葉代表が中心的に行い、練習場提供のサポートを受けている順天堂大学のほか、浦安市運動公園陸上競技場や国府台陸上競技場(市川市)などが主な練習拠点です。

ワンズで活躍する注目選手

one's Para Athlete Club(ワンズ)には、千葉県強化選手にも指定されている注目選手が数多く在籍します。倉本翼選手は、専門種目を短距離とする新進気鋭の19歳。2016年11月のいわて大会(全国障害者スポーツ大会)では4×100mリレー(知的障害)のアンカーを務め、千葉県チームを2位に大差をつけた圧勝に導くなどの活躍を見せたところ。来年5月、タイのバンコクで行われるINASグローバル競技大会日本代表にも決定しています。高校2年生の折原巧真選手も急成長を見せる期待の選手で、高校2年生ながら最年少で同大会日本代表の候補に挙がっています。いわて大会では100m、200mで2冠達成。200mでは大会新記録も叩き出しました。東京2020パラリンピックに向けて意識を傾け、日々の練習に取り組む彼らの活躍から目が離せません。

折原選手(左)と倉本選手(右)。2016年11月12日~13日、静岡で行われた日本代表合宿にて

全国障害者スポーツ大会(いわて大会、2016年10月22日)でのダイナミックな跳躍を見せる松本選手

松本春菜選手は現在大学4年生。弱視の障害を持ち、走幅跳を専門種目としています。いわて大会では100mでも大会新記録を出すなど、冠たる成績を収めています。走幅跳では世界ランクでも上位に食い込む力がありながら、リオパラリンピックでは該当障害クラスの種目がなく出場は叶いませんでしたが、今後、東京大会の開催種目との兼ね合いがどうなるか、気になるところとなっています。下稲葉代表は、学校の部活動の教え子として松本選手に出会ったことが、現在こうしてクラブチームを立ち上げ、選手の本格的な育成にのめり込むきっかけとなったと語ります。

下稲葉代表にうかがう、ワンズにかける想い

下稲葉代表に、ワンズの活動にかける想いをうかがいました。

障害者スポーツの価値や楽しさを知ってほしい

「これまで、障害者スポーツの価値というのは、あまり注目されてこなかったと思います。東京五輪・パラ開催が決まったからではなく、純粋にやっていて楽しいし競技性もある。そこを多くの人に知ってもらいたいと思っています。私自身も、指導にあたって楽しいというのが、正直なモチベーションです。」

「特別支援学校の現場で必要だったというきっかけもあり、ガイドランナーとして障害者アスリートを支える活動も長らくやっていますが、経験した一番大きな大会はロンドンパラリンピックでした。ガイドランナーは例えばドーピング検査もありますし、まったく選手と同じ扱いを受けます。パラアスリートとも深くつながりますし、ガイドランナー同士もお互いを仲間と思っています。これはとても嬉しいことです。アスリート達が一体となって取り組む喜び、この特別な思いを多くの人に経験してもらえたらとも思います。」

「現在、練習拠点として順天堂大学を借りていて、大学OBの教師にもワンズの活動に関わってもらっていますが、今後、学生にも活動の輪が広がっていくとよいと思っています。学生のうちから障害者アスリートと交流を持てることは、その後のキャリアにおいてもかけがえのない経験になります。障害者スポーツ指導員資格の取得にも有効ですし、何より、実際に触れ合うという機会が、指導する側にとっても絶大な学びとなるからです。」

厳しくも楽しく、目標達成できるコミュニティに

「ワンズに集まるメンバーの目的はいろいろ。部活だけではもの足りない、もっと専門的に練習して強くなりたいという人から、学校卒業後も競技を続けたい、生活のリズムづくりや余暇として参加したい、など。もちろん、アスリートクラブなので、目標を持って自己を向上させていく選手を育てたいし、志を持った選手が集まる場所にしたいです。ただ、厳しい中でも、楽しい雰囲気の中で共に目標達成ができる、そんなコミュニティにしていきたい。一生懸命になれるメンバーであれば責任持って面倒見たい!と思っています。皆、メンバーは純粋で、逆に自分が学ばせてもらうことが多いのですがね。」

 

クラブ概要

練習日・拠点

入会条件
  • 身体障害者手帳もしくは療育手帳をお持ちの方で、言語指示を理解し、集団行動に支障がない方。
練習拠点
  • (1)浦安市運動公園陸上競技場(浦安市舞浜2-27。JR京葉線「舞浜駅」から徒歩10分)
  • (2)順天堂大学(印西市平賀学園台1-1。京成「酒々井駅」から徒歩20分)
  • (3)国府台陸上競技場(市川市国府台1丁目6-4市川市スポーツセンター内。JR市川駅からバス利用もしくは京成国府台駅から徒歩10分)
練習日
  • 月10~13回程度(平日2回、土日祝日の組み合わせ。月初めに月別予定表を発表)
会費制度
  • 指導料無料(運営のための寄付金は常時募集)

以上、平成28年11月時点での情報。詳細は以下の団体連絡先までお問い合わせください。

連絡先

one's Para Athlete Club

障害者陸上に興味のある方、運営や指導に協力していただける方を随時募集しています。以下のメールアドレスからご連絡ください。

ones_para_a_c@yahoo.co.jp

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よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部体育課スポーツ推進室 オリンピック・パラリンピックアスリート強化・支援班

電話番号:043-223-4101

ファックス番号:043-221-6682

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