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更新日:平成31(2019)年1月28日

「市原市交流ボッチャ大会」開催レポート、リオ出場廣瀨選手、期待のアスリート藤井選手インタビュー(平成28年6月26日)

平成28年6月26日(日曜日)、アネッサ(市原市)にて、「市原市交流ボッチャ大会」が開催されました。本大会はパラリンピック競技であるボッチャの普及啓発、市民とリオ出場選手等との交流を目的として開催されました。

大会には、千葉県が「東京オリンピック・パラリンピックアスリート強化・支援事業」において強化指定選手として指定する3名が招待選手として出場。特に注目を集めたのは、リオ2016パラリンピック競技大会に日本代表として出場する廣瀨隆喜選手、千葉県強化指定選手の藤井金太朗選手と粥米利之選手により行われたデモンストレーション。世界レベルの投球を目の前に観客の興奮は最高潮となりました。リオ2016パラリンピック競技大会まであと2カ月余りとなったこのタイミングで、リオ出場が決定している廣瀨選手、また、2020年東京大会への出場も有望視される藤井選手にインタビューを行うことができましたのでご紹介します。

大会概要

  • 大会名:市原市交流ボッチャ大会
  • 主催:市原市交流ボッチャ大会実行委員会
  • 日程:平成28年6月26日(日曜日)
  • 会場:市原市姉崎保健福祉センター内(アネッサ)体育室(市原市)

大会風景

ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、他のボールに当てたりし、いかに近づけるかを競う。

ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツ。パラリンピックの正式種目。

会場に次々と集まる参加者やスタッフ

ユニバーサルなスポーツとして、老若男女、健常者や障害者問わず楽しめる競技。

参加者と一緒にチーバくんもスロー

運営を支えるボランティアスタッフ

千葉県が指定する特別強化指定選手インタビュー:廣瀨隆喜選手(リオ2016パラリンピック競技大会:ボッチャ日本代表選手)

廣瀨隆喜(ひろせたかゆき)選手プロフィール

市原ボッチャクラブ所属。BC2クラス。パラリンピックは北京(団体戦10位・個人戦14位)、ロンドン(団体戦7位・個人戦15位)に続き、3大会連続出場となる。日本ボッチャ選手権大会では過去6回優勝、個人としては最多を記録する。

リオ2016パラリンピック競技大会出場について

6月中旬、ポルトガルで開催された国際大会にてチーム戦優勝できたのは、リオに向けての良い流れとなった。課題も残るが、メダル圏内に入ったからには一番輝くものを目がけていきたい。パラリンピックは、北京、ロンドンに続き3回目の出場となるが、個人としてはこれまでパラリンピックにおいてメダル圏内に入ることができていない。今回のポルトガル遠征でもベスト8には入ったがメダルには及ばす。手ごたえは悪くはないが具体的な結果がついてきていないので、リオに向けて調整していきたい。

あらためてボッチャの魅力は~知的な駆け引きが魅力のスポーツ~

ボッチャでは、将棋やオセロように、2手、3手先を考える頭脳プレーが要される。複数投球によるラウンド(エンド)を重ねて構成されていて、エンド数はチーム戦で6エンド、個人戦で4エンドある。1エンドで負けていても、後半のエンドで逆転劇が始まったりするのは見物。技術面でも、ボールを転がすだけでなく、「ロビング」といって上から浮かせて投げ、ジャックボールに直撃させて間を広げるなどの技がある。選手の考え方や攻め方の特徴を観察するのもおもしろいはずだ。(写真は、千葉県の強化指定選手である粥米利之選手とのデモンストレーションマッチの様子。ミリ単位の駆け引きが勝敗を決する。)

日頃の練習環境について教えてください

毎週木曜午後は、今日この大会が行われているアネッサにて、日曜は市原市内の別の公共施設で、週2回、市原ボッチャクラブとしての練習を行っている。平成14年、5人からスタートした団体だが、今では30名近くが所属するまでになった。東京のチームNobleWingsにも所属しており、参加できるときは東京でも練習している。東京では、同じ障害クラスで日本選手権上位の選手も所属しているので、いろんな作戦や戦術を考るのに有効。個人で練習できる施設を借りるのはなかなか難しいのが現状であり、団体として拠点を確保し、練習時間を作り出している。

廣瀨さんの存在が競技の普及に大きな影響を与えているのでは

ボッチャという競技自体、まだあまり知られていない状況がある。パラリンピックに出るということ、自分が3大会連続出場するということで、メディアの取り上げが増すのは、より多くの人に知ってもらうことにつながるはず。実際、今回の出場にあたり、代表発表はいつなのかという関心、地元での応援の動きもこれまでに比べて早かった。ボッチャは知らなくても私を知っている、私を知らなくてもボッチャを知っている、どんな形でもいい。競技への認知が徐々に広まっている実感、これがより一層拡大していけば嬉しい。(写真は、激励の花束を受けてリオに向けた抱負を語る廣瀨選手)

千葉県が指定する特別強化指定選手インタビュー:藤井金太朗選手

藤井金太朗(ふじいきんたろう)選手プロフィール

市原ボッチャクラブ所属。BC4クラス。東京2009アジアユースパラゲームズ日本代表主将。日本ボッチャ選手権大会を弱冠19歳で制覇。インチョン2014アジアパラ競技大会ボッチャ日本代表。今後の国際舞台での活躍が期待される。

現在の自身の成長をどのように考えていますか

5月中下旬、ドバイで開催された国際大会のペア戦で銅メダルを獲得できた。個人戦では疲れ切ってしまい、守りに入ってしまった結果、相手のペースにのまれて負けてしまった。どうやって相手にプレッシャーを与えるか、自分のペースにもっていけるか、体力だけでなく、集中力を切らさず、強い精神力を鍛えねば勝てないと実感した。

2020年に向けた具体的な目標は
これまで右下投げを基本にやってきたが、この投球だと疲れが出てくる。今はフォームを変え、浮き玉の投球で持続性を持たせるトレーニングを行っている。日本選手権の本戦が秋以降にやってくるので、まずはそこで試して自信をつけたい。リオが終わるとすぐに次のパラリンピックに向けたポイント稼ぎが始まるので、東京に向けて着実に完成させていく。

2020年、開催国枠があるから出場できるというような結果では満足できない。ポイントをしっかり稼ぎ、実力を十分に伴った形での出場でなければ意味がない。現在、世界でのポイントのランクは30位代なので、これをどこまで上げられるか。メダル射程となるには、相当な緊張感の中で日々研鑽している世界のライバルと張り合わねばならず、強豪国のタイと香港の選手を倒すべき相手と思っている。彼らに勝つまでは絶対に競技をやめられない。

競技選手としての日常、考えることなど教えてください

現在、平日は仕事で難しいが、週末は市原ボッチャクラブやNobel Wingsの練習に取組み、イベントに出たりなどしている。仕事後に自宅でのトレーニングや体のケアも欠かさない。
ボッチャの国内シーズンは、11月から1月頃にかけて行われる日本選手権を中心に展開される。千葉県大会は9月頃開催される。年間通して全日本の合宿があり、海外遠征もある。移動や宿泊など、自費で賄う部分も少なくない。今年は北京、モントリオール、ドバイと3カ国の遠征があったので費用面でも苦労が多かった。
ボッチャは、他競技に比べるとまだスポンサーも多くない。競技生活をより良いものにしていくには、そうした環境も改善していく必要があるし、そのためには、廣瀨選手のように、世界の舞台で活躍し、競技はもちろん、アスリートとしての魅力を自ら発信していくことが必要だと思っている。自分は生まれ育ちも市原市。いつか、世界ランク上位の海外選手を呼んで、千葉で交流試合などできたらよい。海外の選手が来るだけで雰囲気が変わる。その空気感を地元でも味わってもらえたら、より競技の普及につながると思う。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部体育課スポーツ推進室 オリンピック・パラリンピックアスリート強化・支援班

電話番号:043-223-4101

ファックス番号:043-221-6682

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