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更新日:平成26(2014)年7月7日

防災キャンプ推進事業(平成25年度文部科学省委託事業)

お知らせ

  • 平成26年4月4日防災キャンプ「生活体験学校」報告書(PDF:986KB)を掲載しました。
  • 平成26年2月14日防災キャンプフォーラムは、明日(2月15日)予定どおり実施します。※交通状況により開始時刻を遅らせる場合があります。
  • 平成25年12月26日
    防災キャンプフォーラムのイベント告知ページに参加募集チラシを掲載しました。
  • 平成25年12月4日
    防災キャンプフォーラム(平成26年2月15日(土曜日))の参加者の募集について
  • 平成25年8月19日(月曜日)から8月25日(日曜日)の6泊7日で防災キャンプ「生活体験学校」を実施しました。

千葉県教育委員会では、平成25年度文部科学省委託事業「防災キャンプ推進事業」を受託し、8月19日から25日(6泊7日)の日程で、防災キャンプ「生活体験学校」を実施しました。

平成26年2月15日には、防災キャンプの普及・啓発を目的とし、千葉県教育会館大ホールにおいて、防災キャンプフォーラムを実施しました。

防災キャンプ「生活体験学校」

水道や電気、ガスなどのライフラインがストップした避難所生活を想定し、薪による野外炊事を中心とする生活体験と、防災プログラムを行う6泊7日の生活体験学校を実施しました。参加した子どもたちは、「前向きに物事を考えられる」「人のために何かしてあげるのが好き」など、「生きる力」が向上しました。(IKR「生きる力」調査結果から)

事業報告

概要

  1. 日程:平成25年8月19日(月曜日)~25日(日曜日)
  2. 会場:千葉県山武市蓮沼スポーツプラザ
  3. 参加者数:山武市内在住の小学5年生から中学3年生の23名

実施プログラム

区分

午前

午後

1日目

  • 開校式・仲間づくり
  • 昔の生活を知ろう
  • 箸づくり
  • 寝どこづくり

2日目

  • 防災運動会
  • 災害はいつ起きる
  • シャワーづくり

3日目

  • 町に災害が起きたら
  • こんなところにこんなもの
  • 火おこし~たき火

4日目

  • 洗濯
  • 危険個所マップづくり
  • 危険個所発見
  • 聞き取り調査
  • 目指せ星座博士

5日目

  • ロープワーク~テント設営
  • けがした人を見つけたら
  • 昔の人のすごいところ

6日目

  • 人と食べ物~伝統食づくり
  • 夕食メニューを考えよう(創作料理)
  • キャンプのまとめ

7日目

  • まとめの発表
  • 作文
  • 後片付け
  • 閉校式
 

参加者の声

  • この防災キャンプで大変だったことは、意外と身近なもので、靴をしっかりそろえるとか、お皿をしっかり洗ってふくとかなどのことでした。かまどの火やロープワークで学んだことは、今後の生活にしっかりと役立てられると思います。
  • 飯ごう炊さんが大変だったけど、頑張った。自分のご飯は自分で作らなければ食べられないということを知って、仲良くやればとても楽しいから頑張った。
  • 学校で地震にあってもすぐに机の下にかくれられるように、引き出しやロッカーの中の整とんをしておく。学校の友だちに災害が起きた時にどうすればいいか教えてあげたい。
  • 実際に避難所で生活するとなったとき、私にできることはみんなに元気をわけてあげたり、ご飯を作ってあげたり、お年寄りのめんどうや、けがをした人をなおすことです。

防災キャンプフォーラム

千葉県防災キャンプ「生活体験学校」の実施報告の他、北海道教育大学教授佐々木貴子氏による基調講演、防災教育に係るパネルディスカッションを実施しました。

日程

平成26年2月15日(土曜日)13時30分から16時30分

会場

千葉県教育会館大ホール

千葉市中央区中央4-13-10(tel:043-227-6141)

内容

基調講演:「防災・減災は日常の生活体験から」講師:北海道教育大学教授佐々木貴子氏)

佐々木教授は、「いざは普段なり」をキーワードに、日常生活で心掛けたいことについて、幼少期におけるご自身の体験談を交えながらお話いただきました。

1.整理整頓することが大切

「明日の授業の準備をランドセルの中にしっかりとしておくこと、明日の着替えを枕元にしっかり用意しておくこと」など整理整頓は自分の命を守るためにする。明日の学校の準備ができない子どもは避難時の荷物の準備もできない。いざと言うとき、整理整頓する力が大切。

2.近所の人と挨拶を交わすことが大切

阪神淡路大震災の時、つぶれたアパートから一人暮らしの女子学生が救出された。日頃から近所のおばあちゃんと挨拶を交わすなど顔見知りだったため、心配したおばあちゃんたちに発見、救助された。いざという時、そばにいる人とつながっていることが大切。自分の命を守るための挨拶と考えてはどうか。

3.普段から備えることが大切

巨大地震がいつ来るか、いつ来るかと怯えながら生活するのではなく、もし起きたらどうなるか、その時に向けてどのような準備ができるかを考えながら生活することが大事。キーワードは「いざは普段なり」。

4.自分の命は自分で守る

家庭は自分の命を守るための基本的なしつけをする場。家庭では、普段からリスクを想定したイメージ訓練、もしもを考えた行動を行うことが大切。自分や家族の命が守ることができたら、今後は向こう三軒両隣。

実施報告:「千葉県防災キャンプ『生活体験学校』の事例から」

1.子どもたちの生きる力が向上

国立青少年教育振興機構による「IKR評価用紙(簡易版)」を使用し、参加した子どもたちの生きる力の変容調査(事前・事後・追跡)を行ったところ、生きる力に向上が見られた。また、子どもたちの自助・共助に対する意識が高まったことが伺えた。

2.防災キャンプ「生活体験学校実施上のポイント
  • 薪を使った野外炊事16回
  • 調和のとれたプログラム(技術・知識・実習・グループ構成など)
  • 伝承者と次代の担い手、つなぎ手の三世代による異世代交流
  • 県と市の共催による事業運営

パネルディスカッション:「子どもたちの『生き抜く力』を育む体験活動」

コーディネーター:北海道教育大学教授 佐々木 貴子 氏

パネリスト:袴田 忍 氏(前千葉県子ども会育成連合会副会長)

鈴木 介人 氏(八千代市立みどりが丘小学校学校支援委員)

坂本 研介 氏(生活体験学校スタッフ)

ディスカッションの最後に、各パネリストから「今、私たちが子どもたちのためにできること」についてコメントいただきました。

袴田氏から

子どもたちの生き抜く力を育むには、体験させること、そして、子ども会活動や自然の中での遊び体験などを企画させること。子ども会としての課題はジュニアリーダーを育成していくこと。

鈴木氏から

八千代市の防災キャンプをとおして感じたことは、子どもたちの生き抜く力を育むには自分でできることは自分ですることが大事だということ。また、避難所に指定されているからといって、その避難所にすべてそろっていると考えるのは間違い。「自分たちでできることは自分たちで行うこと」を体験する機会を継続し、子どもたちに提供し続けていくこと。

坂本氏から

防災キャンプ「生活体験学校」のスタッフとして感じたのは、子どもたちの生き抜く力を育むには、参加した子どもたちにすべてを教えてしまうのではなく、子どもたち自身にやらせ、考えさせ、それらから気づく機会を取り入れること。

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お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部生涯学習課社会教育振興室社会教育施設班

電話番号:043-223-4168

ファックス番号:043-222-3565

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