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更新日:令和2(2020)年11月25日
ページ番号:313096
会場となった県立野田中央高等学校は、「特進クラス」や「全国レベルの部活(レスリング:インターハイ3位、弓道:県大会6位[平成28年度])」があり、「社会人教育」「心の教育」に力を入れているなどの特色があります。この日は、野田市内3つの高等学校と11の中学校の生徒が集まり、グループ別討議を行いました。詳細は以下のとおりです。
平成29年8月3日(木曜日)9時から12時
県立野田中央高等学校
県立野田中央高等学校(6名)、県立清水高等学校(4名)、県立関宿高等学校(4名)、野田市立第一中学校(2名)、野田市立第二中学校(2名)、野田市立東部中学校(2名)、野田市立南部中学校(2名)、野田市立北部中学校(2名)、野田市立福田中学校(2名)、野田市立川間中学校(2名)、野田市立岩名中学校(2名)、野田市立木間ケ瀬中学校(2名)、野田市立二川中学校(2名)、野田市立関宿中学校(2名)
グループ別討議では3つのテーマについて話し合い、討議内容を模造紙にまとめ、みんなの前で発表しました。意見交換の概要については下記のとおりです。
シャンプーやリンスのボトルの凹凸に代表されるユニバーサルデザインの候補を自分達も考えてみた。
「電車の乗降口からプラットホームにニョキッと伸びる橋渡しの板」
「ガードレールのさらに上についている手すり」
「音が聞こえなくてもバイブレーションで気が付く災害通報機能付きの腕時計」
これらを必要としているのは障害を持っている人だけに限らない。怪我等でたまたま眼帯やギブスをしている人をはじめ生活の中で困り感を抱えている人、様々な文化・言語・年齢・性別などで不便を感じている人がいる。
障害について学ぶ機会がもっと欲しい。目隠しをしてわかることもある。理解を深めることができる。
目的・使途を明示した募金活動も展開したい。
2020年には東京パラリンピックがある、障害のある人とない人の壁をなくしたい。
「学ぶ=学校の勉強」だけではないようだ。
自分の将来のために知識や技術を「学ぶ」と思っていたが、生きる、世界に目を向ける、など広い視野が必要なことがわかった。
隣にいる人だけでなく世界中の人々とコミュニケーションをとり、お互いに相手を理解し尊重することが、食糧不足や病気の蔓延、国家間の紛争を抑止し、結果的に人類の英知を次の世代に伝えることにつながる。
「自身の未来は世界の未来」という考え方を持つことが必要。
なぜ学ぶのかという難しい議題について、グループのみんなで考えることができたことが今日の一番の成果かもしれない。
多くの場合、お祭りなど地域の行事に学校の生徒として参加している。地域との連携に消極的な生徒も多くいる。確かに清掃のボランティアなどは正直やりたくないが、ゲーム的要素で競争したり、作業後のバーベキューなど楽しみを用意したり、文化祭は「どうせ誰も来ない・・・」ではなく「いやお客さんに来てもらおう」、運動会も地域の方に応援賞投票券を配付したり、生徒達を地域との連携に対して前向きにする方法はあるはず。
宣伝活動は重要、今日もパンフレットを配布されなければ2020年東京パラリンピックで、千葉県で実施する競技が何かを知ることは無かった。つながりがあってみんなここに集まって顔見知りになれた、これを繰り返していきたい。
グループ別討議の様子
協議した内容を発表する生徒
普段あまり考えない話題について、普段話をしない高校生や、他校の中学生の意見をたくさん聞くことが出来た。また、逆に自分の意見も伝えることができたと思う。地域の連携について話し合ったが、連携にはたくさんの例があり、それを実現するためには自分自身が積極的に行動しなければならないと感じた。
今日、初めて会った高校生・中学生と協議した。社会に出たら今日のようなことは多くあるはず、いい準備になった。協議の中で、話し合いをリードしてくれる人や、たくさん意見を出してくれる人がいた。そういう人が人とのつながりを沢山作れるのかなとも思った。こういう機会を与えていただきありがとうございました。高校生・中学生の皆さんも来てくださってありがとうございました。
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