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東上総教育事務所-県立東金商業高等学校会場

詳細

開催日時：

平成27年8月6日（木曜日）14時から16時

会場：

県立東金商業高等学校

参加校（参加生徒数）：

県立東金商業高等学校（18名）、東金市立東金中学校（16名）、東金市立東中学校（10名）、東金市立西中学校（12名）、東金市立北中学校（11名）

グループ別討議

全体の柱を「進路の選択」として、その中で生徒達はそれぞれ6つの個別テーマに分かれて、班別討議を行いました。その討議内容について紹介します。

テーマ1：商業教育から学ぶこと

商業科の特徴として、「商業科は普通科で学ぶ科目の3分の1を商業科目に充てている」「選択科目では、企業等と共同で計画される授業がある」などが挙げられました。また、商業科の進路先については、「金融機関や企業事務の仕事に就く人が多いが、商業関係以外の職に就くこともできる」などが出ました。

テーマ2：情報教育から学ぶこと

情報処理科については、「皆スタートラインが一緒なので新鮮」「英語のスピーチコンテストにも力を入れている」といった話や、「プログラミング・電子商取引・ITパスポート・ビジネス文書実務検定など、社会に出てすぐに役立つ資格取得を目指している」といった内容など、資格取得について話し合いが行われました。

テーマ3：部活動から学ぶこと（野球部）

野球部の活動から学んだこととして、「志を持つこと」「礼儀正しくすること」「道具を大切にすること」や、中学校と高校の野球部での違いとして、「練習時間が中学校より長くなる」などの話題の他、中学生から高校生へ「コントロールを良くするには」との質問がでると、「キャッチボールを大切にすることで気持ちも変わってくる」と、受け答えする場面もありました。

テーマ4：部活動から学ぶこと（サッカー部）

中学校と高校のサッカー部での違いとして、「競技として、スピード・フィジカル面のレベルが上がる」「全体練習だけでなく、自主練習の時間を大切にしている」といった話題や、また、サッカーをやっていて良かったこととして、「助け合い、協力して活動することは将来にも役立つと感じた」「部活動を通して一生の仲間ができる」などが出ました。

テーマ5：部活動から学ぶこと（バスケットポール部）

中学校と高校のバスケットポール部での違いとして、「礼儀作法の指導が厳しい」「周囲への気配りが大切」などが出た後、部活動から学んだこととして、「社会に出て必要な挨拶などの礼儀作法を身に付けることができた」「辛い時には皆で助け合うことが大切だと学んだ」「個人の目標とチームの目標を明確に持ち努力することの重要性、また、目標を達成したときの充実感を得られた」などが上がりました。

テーマ6：部活動から学ぶこと（吹奏楽部）

中学校と高校の吹奏楽部での違いとして、「高校では自主的に練習するという態度が重要になる（自分を持つことが大事）」や、部活動から学んだこととして、「礼儀作法・周囲への気配りを意識することで、それが自分の楽器演奏にも生きてくる」「様々な価値観や方法を理解し、取捨選択して自分のために役立てることのできる心の柔軟性を学べた」などの話し合いがありました。また、「上手でなくても活動していけますか」との質問に対し、「初心者もいるけど頑張っているし、上手い下手は気にすることない」と答える姿も見られました。

グループ討議の様子

報告会の様子

交流会を終えて（感想）

中学生

初めて高校生と討議をしましたが、中学校と同じところもあれば違うところもあり、すごく勉強になりました。吹奏楽部の目標は周りに気を使うことや、自主性を持つことなどといった、基本的なところから厳しくしている事が分かりました。行事もたくさんあり、すごく楽しそうな部活だと思いました。今日の交流会に参加して良かったと思います。

高校生

商業教育について話してみて、自分達も改めて東金商業高校の良さを感じることができました。また、中学生の真剣に聞いてくれる姿を見て、もっと良さを伝えたいと思いました。それが中学生にも伝わっていると良いなと思います。中学生の時、自分自身も同じように疑問がたくさんあったことを思い出しました。私がこの高校を選んだように、この交流会を通して中学生が東金商業高校に行こうと考えてくれたら嬉しいです。この交流会で、東金商業高校の生徒であるということに更に誇れるようになり、良い時間でした。