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更新日:令和3(2021)年6月29日
ページ番号:313082
会場となった県立鎌ヶ谷高等学校は、地元鎌ケ谷市の支援のもと、鎌ケ谷市の誕生とともに開校し、それ以来、「実践力・創造性・主体性・道義性」を教育目標に掲げ取り組んでいます。生徒は、文武両道の校風の下に、明るく伸び伸びと学習・部活動・行事に励んでいます。この日は、鎌ケ谷市内の2つの高等学校と5つの中学校の生徒が集まり、グループ別討議を行いました。詳細は以下のとおりです。
平成27年8月4日(火曜日)9時から12時
県立鎌ヶ谷高等学校
県立鎌ヶ谷高等学校(5名)、県立鎌ヶ谷西高等学校(5名)、鎌ケ谷市立鎌ケ谷中学校(5名)、鎌ケ谷市立第二中学校(5名)、鎌ケ谷市立第三中学校(5名)、鎌ケ谷市立第四中学校(5名)、鎌ケ谷市立第五中学校(5名)
どのように討論を行えばよいか、中学生に理解してもらうために、鎌ヶ谷高校生徒5名による模擬ディスカッションを行いました。
左の画像は「道路交通法改正と自転車乗車マナー」をテーマに、みんなの前で話し合いを行っているところです。
5つのグループに分かれて、それぞれのテーマについて、普段感じていることを含めた意見交換を行いました。
このグループでは、「ボランティア活動をする時には、感謝の気持ちを持って取り組んでいくことが大切」「挨拶ができる。お年寄りや幼い子供に親切にできる。交通ルールを守る。など当たり前のことを普通に出来ることが前提の上で、何をしていけるのか考えていく必要がある」などの意見が出され、地域の方への思いやりの意識を持った生活、活動をしていくことの大切さを共感し合いました。
このグループでは、これまでの経験等を基に話し合いが展開されました。「部活動と生徒会の両立に苦労している」「生徒会以外の生徒たちの意識が低くもどかしさを感じるときがある」など、大変さを感じる意見が出る一方で、「違う意見を持った人がいると学べることが多くある」「生徒会や委員会活動は、自分に任された責任を果たすことを学べる場でもある」など、生徒会を通じて成長を感じている意見も出ました。
このグループでは、魅力ある学校について、「クラスの仲間で喜びを分かち合うことができる」「塾では学べないようなルールやマナーを学べる」「失敗を恐れずに挑戦することが出来る」などの意見が出ました。また、行きたい学校にするために学校の魅力をwebで発信するのはどうかという提案も出ました。
このグループでは、「(メール等で)返信がないとお互いの関係が悪くなる」「SNS等で悪口が書き込みなどされると不愉快になる」など、文字によるコミュニケーションの危険性を確認しつつ、対面コミュニケーションの重要性にいても話し合われました。さらに、「犯罪や事件に巻き込まれることもあるので、学校として禁止しても良いのではないか」という危険を見据えた意見も出されました。
このグループでは、「いじめをする原因は家庭環境や、クラス内及び部活動内での仲良しグループなどの小グループ化がある」という原因を挙げ、次に、いじめを防止する方法として「クラスや部活動での一体感」「いじめ防止ポスターやアンケートの活用」「お互いの価値観を認め合う雰囲気」や、もしいじめが起きた場合の解消方法について「いじめを受けている子に話しかける」といった具体的解決策が挙げられました。
グループ別討議の様子
協議した内容を報告する生徒
あいさつ運動や生徒会活動など、各校とも、同じような活動をしていることが分かりました。高校生との交流には気づきもありました。今日の体験を後輩に引き継いでいきたいです。
今日の交流会での1時間の討議は、自分の経験としてはそれほど大きいものではないかもしれませんが、今後の生活で生かしていけるようにしたいと思います。
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