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更新日:令和3(2021)年1月22日
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この日、会場となったのは県立小見川高等学校でした。水の郷「小見川」に位置している同校は、平成24年に創立90周年を迎え、カヌー部、ボート部は全国トップレベルの実力を誇っています。この日は、4つの中学校が集まり意見交換を行いました。詳細は以下のとおりです。
開催日時:
平成26年8月11日(月曜日)13時30分から16時30分
会場:
県立小見川高等学校
参加校(参加生徒数):
県立小見川高等学校(18名)、香取市立小見川中学校(6名)、香取市立山田中学校(5名)、香取市立栗源中学校(4名)、東庄町立東庄中学校(4名)
生徒が普段生活している中で、「電車で席を譲るなどしてお年寄りを助けるようにしている」「自ら周りの人に挨拶をするようにしている」といった長所が出る一方で、「道路を歩いたり自転車に乗ったりする際にスマートフォンを操作しているのが目立つ」「公共の場で大きな声を出してしまうことがある」といった問題点も出されました。生徒たちはその改善方法として、道徳性を養うことを挙げました。そのために、「道徳の授業だけでなく、日常生活での行動や人間関係の持ち方が大切である。また、社会の常識やマナーを知る必要がある」との意見が出されました。
「携帯電話やスマートフォンに依存することで、周囲に気を配れなくなってしまう」といった、生徒自身が経験したことや「SNSへの個人情報の掲載、なりすまし、いじめの元凶となる中傷などの注意すべきことを踏まえて使用すべき」という意見が出されました。生徒たちは、SNS等を使用する際には善悪の判断や言葉の選択がいかに大切なことかを真剣に話し合っていました。
中学生から高校生へ「中学校と比べて高校で変わったことは何ですか」との質問が出ると、高校生からは「勉強と部活との両立が大変であるが、行動の範囲が広がった部分はよいと感じている」「中学校に比べ、規則は厳しくなくなったが、自分の行動や判断における責任が重くなる」「学校行事の際に、中学校では、先生方が準備や指導をしてくれるが、高校では自分たちが責任を持って率先して行っている」などの回答がありました。中学生は、その言葉一つ一つをていねいにメモしていました。
グループ別討議の様子
グループ討議の報告をする生徒
いじめ問題やSNS等の話では、さすが高校生だと思いました。私自身、討論会は初めてなので、はじめは、やっぱり緊張してしまいましたが、司会の方たちのおかげで、後半は硬くならず自分の意見を発言できました。この会を通して学べたことがたくさんありました。中学生・高校生との交流会に参加できてよかったです。
様々な考え方を聞き、自分では気付けなかった事を知れることができたので、これから見直していかなければならないことがあると思いました。今回は、中学生からの意見を基に、改めて高校とはどういうものなのかを考えられるきっかけとなり、とてもよい経験でした。そして、このような会がたくさんの学校で開かれればよいと思います。
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