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更新日:平成29(2017)年3月28日

開催結果概要(平成28年11月21日開催分)-千葉県文化財保護審議会

1 日時

平成28年11月21日(月曜日)13時30分~15時20分

2 場所

千葉県立美術館 研修室

3 出席者

【審議会委員】

松田会長、鈴木副会長、丸山委員、小笠原委員、白石委員、笹生委員、高橋委員、成田委員、福田委員、矢島委員、佐野(千絵)委員

【教育庁】

内藤教育長、奥山教育振興部長、永沼文化財課長、梅島副課長、大野副課長、植野学芸振興室長ほか

議事報告

  • (1)指定文化財保存状況調査の報告について
    • 有形文化財(工芸品) 繍字法華経普門品
    • 有形文化財(工芸品) 繍字法華経陀羅尼品
    • 天然記念物 石塚の森
    • 天然記念物 八坂神社の自然林
    • 天然記念物 上野村ノ大椎

(以下非公開)

  • (2)県指定文化財の諮問について
  • (3)調査対象文化財の調査報告について
  • (4)その他

5 委員の意見等

【繍字法華経普門品】(館山市)

事務局:「繍字法華経普門品」について配付資料に沿って説明。

(説明の概要)

  • 文化財の概要説明
  • 良好に保存されていることを確認
  • 取り扱う際の巻き方、薄葉の使用についての注意
  • 保管について
  • 公開の際の展示期間、照度、ケースについて
  • 美術的にも宗教史的にも重要な作例であり、研究が進むことを望みたい。

議長:(担当委員からの補足説明を指示)

委員:平成5年に修理が行われており、とてもいい状態であった。螺の生地に全くほころびがなく、非常にいい状態で現在まで残っているおり、刺繍自体にも抜けが少ない。この状態を維持して、保存していただきたい

委員:公開の照度については、特段の理由がなければ50luxを目安としてはどうか。

委員:50luxを目安とする。

委員:刺繍についてどのような技法をもちいているか。

委員:字体には纏繍(まといぬい)が、金糸については駒留(こまどめ)が使われている。

【繍字法華経陀羅尼品】(南房総市)

事務局:「繍字法華経陀羅尼品」について配付資料に沿って説明。

(説明の概要)

  • 文化財の概要説明
  • 良好に保存されていることを確認
  • 取り扱う際の巻き方、薄葉の使用についての注意
  • 保管について
  • 公開の際の展示期間、照度、ケースについて
  • 美術的にも宗教史的にも重要な作例であり、繍字法華経普門品とともに研究が進むことを望みたい。

議長:(担当委員からの補足説明を指示)

委員:繍字法華経普門品と同様で、とてもいい状態であった。この状態を維持して、保存していただきたい。見返しと巻末の彩色の細密画には纏繍(まといぬい)が、金糸については駒留(こまどめ)が使われている。

委員:公開をされた履歴はどうか。

事務局:公開はされていない

委員:繍字法華経普門品と繍字法華経陀羅尼品には両方とも絵の部分があるが、智積院の場ものはここも刺繍である。これらの関係性を含めて、研究する余地がある。

【石塚の森】(山武市)

事務局:「石塚の森」について配付資料に沿って説明。

(説明の概要)

  • 文化財の概要説明
  • 天然記念物の指定地域の状況について
  • 急斜面の樹木に対する管理について
  • 日常管理を徹底し、大規模な剪定を極力少なくすること
  • 急斜面の保全や保護対策には、関係機関と十分か協議を行うこと

議長:(担当の委員からの補足の説明を指示)

委員:今回、台風によりスギが倒れたため、周辺の急斜面に生育する樹木についても懸念が報告された。天然林の面積が小さいため、樹木の伐採は、天然記念物の価値に大きく影響することから、なるべく最小限の手入れにより、周辺への被害を緩和することが肝要である。

委員:天然林の辺縁の部分の樹木が危ぶまれているということか。

委員:急傾斜地などで、強烈な台風などによる被害は避けることは難しい。

委員:裾から次第に斜面が縮退してしまうということだと思うが、長期的な対策はあるか。

委員:山裾に工事を行うことも考えられるが、斜面の浸食を防ぐことができるか難しく、悩ましい問題である。

委員:現状が維持できるよう、注意深く経過を観察することが重要である。

【八坂神社の自然林】(勝浦市)

事務局:「八坂神社の自然林」について配付資料に沿って説明。

(説明の概要)

  • 文化財の概要説明
  • 本殿を守るために行われた伐採について
  • 植生の回復は、落葉樹の侵入や切り株からの萌芽が認められるので、自然の回復に任すこと
  • 竹林にならぬよう管理すること
  • 伐採等の管理の際は、県・市教育委員会との協議を十分に行い、万全を期すこと

議長:(担当の委員からの補足の説明を指示)

委員:森林の伐採は若干問題なのですが、ここは非常に急傾斜であり、反対側の斜面では、大きな木が倒れているところもあり、所有者の心配は、まったく無用のものでもない。伐採跡はほかの樹木の遷移が妨げられぬよう、竹やぶの侵入に注意しながら管理していくことが必要である。

委員:竹林の管理は地上部だけではなく、根茎部の処理も必要にならないか。

委員:地上部を毎年、伐採すれば、勢いは衰えてくるので、大丈夫である。

【上野村ノ大椎】(勝浦市)

事務局:「上野村ノ大椎」について配付資料に沿って説明。

(説明の概要)

  • 文化財の概要説明
  • 普及した枝の脱落状況について
  • 樹木の樹勢について
  • 普及した支柱の交換について
  • 今後、定期的に経過観察を行うこと
  • 着生する木などは早めに除去すること

議長:(担当の委員からの補足の説明を指示)

委員:脱落した枝はもともと腐朽していて、そこに別の木が生えてきて、その重さにより倒れた。生きている枝は、太い枝が支柱で支えられていて、良好な状態である。しかし、支柱はだいぶ腐ってきているので、交換したほうが良い。

委員:現地に行くと大木で、樹勢の衰えは感じない。イノシシが出現しているというが、周辺はよく整備されていた。

委員:樹齢はどのくらいか。

委員:千年という伝承があるが、実際は数百年であろう。正確な樹齢は不明である。

委員:大きな枝が脱落したことで、バランスの変化など、影響はないか。

委員:木の情報に葉が茂っており、木全体としての重心はそれほど偏っていないと思われる。

委員:根系はしっかりしているか。

委員:周辺には樹木がなく、自由に根が張れているものと思う。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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