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更新日:平成28(2016)年8月19日

開催結果概要(平成28年1月18日開催分)-千葉県文化財保護審議会

1 日時

平成28年1月18日(月曜日)15時~17時

2 場所

ホテルポートプラザちば1階多目的室

3 出席者

【審議会委員】

丸山委員、佐野委員、松田委員、小笠原委員、白石委員、鈴木委員、笹生委員、岡本会長、赤坂副会長、成田委員

【教育庁】

金子教育振興部長、永沼文化財課長、大野副課長、植野学芸振興室長ほか

議事報告

  • (1)指定文化財保存状況調査について(報告)
    • 文化財調査報告:造蔵王権現三尊立像
    • 文化財調査報告:至徳堂関係資料
    • 文化財調査報告:柴田是真画連句額
    • 文化財調査報告:岩井ノ蘇鉄
    • 文化財調査報告:上三原ノ大樟

(以下非公開)

  • (2)千葉県指定文化財の答申について
  • (3)その他

委員の意見等

議事報告(1)指定文化財保存状況調査報告について

【木造蔵王権現三尊立像】(船橋市)

  • 事務局:「木造蔵王権現三尊立像」について(資料1-1)に沿って説明。
  • 議長:担当の委員から補足をお願いする。
  • 事務局:担当委員は欠席だが、本殿が鉄筋コンクリートで密閉されている状態なので、通常管理の中でまずは除湿や換気、カビの除去を徹底してくださいとのことだった。
  • 議長:ほかの委員からはいかがか。
  • 委員:カビの除去についてはよくわからないが、中の仏像については問題ないと思う。
  • 委員:換気は乾燥しているときには開けて湿気が多い時には閉めるのが基本。また断熱工事は既存の構造物の外側に断熱材を張り付ける外断熱工事は効果が高く結露防止になるので、ぜひやったほうが良い。

文化財調査報告資料1-1(PDF:272KB)

【至徳堂関係資料】(木更津市)

  • 事務局:「至徳堂関係資料」について(資料1-2)に沿って説明。
  • 議長:担当の委員から補足をお願いする。
  • 委員:報告としては非常に簡単だが、作業は大変だった。典籍について先に調査したが、具体的に申し上げると205点とあるが実際には78点なのではないかと。指定すべきでないものまで含まれてしまったのではないかとの指摘があった。異なる欄で資料名が同じというのがあって、実際に見ると同じシリーズの続き物が別々になってしまっていたり、また反対に同じシリーズ名でありながら、見比べると本の大きさが違ったり、一緒のものもあったりということで、それを分類して同じシリーズであれば一括としたほうが良いのではないかという整理を1点1点に対して行った。その結果を木更津市にもお伝えし、もう一度、今回の調査を基に台帳整理し直していただいたうえで、きちんと員数を判断しようということになった。
  • 議長:指定の員数というのは重要な問題で、一番目立つところでもあるから、早く是正したほうがいい。是非とも整理して訂正していただきたい。

文化財調査報告資料1-2(PDF:226KB)

【柴田是真画連句額】(市川市)

  • 事務局:「柴田是真画連句額」について(資料1-3)に沿って説明。
  • 委員:全体に虫害があるが現在は進行していない。若干のかびが見られることと、ケースは一見、密閉されているように見えるが、小さい虫の死骸があったり、埃も見受けられて隙間があるようで、額そのものより額を入れているケースに問題がある。開けるのは、上面のガラスに持ち手を吸盤でつけて持ち上げるようになっているが、大変大きなガラス板なので開けるのも大変。地震などで割れる可能性もあり、いずれにしてもガラスケースの扱いが非常に難しい構造であり、可能であればケースを新調するのが望ましい。
  • 議長:額の裏の桟木は当初のものか。
  • 事務局:後補だと思う。
  • 議長:俳句というのはどこに書いてあるの。写真を見てもよくわからない。
  • 委員:ずっと連句が書いてあるが、ライトを当てたり斜めから見ないと見にくい。たくさんの人が関わっているものなので大変貴重だが、今の状態では全部が読めている訳ではない。
  • 議長:部分的に読んでるところもあるのか。
  • 委員:かなり読んでいるが、読めないで残っているところがだいぶある。これも赤外線写真などを撮ると、現在読めていないところもかなり判読できるようになると思う。
  • 委員:絵のようなものが描かれているが、桶か。
  • 委員:桶と桜の花。これが柴田是真の絵である。
  • 委員:この画面には文字のようなものは見えないが。
  • 委員:桶の絵の左側にずっと墨書がある。
  • 委員:一般の人が見ても、当然読めないと思うが、解説はあるのか。
  • 委員:置いていない。解説も必要と思う。
  • 議長:必要だ。大きさはどれくらいのものか。
  • 事務局:長さが1間くらい、幅は1尺くらいかと思う。
  • 議長:以上の点を踏まえて今後の保存にあたるようにお願いしたい。

文化財調査報告資料1-3(PDF:260KB)

【岩井ノ蘇鉄】(南房総市)

  • 事務局:「岩井ノ蘇鉄」について(資料1-4)に沿って説明。
  • 委員:一部の葉にカイガラムシが寄生していた。しかし、ほんの一部で、樹勢に影響を与えているような様子はなかった。しかしカイガラムシというのはいったん寄生すると根絶するのは非常に難しいと言われている。今後もカイガラムシの駆除を早めにしていただき、樹全体に広がらないようにすることが大切ではないかと思う。
  • 議長:これは、個人の所有であるが、駆除をする場合は市が指導に当たるのか。
  • 事務局:基本的には所有者が行うが、市が手伝うこともある。また、毎年、少量だということだが市から補助が出ているようだ。
  • 議長:個人の所有の場合には、定期的にというのは難しいので、市の指導が必要になってくると思う。
  • 委員:文化財表示板が正面に建っているが、これは県で建てたのか、それとも市か。
  • 事務局:建てたときの経緯は、今ここではわからない。案内板を作成する事業は、基本的には所有者が行い、それに対して県や市が補助するという形だが、この場合どうだったかはわからない。
  • 委員:案内板の内容は、市でチェックするのか、あるいは全くチェックなしなのか。
  • 事務局:県に、こういう文章でどうかと照会が来ることが通例だ。
  • 議長:案内板が蘇鉄のまん中にあるというのは、景観を損なっているように見える。これはもともと1本の樹で、それが枝分かれして立派に見える。その大本のところが見えない。
  • 事務局:個人の庭なので、コンパクトにということだと思う。

文化財調査報告書1-4(PDF:261KB)

【上三原ノ大樟】(南房総市)

  • 事務局:「上三原ノ大樟」について(資料1-5)に沿って説明。
  • 委員:近づいてみると、非常に風格のある立派な巨樹だと感じた。枝先などが一部枯れているが、問題になるような状況ではないということだ。しかし、今後も様子を注意深く観察していき、その結果に応じた対策を講じていけばよいと思う。
  • 委員:クスは樟脳の樟でよいか。
  • 事務局:指定名称はこの字で間違いない。
  • 議長:大きな個体が維持できず小さくなろうとするということがあるのか。
  • 事務局:上の葉の量、幹の上の生きた部分、それとそれを支える根の部分というのは、特に水分を中心にバランスをとっており、だいたい比率が一定になるという説がある。
  • 委員:ちょっと擬人的な表現だが、そういうものだと思う。木が自分を守るためにすること。
  • 委員:基本的には、枯れた大きな枝は伐ってやったほうがよいか。
  • 事務局:委員の指摘は、伐るにあたっては少し元の方から伐らなくてはいけない状況であり、なまの部分も伐っていくことになるので慎重にという指摘だった。枯れた部分は取っていったほうが良い、と言っていた。
  • 委員:園芸上は、管理の上でなまの部分を伐ることは多々あることでは。
  • 委員:慎重にという意味は様子を見ながら、段階的にということですね。
  • 事務局:伐ってはいけないということではなく、何年かかけて、時間をかけてということ。
  • 委員:伐ってしまった枝は天然記念物ではないのか。
  • 事務局:伐ってしまったものは天然記念物とはいえない。
  • 委員:ちょうど道のそばにあるので、再利用してお土産品を加工するなど、できるだけ利用することを考えていただきたい。
  • 事務局:市を通じて伝える。
  • 議長:丘陵の先端で、倒れる可能性はないのか。
  • 事務局:絶対にないとは言えないが、根の張りは充分しっかりしているとのことだった。
  • 委員:斜面のかなり端に見える。
  • 委員:山神社にあり、手前に石垣があるということだが、もちろん植物、天然記念物として非常に貴重だが、神社の御神木的な性格もあるのではないかと思う。その要素も文化財のなかで積極的に活用していくことが大切ではないか。石垣はあまり影響していないだろうとの所見だが、その景観的な問題は非常に重要で、またこの地形と合わせて御神木としての意味、地域のシンボル的な意味を検証して一般の人にも知ってもらう必要があるかと思う。その点もお願いしたい。
  • 議長:以上の点を踏まえて今後の保護にあたるようによろしくお願いしたい。

文化財調査報告資料1-5(PDF:190KB)

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