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更新日:令和3(2021)年6月10日
ページ番号:315531
発表日:平成30年6月15日
教育庁教育振興部文化財課
国の文化審議会(会長 佐藤信(さとうまこと))は平成30年6月15日(金曜日)に開催される同審議会文化財分科会の審議・議決を経たのち、文部科学大臣に対し、「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」を天然記念物に指定すること及び「里見氏城跡稲村城跡岡本城跡」について、史跡の追加指定することを答申しました。
この結果、官報告示の後に、千葉県内の天然記念物(特別天然記念物1件を含む)は18件となる予定です。
養老川流域の露頭壁面
養老川の河床に見られる化石
不動滝(滝の中腹に地磁気逆転境界がある)
写真提供:市原市教育委員会
房総半島南部を治めた戦国大名里見氏の拠点となった城跡群です。館山市に所在する稲村城跡は16世紀前半に里見義通(さとみよしみち)が、南房総市に所在する岡本城跡は16世紀後半に里見義頼(さとみよしより)が居城としました。今回、岡本城跡のうち湊として機能したと推定される入江の南端域の平坦部を追加指定します。
岡本城跡全景
写真提供:南房総市教育委員会
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