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更新日:平成29(2017)年9月6日

玉川旅館本館ほか

(たまがわりょかんほんかんほか)

玉川旅館本館ほか

種別

国登録有形文化財(建造物)

登録内容

本館・第一別館・第二別館、3棟

登録日

平成20年4月18日

所在地(所有者)

船橋市湊町2-2720-9ほか(個人)

概要

 大正10年(1920)創業の純和風旅館。太宰治が滞在したことでも知られ、前期傑作「ダス・ゲマイネ」「虚構の春」「狂言の神」の作品はここで書かれた。多く戦前は、稲毛海岸等への東京からのレジャー客や陸軍の士官御用達旅館として利用されていた。

 本館は、昭和16年(1941)建築で、木造2階建、瓦葺。敷地の南西隅に建ち、L字型に棟を設け、北と東面に入母屋破風を見せている。1、2階とも南から東面にかけて、出桁造の庇をまわし、跳高欄付の縁をつける。南寄りは地盤面が低く、柱を長く延ばし、懸造状になっている。楼閣風の外観にまとめた料亭座敷である。

 第一別館は、昭和3年(1928)の建築で、本館の東側、敷地の南奥に東西棟で建つ。入母屋造平屋建、瓦葺で、北面中央に切妻造の玄関を突出している。桁行に4室を並べ、東端室北側にさらに1室を付設、南から東面にかけて縁をまわしている。各室のトコや、室境の欄間などに数寄屋風の意匠が見られる。

 第二別館は、昭和8年(1933)の建築で、木造2階建、瓦葺。敷地東端に建ち、渡廊下で第一別館に接続している。東西棟の入母屋造屋根の西端に直交して棟を設け、さらにその西面北端に入母屋造玄関を設ける。2階は東西に5室広間を並べ、その南・北に広縁を通し、1階は数室の小部屋に間仕切られている。料亭建築の好例である。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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