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更新日:平成29(2017)年6月22日

武西の六座念仏の称念仏踊り

(むざいのろくざねんぶつのしょうねんぶつおどり)

武西の六座念仏の称念仏踊り

種別

県指定無形民俗文化財

指定日

昭和39年4月28日

伝承地

印西市武西地区

概要

 土地では武西念仏とか称念仏踊り、あるいはなまって「しょうねえ」といっている。六座とは、6つの行事のことであるといわれている。毎年1月16日の鉦おこし念仏を皮切りに、1月18日~20日の寒念仏、2月15日の天道念仏、3月・9月の彼岸念仏、6月10日前後の虫送り念仏、8月13~16日の棚念仏・施餓鬼念仏、9月10日前後の荒除け念仏といった六座念仏が、そして最後に12月16日の鉦伏せ念仏が旧薬師堂の集会所で行われる。また、六座とは六経文(観音、普門、彼岸、不動、懺悔、初座)をさしているともいわれている。

 なお、寒念仏は集会所のほか家々の墓地でも行われる。さらに、8月の施餓鬼の念仏が安養寺の堂内で行われるほか、葬式や年忌などがあった家でもそれぞれ念仏が行われる。

 2月15日の天道念仏の日には、最後に称念仏踊りが行われる。天道念仏は、太陽と大日如来を拝むもので、仏壇の前に薬師・釈迦かの尊像とともに日輪を表す赤い幣束を立て、その前に、5列に座る。最前列と2列目はホウガンで、2人が締太鼓、5人が鉦を持つ。称念仏が1度終り、心経と不動釈迦全文をとなえ終わると、女性だけが座を立って踊りはじめる。天井に天蓋を作ったその下で輪になって踊るが、明るい旋律と軽快なリズム、そして躍動的な踊りは作物の生気を喚び起こすかのようである。

 天道念仏は、かつて関東各地で広く行われた農村の行事であった。しかし、現在ではほとんどが絶え、武西の「しょうねえ」が最もその形をよく残すものとして知られている。

 昭和50年(1975)12月8日に国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」にも選択された。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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