ここから本文です。

更新日:令和5(2023)年3月2日

ページ番号:315133

武術 天真正伝香取神道流

(ぶじゅつ てんしんしょうでんかとりしんとうりゅう)

天真正伝香取神道流の型

種別

県指定無形文化財

指定日

昭和35年6月3日

保持者

飯篠快貞(香取市香取(昭和60年11月29日認定))
大竹利典(成田市下福田(昭和60年11月29日認定))
大竹信利(成田市下福田(平成16年3月30日認定))
京増重利(印旛郡酒々井町尾上(平成16年3月30日認定))

概要

の塚原卜伝もその流れを汲み、武芸十八般の源流とされているのが天真正伝香取神道流である。香取神道流の流祖は、香取郡多古町飯笹で生まれた飯篠長威斎家直である。長威斎は、室町時代中期ごろ、香取神宮に隣接した梅木山不断所で、一千日の修行の末に香取神より神書一巻を授かり、剣の極意に達して流祖になったと伝えられている。

の門人には上泉伊勢守信綱(神陰流)、諸岡一羽(一羽流)、松本備前守(鹿島神流)、塚原土佐守(鹿島新当流)らが四天王としてよく知られ、それぞれ後に流派を興している。ちなみに塚原卜伝はこの土佐守の養子として香取神道流を学んでいる。

天真正伝香取神道流の型は豊富多彩におよび、太刀術、居合抜刀術、棒術、槍術、薙刀術、柔術、手裏剣術、忍術、築城術などいわゆる武芸十八般にわたっている。

第20代目の宗家である飯篠快貞氏が香取市香取で道場を開設し、トンボ伝書と呼ばれる極意書とともにその型の大半を今に伝えている。また、師範である大竹利典氏によって成田市に神武館道場が設けられており、大竹信利氏、京増重利氏らとともに門弟への指導が続けられている。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?