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更新日:令和5(2023)年10月4日
ページ番号:314853
(こみなとてつどうじょうききかんしゃ)
県指定有形文化財(歴史資料)
昭和55年2月22日
市原市五井1472(小湊鉄道株式会社)
小湊鉄道は、五井駅から上総中野駅間で運行され、現在18の駅を有している。大正14年(1925)に五井駅~里見駅間が、翌年は月崎駅が、そして昭和3年(1928)には、現在の終点駅である上総中野駅まで開通した。
この蒸気機関車3輌のうち2輌は、大正14年(1925)の小湊鉄道の開業に当たって輸入されたもので、アメリカのボールドウイン機関車会社が、大正13年(1924)に製造した57776号・57777号である。重量は約38t、全長は約9.8mで、最大出力は712馬力である。動輪6、従輪4から成り、6輪連結10輪タンク機関車といわれる型で、2輌とも昭和37年(1962)まで使用された。
他の1輌は、イギリスのピーコック社製で、明治27年(1894)に製造された。日本鉄道(株)が輸入し、宇都宮機関区(東北線)、千葉駅構内で使用後、昭和21年(1946)から昭和25年(1950)まで小湊鉄道で使用された。重量約36t、全長約11.3m、最大出力550馬力の、4輪連結10輪タンク機関車である。いずれも本県における鉄道交通史上重要な資料である。
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