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更新日:平成29(2017)年4月24日

日蓮自筆遺文

(にちれんじひついぶん)

日蓮自筆遺文

種別

重要文化財(古文書)

指定日

昭和42年6月15日

所在地(所有者)

市川市中山2-10-1(法華経寺)

概要

全国的にみて日蓮の自筆遺文を最も多く所蔵しているのは下総中山の法華経寺である。

法華経寺は富木胤継と大田金吾(乗明)が創建した2つの仏堂にはじまる。富木胤継は鎌倉幕府の問注所に出仕していたが、出家して常忍と名乗り、のち日常と称した日蓮信者で、居住地の中山若宮に法華堂を建てた。永仁7年(1299)死を迎えるに及び日蓮の御書100余巻を門外不出とすべきことを弟子の日高に託している。

一方、これより早く大田金吾も中山の所領に本妙寺を建てていたので、後になって、元徳3年(1331)3月、日常の33回忌の際、法華堂と本妙寺を合わせ本妙法華経寺とし、これが現在の法華経寺のはじまりとなっている。

この遺文類は富木、大田両氏にかかわるものを中心に伝えられてきたものである。

日蓮の自筆遺文は一周忌に際して収録されたものがあり、これを録内と呼ぶ。さらに三周忌にも集められ、これは録外とよんでいる。このほか、室町時代から江戸時代初期にかけても収録し、現在でも続けられている。

日蓮の書は奔放闊達な筆勢であり、細目の大きい字で書かれた長文の書状形式のものがたくさんある。内容は撰述類と、消息類・仏典から抄出した要文類に大別され、形式は巻子装がほとんどで、『法華取要抄』など42の遺文が聖教殿に保管されている。

よくある質問

お問い合わせ

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電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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