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更新日:平成29(2017)年9月11日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成29(2017)年9月9日放送分(特集)救急医療を考える

掲載日:平成29年9月11日

救急の日にちなみ、県内の第三次救急医療機関の役割をはじめ、AEDの使い方や適正な救急車の利用などを紹介します。

特集

動画の内容

(キャスター)
今週は「救急の日」にちなみまして、救急医療について特集します。

(リポーター)
はい。
救急医療体制は、重症度に応じて3段階に分かれています。
入院の必要がない軽症の患者に対し、休日や夜間の外来診療を行うのが初期救急医療で、入院や手術を必要とすると判断された救急患者や重症患者に対応するのが第二次救急医療です。
第三次救急医療とは、心筋梗塞、脳卒中、頭部損傷などの一刻を争う患者に対する救命医療を行うことを指し、高度な診療機能を持つ県内13か所の「救命救急センター」で実施されています。

(キャスター)
まずは初期救急医療機関を受診し、必要に応じて二次・三次という高度な救急医療機関に転送されるという仕組みですね。

(リポーター)
はい。
今回は、第三次救急医療機関であり、県内唯一の高度救命救急センター「千葉県救急医療センター」を訪ねました。

(リポーター)
千葉市美浜区にある千葉県救急医療センター。
千葉県全域を対象に、重症患者の救命医療を行うことを目的として、昭和55年に開設されました。
365日、24時間体制で三次救急救命医療に取り組む救急医療センターには、今日も重症患者さんが運ばれてきました。

(千葉県救急医療センター 小林繁樹 病院長)
ここは、いわゆる総合病院の救急部という形ではなくて、独立型の救命センターというんですけれども、特に重症な救急患者さんのために存在している病院です。
それで約40名の医師が、各科の専門の先生たちが救急だけのために特化して、ここで、24時間体制で勤務しています。
また、高度救命センターといいまして、全身の熱傷ですとか、切断肢ですとか、薬物中毒ですとか、そういった特殊な救急疾患にも対応できるような設備をもっています。
救命センター自体は、もう今県内で13個ということでだいぶ充実してきているんですけれども、一方でまだ119番から病院に着くまでの時間が千葉県では長いという問題があります。
そのひとつの原因としてやはり最近では核家族化、それから高齢者だけの世帯というのがだんだん増えてきていて、そうするとその高齢者だけの世帯なんかですと、やっぱり具合が悪くなると、もう病院に行く手段がなくなってしまうわけなんですよね。
そうすると、いわゆる救急疾患でなくとも救急車を呼ぶ以外に方法がないんですね。
そういったことで、相対的に救急車が足りないといったような状況が起こっていて、ですから救急医療の充実っていうのは、皆さんの協力とか、いろんな部分で方法を探っていかないとなかなかすべてがうまくいくってことがないようですね。

(千葉県救急医療センター 管制員)
「はい119番です。火事ですか、救急車ですか?」

(リポーター)
千葉市中央区にある「ちば消防共同指令センター」。
千葉県の北東部や南部にある20の消防本部の指令管制業務を共同で運用する総合指令センターです。
今日も救急要請の電話が次々と入ってきます。
実際どのくらいの通報があるんですか。

(ちば消防共同指令センター センター長 須藤正さん)
はい。昨年は約21万件の通報がありまして、そのうち約14万件が救急要請でした。

(リポーター)
そんなにあるんですね…。

(篠崎さん)
昨年はまた、病院や災害発生情報などの問い合わせや、いたずらといった緊急を要しないと思われる通報が約2万5千件ありまして、全体の約12パーセントを占めています。
緊急性のない通報が多くなると、本当に消防車や救急車を必要とする人への対応が遅れてしまうこととなるおそれもあります。
119番は火災や救急などの緊急通報専用回線でありますので、問い合わせ窓口ではありません。
緊急を要しない場合は、救急受診ガイドなどを活用したり、最寄りの消防署に問い合わせをするなどご協力をお願いいたします。

(ちば消防共同指令センター 指令管制員 高橋 恵さん)
通報者は慌てている人や怒ったような人、さまざまです。
私は月に数100件も119番通報を受け付けていますが、その方にとっては人生に一度あるかないかの緊急通報です。
私はその一つひとつを大事に、すべての通報者に対して精一杯配慮することを心がけています。

はい、わかりました。
救急車向かっていますので、救急隊到着するまで頑張って続けてください。

(リポーター)
通報者と顔を合わすことがなくとも、全力で救急対応に取り組む職員。
私たちの命を守る重要な仕事がここにもありました。

(リポーター)
最近あちらこちらで見かけるようになったAED…、自動体外式除細動器。
ことし4月千葉県では、一人でも多くの方の命を救うことを目的として、AED使用などの普及促進を図る条例が施行されました。

(リポーター)
電気ショックをおこないます、離れてください。

(千葉市消防局警防部救急課 主査 飛鋪宏典さん)
はい、もう一度安全を確認してオレンジ色のボタンを押してください。
(ピーッ、ショックが完了しました)
はい、そうしたらもう一度すぐに胸骨圧迫に入ります。
はい、イチ・ニイ・サン・シ・ゴ・ロク・シチ・ハチ…。

(千葉市消防局警防部救急課 課長 髙柳正守さん)
突然発生する心停止の原因の多くが、心室細動という心不全で電気ショックが必要とされています。
昔は病院でしかなかった除細動器でしたが現在は駅や学校、ショッピングセンターなどにも設置されています。
各地で応急処置の講習会を行っていますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

(リポーター)
AEDの設置場所は、千葉県のホームページで公表されています。
いざという時に備えて、どこにあるか確認してみましょう。

(リポーター)
救急現場にいち早く駆けつけ、患者さんを迅速かつ安全に病院まで運ぶ救急車。
どんな装備がされているか、特別に見学させていただきました。

(千葉市中央消防署 消防課救急係 菅野聡美さん)
これが患者さんの寝るベッド…、ストレッチャーというんですけど、ここに横になってもらって、バイタルサインという生命情報ですね。
脈拍だったり、血液中の酸素の濃度を計ったりとか、あとは心電図をとったりとかも、このモニターでしています。
それで、この後ろに酸素が通っていて、呼吸状態の悪い人にはここから酸素をとって、マスクで酸素投与を行ったりなどしています。
これが、AEDです。

(リポーター)
救急隊員の皆さんは、こうしたさまざまな道具を駆使し、患者さんに最善の処置を施しながら病院に向かっているんですね。

(リポーター)
千葉県救急医療センターの病棟では、患者さんの早期退院、転院を目指した医師・看護師によるカンファレンスが行われていました。

(千葉県救急医療センター 小林繁樹 病院長)
救急医療センターのこの医療資源を、なるべく多くの県民の方に有効に使っていただくためには、やはりベッドにある程度余裕をもたせておかなければなりません。
そのために、各地域の医療機関とそれからわれわれのところの地域医療連携室とで、密に連携をとるように工夫しています。

(リポーター)
最後に、千葉県救急医療センターの今後について聞かせてください。

(小林病院長)
このセンターも開設から37年が経過して、やはり手狭になってきていますし、それからまあ古くなってしまいました。
現在、県では平成33年のオープンを目指して、この千葉県救急医療センターと千葉県精神科医療センターを一体的に整備するという計画をたてています。
これが出来上がりますと、今までの3次救命救急だけでなくて、もともと精神疾患や認知症をお持ちの方が、重症の救急疾患になられた時にも対処がしやすくなりますし、それからもう一つは県内の県立の災害医療センター、それも大きな目標の一つとして計画を進めています。

(リポーター)
新しいセンターの完成を期待しております。
今日はありがとうございました。

(キャスター)
救急医療はいつ必要になるかわからないですから、日ごろからAEDの使い方など気にかけておきたいですね。

(リポーター)
救命活動をするには少し勇気がいりますが、それによって尊い命が救われるかもしれないですし。
実は私は高校時代にAEDの講習を受けたことがあるんですが、もっと本格的に応急手当の講習会に参加してみようと思いました。

(キャスター)
応急手当やAEDの講習会、私も参加してみたいと思います。
みんなでがんばりましょう!
以上、「特集」でした。

(キャスター)
続いて、「旬のレシピちばの味」。
今回は「落花生」です。

千葉伝統郷土料理研究会猪野弘子先生に「落花生おこわ」と「落花生みそ」を作っていただきます。
国内産出額の9割近くを占める千葉県産の「落花生」。
八街市や千葉市が主な産地です。
今回は、そんな「落花生」で、手軽に千葉の郷土料理を作ります。
まずは落花生おこわです。
もち米は洗ってざるに取り、水を切ります。
炊飯器にもち米と分量の水、渋皮をつけたままの落花生を入れて炊きましょう
食べる前にごま塩を振ったら「落花生おこわ」の出来上がりです。
続いて落花生みそです。
フライパンに油を熱し、渋皮付きの落花生を弱火で1分ほど炒めます。
みそ、砂糖を加え、砂糖が溶けるまで炒めましょう。
さらに酒を入れ、煮詰めながら手早く落花生に絡めます。
好みの固さより少し柔らかいくらいになったら火を止めましょう。
器にすぐ取り、冷ましたら「落花生みそ」の完成です。

(千葉伝統郷土料理研究会 猪野弘子先生)
手に入りやすい煎った落花生でも美味しく作ることができます。
ぜひ、みなさんお試しください。

(キャスター)
ご紹介したレシピは「県民だより9月号」に掲載されています。
ちばの食材についてはホームページもぜひご覧ください。

ちばの食材について詳しくは、ホームページもご覧ください。
それでは、プレゼントです。

(リポーター)
今週は、あると便利な「応急処置セット」を5人の方にプレゼントします。

(キャスター)
ご覧の必要事項と、番組の感想を必ずお書き添えください。

さて、来週の特集は「人材確保に向けて~中小企業の取り組み~」です
中小企業の採用力向上と新卒者の採用を支援する「千葉県採用力向上サポートプロジェクト」をご紹介します。
それでは、ウィークリー千葉県、また来週です。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

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