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更新日:平成29(2017)年1月16日

ウィークリー千葉県

ウィークリー千葉県平成29(2017)年1月14日放送分(特集)「生徒が経営する模擬会社~千葉県立農業大学校~」

掲載日:平成29年1月16日

生徒自らが出資し、ことし4月に設立された「千葉農大商店模擬会社」。
農業大学校で生産された農畜産物等の販売を行う、生徒による模擬会社の経営を紹介します。

特集

動画の内容

(キャスター)
千葉県は全国有数の農業県で、平成26年の農業産出額は、
およそ4,151億円、全国第4位となっています。

(リポーター)
米や野菜、花き類から、酪農、養豚、鶏卵など、幅広い分野で全国上位に位置しています。

(キャスター)
そうした中で、千葉県農業の優れた担い手や、指導者の育成のための実践的な教育を行っている「千葉県立農業大学校」では、新しい授業が進められているんですね。

(リポーター)
はい。
研究科で学ぶ生徒たちが、自ら出資して、ビジネス感覚に富んだ農業経営などについて学ぶために、授業の一環として設立された「千葉農大商店模擬会社」。
今回は、この「模擬会社」を中心にリポートしてきました。

東金市家之子(いえのこ)。
広大な農地に囲まれた中に、千葉県立農業大学校があります。
千葉県立農業大学校は、千葉県唯一の農業研修教育施設として、これまでに2,800人近い卒業生が社会へ巣立って行きました。

(リポーター)
まだ開店前なのですが、会場には続々とお客様が集まってきています。
きょうは、4月から翌年の1月まで、原則毎月第2、第4月曜日に開かれる農産物の販売日です。
揃いの半天(はんてん)姿で農産物の販売をしているのが、「千葉農大商店模擬会社」の生徒たちです。

(リポーター)
「千葉農大商店模擬会社」というのは、どのような会社なのでしょうか。
安原先生に話を伺いました。

(千葉県立農業大学校研究科 安原好一 科長)
Q「千葉農大商店模擬会社」とは?

まず、千葉県立農業大学校の学習の内容ですが、農学科では、高校卒業後に入学して、農作物の栽培や専門性の高い科目を2年間学びます。
その後、研究科の2年間で、実習と研究を通じて、実践的な技術や、問題解決力を高めます。
「千葉農大商店模擬会社」は、その研究科の授業のなかで行われています。
農業大学校で生産した農畜産物や加工品の仕入れから販売までを実践し、農業経営者として自立するための授業の一環として、設立をしました。
生徒自身が出資し、社長や役員、社員になって高い農業経営感覚を学ぶことができると思います。
現在、研究科1年生、7名の生徒が模擬会社の経営にあたっています。

(リポーター)
平成28年4月25日、千葉県立農業大学校の生徒自らが出資して、経営する「千葉農大商店模擬会社」の設立総会が開かれました。
「千葉農大商店模擬会社」の社長を務めているのは、研究科1年、山田拓文(やまだたくや)さん。

(リポーター)
山田さんは、「千葉農大商店模擬会社」
の設立にあたって、自ら社長になることを志願したと伺ったんですが?

(研究科1年 千葉農大商店模擬会社社長 山田拓文さん)
これからの農業は、生産と売ること、売り方もセットだと言う風にいろいろ先生方もおっしゃっていたので、模擬会社で売り方なども学べて、自分の将来に本当に活かせていけたらいいなと思って、良い勉強の場所だなと思って志願させていただきました。

(リポーター)
研究科の教室に「模擬会社」の社長以下、全社員7人が集まり、きょうの農産物販売会の打合せです。

(山田さん)
直売の打合せなんですけど、目玉商品の確認を。
あと、値段ですね。

(リポーター)
農場では、農学科の生徒が、実習で育てた野菜を収穫しています。

体育館の販売場所に、収穫された野菜などが運び込まれてきます。
「模擬会社」による「仕入れ」です。そして、値札が付けられます。

(リポーター)
お値段も決まってきていますけれども、これは、どのようにして決めているんですか?

(研究科1年 千葉農大商店模擬会社副社長 積田健太朗さん)
下のスーパーさんなどに価格を調べに行って、みんなで決めさせていただいています。

(リポーター)
農業大学校の農産物の販売。
毎回、およそ30種類の農産物や加工品が並び、いよいよ販売開始です。

(山田さん)
3時になりましたので、ただいまから直売を開始します!
いらっしゃいませ!!

(リポーター)
販売場所に並んだ農産物の中にある、ちょっと小さめの「サツマイモ」。
マレーシアへの輸出用に栽培された「べにはるか」です。
マレーシアでは、小さめのサツマイモが好まれるため、今年6月から10月にかけて、輸出向けに、農業大学校で試験栽培したものです。
県が11月にマレーシアで行った「千葉県サツマイモフェア」で紹介され、農業大学校の生徒もPRに参加してきました。

(リポーター)
マレーシアでの反応はいかがでしたか?

(研究科2年 伊藤耕祐さん)
そうですね。
まず、マレーシアの人たちに好まれる小さめのサツマイモを、焼き芋として試食販売させていただきまして、マレーシアの方々にも大変喜ばれまして、片手で持てるやつだったりとか、すぐ調理に回せるような小さめのものが多かったですね。
こういったあちらの方々にも喜ばれるサイズっていうものを、将来的にも自分は作って販売していきたいなっていうのを実感できました。
自分の家が、成田の方でサツマイモ農家をやっていまして、消費者に喜ばれるサイズを作るにはどうしたらいいの、というのを考えて色々な勉強をして将来的に活かしていけたらなと思ってやっています。

(リポーター)
「模擬会社」の社員の一人、平嶋宏介さんは、福岡県の出身。
千葉県の梨栽培について学びたいと、研究科に入学したそうです。

(研究科1年 千葉農大商店模擬会社 平嶋宏介さん)
私の生まれ故郷、福岡県は、実は九州で一番梨を栽培しています。
千葉県は、梨の生産量全国第1位ですので、なおかつ最高品質の梨を提供している。そういうところに興味をひかれて千葉県立農業大学校に入学致しました。
高品質の梨を大量生産しているのはすごいなって、そういうところを真似していきたいなと。
なおかつ模擬会社や販売、そのほか生産、特産品など色々なものを扱うことができ、勉強になっていますね。

(リポーター)
開店と同時に飛ぶように売れて行き、ご覧ください。ほぼ売り切れました。
でも、「模擬会社」の学習はこれで終わりではありません。
会社経営の基礎である、帳簿管理や金融機関への入金などの仕事が残っています。

(リポーター)
この「模擬会社」、今後どのようになっていって欲しいとお考えですか?

(山田さん)
そうですね。
自分たちが卒業してもどんどん続いていく会社で、自分たちが卒業して7人集まった時に自分たちが始めた会社だなと言って笑い合えるような、
で、縁もどんどん繋がっていって生産の方でも繋がって行ける仲で、卒業して後輩に託せればなと思っています。

(安原先生)
「模擬会社」は始まって1年目ですが、中には「模擬会社」で学習したくて研究科に進んだ生徒もいますし、県外から千葉県農業を勉強するために入学する生徒もいます。
今後さらに充実した授業にしていきたいと考えています。

(リポーター)
千葉県立農業大学校、研究科。
新たに始まった「模擬会社」の学習を通じて、生徒たちは、さらに高いビジネス感覚に富んだ農業経営を学んで行くことになります。

(キャスター)
千葉県立農業大学校の「模擬会社」は、農業経営を学ぶ実践的なカリキュラムとして、生徒たちに人気のようですね。

(リポーター)
はい。皆さん楽しみながら、農業経営について学んでいました。

(キャスター)
次世代の農業経営者に、千葉県の将来の農業はかかっています。
農業大学校の皆さんのこれからの活躍に大いに期待しています。

以上、特集でした。

続いて、「食の宝庫 ちば」
今回は、「性学(せいがく)もち」です。

香取、海匝(かいそう)地域を中心に伝承されている、「性(せい)学(がく)もち」。
もち米ではなく、うるち米で餅を作るもので、江戸時代末期に活躍した農村指導者・大原幽学が考案したと言われています。
こちらでは、地元で獲れたお米を、「性学もち」に加工し、販売しています。

(オオナギファーム 大なぎ晋一さん)
Q性学もちの作り方は?
一度蒸したうるち米を水につけて一度洗って、もう一度蒸すという、これが特徴です。

Q性学もちの特徴は?
食感が良くなって、冷めても固くなりにくい餅となります。
伸びないので、のどにつかえにくい。子どもでもお年寄りでも食べやすいです。

(キャスター)
丁寧に作られた「性学もち」は、地元で獲れた農産物と共に、道の駅などに並びます。
「性学もち」は、お餅と同じように、焼いたり、煮たりするほか、汁物に入れても溶けにくいため、鍋や麺類に入れたり、炒め物の具材にするなど、様々な料理に使えます。
なめらかで、のどごしがいい食感を、是非味わってみてください。

ちばの食材について、詳しくは、ホームページもをご覧ください。

それでは、プレゼントです。

(リポーター)
今週は、県立農業大学校で栽培された「キャベツやトマト、サトイモ」などを
5人の方にプレゼントします。
ご覧の必要事項と、番組の感想を必ずお書き添えの上、ご応募ください。

(キャスター)
来週ですが、
「今週の出来事」でもお伝えしました「チーバベリー」を特集します。

(リポーター)
県が開発した、いちごの新品種について、デビューまでの取り組みや、おいしさの秘密などをご紹介します。

(キャスター)
今日見ただけでもおいしそうでしたね。どうぞご覧下さい。
それでは、今週はこのあたりで失礼します。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課放送・インターネット班

電話番号:043-223-2245

ファックス番号:043-227-0146

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