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更新日:平成30(2018)年12月28日

ちばア・ラ・カルト(2018年12月26日号)

東京都に隣接し利便性の高い立地でありながら、北部での梨栽培など農業も盛んな「市川市」は、『真間(まま)の手児奈(てこな)』が万葉集に歌われるなど、古くから多くの文化人にゆかりのある、文化の薫り高い町です。今回は、冬場の運動不足の解消に!「市川市」の文化の魅力に触れながら、ウォーキングで楽しむ「万葉・文学の道」と江戸時代から盛んになったと言われる人気の「七福神巡り」をご紹介します。

「ちばア・ラ・カルト」バックナンバー(平成30年度)

「市川市」で文学の魅力に触れる 歴史と文化を辿(たど)る道

「万葉の道」は、市川駅から少し歩いた国道14号沿いを起点に大門通りを進み「真間山弘法寺(ぐほうじ)」までの約1キロメートルの参道です。まずは、大門通りを進んで行き、悲劇の万葉美人・手児奈を祭った「手児奈霊神堂」へ向かいます。『真間の手児奈伝説』は、現在の市川市真間の地に暮らしていた美しい手児奈という娘が、多くの男性に慕われるも、自身への求婚が男性たちの争いの種となり、心を痛めた手児奈は自ら真間の入り江に入水したという悲しい伝説です。この悲劇の伝説を悲しみ奈良時代の歌人・山部赤人(やまべのあかひと)と高橋虫麻呂(たかはしのむしまろ)が歌を詠み、この歌は日本最古の歌集である「万葉集」に収められています。また、「真間山弘法寺」は、手児奈の霊を弔(とむら)うために天平9(737)年に行基(ぎょうき)が創建した「求法寺(ぐほうじ)」が始まりとされており、樹齢400年以上のしだれ桜が咲き誇る季節には多くの人でにぎわいます。
伝説のゆかりの地からすぐそばには、芸術鑑賞のスポットも!明治・大正時代の建築様式を残す「木内ギャラリー」や庭園を生かしたギャラリーとして平成16(2004)年9月に開設した「芳澤ガーデンギャラリー」で、足を止めて小休憩。四季折々の木々や草花を眺めながら、多彩な芸術作品などを楽しむことができます。
次に、向かうのは「市川市」と中国の「楽山市(らくさんし)」の友好都市締結のきっかけを作ったとされる文学者・歴史学者・政治家である郭沫若(かくまつじゃく)の旧宅を一部移築・復元した「郭沫若記念館」です。近くには郭沫若が久しぶりに市川市を訪れた際に詠んだ『別須和田』(須和田に別る)の漢詩の碑が建つ「須和田公園」もあります。記念館では平成31(2019)年1月19日(土曜日)に「邦楽コンサート」を開催します。伝統的な日本建築とともに、日本の伝統楽器・筝(そう)の演奏を楽しむことができます。
続いて向かうのは、「文学の道」です。昔から「桜土手」と呼ばれてきた遊歩道沿いには、北原白秋や永井荷風など市川市ゆかりの作家、俳人、歌人の作品や市川市との関わりが書かれた説明板が設置されています。近代文学に思いを馳せながら桜並木をのんびりと歩き、最後は「八幡(はちまん)神社」を巡り、市川駅へ戻ります。

続いては、新年を迎えるこれからの時期にぴったりな「七福神巡り」をご紹介します。「七福神巡り」は、参拝することで、“七つの災難が除かれ、七つの幸福を授かる”といわれています。
市川市の七福神は、毘沙門天「下総国分寺」・「浄光寺」、恵比寿天「所願寺」、大黒天「本将寺」、福禄寿・寿老人「妙正寺」、弁財天「法華経寺奥之院(ほけきょうじおくのいん)」、布袋尊「安養寺」とされています。
中でも、ご紹介したいのが、七福神の中でも紅一点、琵琶(びわ)を弾く姿が特徴の「弁財天」です。「弁財天」は、知恵財宝・愛嬌(あいきょう)・縁結びの徳があるといわれ、芸術・芸道の神様としても信仰されています。弁財天が祭られている「中山法華経寺」は日蓮宗の大本山で、境内にある祖師堂(そしどう)や五重塔は国指定重要文化財です。また、境内にはたくさんの梅の木があり、毎年1〜3月頃には見事に咲き誇る梅の花を楽しむことができます。

ぜひ、新年は「市川市」を歩いて、文学の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

〈手児奈霊神堂〉

〈真間山弘法寺〉
(真間山弘法寺 提供)

〈木内ギャラリー〉

〈芳澤ガーデンギャラリー〉

〈郭沫若記念館〉
(郭沫若記念館 提供)

〈法華経寺奥之院〉

いちおし情報

平成30(2018)年4月にオープンした、「道の駅いちかわ」。県内では都心から一番近い道の駅です。地元農産物・海産物の直売や名産品を販売する「メルカートいちかわ」や地元食材を使った本格イタリアンが楽しめるレストラン「トラットリア・アルポンテ」があるほか、土曜日、日曜日には期間限定ショップが出店し、にぎわっています。

〈道の駅いちかわ〉

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