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更新日:平成22(2010)年7月20日
三方を海に囲まれ、豊かな自然に恵まれた我が千葉県。
自然、歴史、アート、グルメ・・・、そんな千葉の四季折々の魅力を、耳より情報を添えて紹介していきます。
太平洋にほど近く、温暖な気候で自然もいっぱいの茂原市。3月下旬には、桜が咲き始めてきます。
千葉市の泉自然公園、野田市の清水公園とともに、日本さくらの会によって選定された「日本さくらの名所百選」のひとつに数えられる「茂原公園」。3月下旬から4月上旬には、約2850本の桜が咲き誇ります。見頃の季節にあわせて開催される「茂原桜まつり」のほか、4月4日(日曜日)には、公園に隣接する「日蓮宗 本山 東身延(ひがしみのぶ)藻原寺」でお釈迦様の誕生日を祝う「花まつり」が行われます。藻原寺から茂原公園まで、桜の花が舞うなかを稚児行列が練り歩き、周囲は華やかな雰囲気に包まれます。また、4月の下旬からは茂原市の木にもなっているつつじも見頃です。
茂原公園内にある茂原市立美術館・郷土資料館では、4月11日(日曜日)まで美術収蔵展「春の優品展」を開催中です。桜が咲き誇る茂原公園を描いた日本画家・林功(はやしいさお)の大作「桜花日月(おうかにちげつ)」などが展示されてます。館外の桜と絵に描かれた桜を見比べるのも一興です。そのほか、司工房の袋物や板倉花巻の書、金澤弘光の洋画などを紹介する「手技袋物と新収蔵作品展」や、「房総の風光」をテーマにした写真展「フォトクラブ四季写真展」も開催しています。また、入ってすぐ左手に展示されている「人車」は、明治42年(1909)から大正の終わり頃まで、茂原市と長南町を結んでいた「県営軌道 庁南線(ちょうなんせん)」の客車です。全国的にも珍しい、人が押して走った車両なのでこちらもお見逃しなく。
5000平方メートルの圃場(ほじょう)に牡丹(ぼたん)250種2500株・芍薬(しゃくやく)50種500株を栽培する「茂原牡丹園」も4月下旬からが見頃です。別名「富貴花」「花王」と呼ばれ、幸福や繁栄のシンボルとされる艶やかな花。同様に見頃を迎える西洋シャクナゲやツツジとともに、園内を美しく彩ります。国の登録文化財に指定されている、丹精な茅葺屋根の母屋がたたずむ風景はまるで一枚の絵画のようです。
そして、6月中旬になると紫陽花が見頃を迎えます。服部農園「あじさい屋敷」は約200種1万株を栽培。斜面いっぱいに、色とりどりの紫陽花が広がっています。眺める場所によって様々な表情をみせてくれる、独特の花景色を堪能しましょう。

<憩いの場として親しまれている茂原公園の桜。
朱塗りの弁天橋と桜とのコントラストも美しい>

<茂原市立美術館・郷土資料館は全国でも珍しい
美術館と郷土資料館の複合施設>

<茂原出身の林功が描いた「桜花日月(部分)」>

<牡丹園の母屋は享保年間(1730)の建造と伝えられる>

<辺り一面に紫陽花が咲き誇る服部農園
「あじさい屋敷」>
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