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更新日:平成22(2010)年7月29日

ちばアラカルト(2009年10月28日号)

三方を海に囲まれ、豊かな自然に恵まれた我が千葉県。
自然、歴史、アート、グルメ・・・、そんな千葉の四季折々の魅力を、耳より情報を添えて紹介していきます。

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豊かな自然と、歴史が育んだ我孫子の魅力に出会える旅

歴史・芸術・自然に関わる見どころが多く、大人から子供まで幅広い年齢層が楽しめる我孫子。

天保二(1831)年に建てられた宿場の名主である小熊家(私有地のため非公開)をはじめ、我孫子宿本陣の離れを移築した旧村川別荘や市内3ヶ所に残る一里塚などが、元禄年間(1688~1704年)に水戸街道の宿場、成田道の起点として栄えた江戸時代の面影を今に残しています。

文芸誌『白樺(しらかば)』を創刊した柳宗悦(やなぎ むねよし)、武者小路実篤(むしゃのこうじ さねあつ)、志賀直哉(しが なおや)など、多くの文化人が住んだことでも知られており、我孫子の玄関口であるJR常磐線我孫子駅周辺には、文化人達ゆかりのスポットが点在しています。なかでも、白樺派の貴重な資料を数多く収蔵する「白樺文学館」は“文学の町”としての我孫子の魅力を知ることのできる施設として、志賀直哉邸跡や武者小路実篤邸跡と並んで多くの観光客が訪れます。
我孫子駅を下車し、文化人達の足跡を辿りながら歩いていると手賀沼に辿り着きます。ほとりにある手賀沼公園は四季折々の花や鳥たちが集う、市民の憩いの場。この手賀沼公園と展望台がある親水広場までの手賀沼遊歩道を歩くと、心地よいひとときを過ごすことができます。また、手賀沼公園・サイクルパーク我孫子南・鳥の博物館・フィッシングセンター・道の駅しょうなん・柏市中央体育館に用意されたレンタサイクルは、我孫子を広域に楽しみたいという方におすすめ!大人300円、子供100円というリーズナブルな価格に加え、上記6ヶ所のステーションであればどこへでも返却できるので、目的にあわせて使えます。

親水公園から程近い我孫子市鳥の博物館は、日本唯一の鳥類の博物館として開館。トキの剥製(はくせい)や絶滅した巨鳥エピオルニスの卵などの貴重な資料が展示されているほか、大人から子供まで幅広い年齢層が楽しめる企画展も人気。11月7日(土曜日)・8日(日曜日)には、国内最大級の鳥のイベント「ジャパンバードフェスティバル2009」を開催。NPO・学生・市民団体・行政による鳥や自然環境に関する活動の発表、彫刻や絵画展、子供工作教室、船上バードウォッチングなど楽しい催し物が盛りだくさんです。

少し足を延ばせば、奈良時代から平安時代初め頃の郡役所の倉庫跡である相馬郡衙正倉跡(そうまぐん がしょうそう あと)や本殿に天岩戸(あめのいわと)・八岐大蛇(やまたのおろち)退治・神武東征(じんむとうせい)の彫刻が施された葺不合神社(ふきあえずじんじゃ)など、市内には歴史的にも価値のある文化遺産があります。文化年間(1804~1818年)に近代河岸の発達で高瀬船(たかせぶね)が行き交い繁栄した布佐地区も見どころです。

本陣跡・標柱の写真

<我孫子宿本陣は現存する元名主邸の北向に在ったが、大正初め取壊される事となり、本陣離れを歴史学者・村川堅固に引取られ移築・保存された。今はこの標柱を残すのみである>

湖北一里塚の写真

<国道356号沿いにある湖北一里塚は、旧成田街道の3番目の塚>

 

顕彰碑の写真

<我孫子駅のロータリーには、私財を投じて駅用地を提供した同駅開発の功労者・飯泉喜雄の功績を讃える顕彰碑がある>

繭玉をイメージした車止めの写真

<志賀直哉の小説に登場する山一林組生糸工場(石橋製糸)跡。現在は商業施設や公園となっているものの、史跡説明板や繭玉をイメージした車止めが設置されている>

手賀沼の写真

<多くの動植物を見ることができる手賀沼>

葺不合神社の写真

<元暦三年に創建されたとされる葺不合神社>

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