千葉県のあゆみ


千葉県はもともと安房国(あわのくに)、上総国(かずさのくに)、下総国(しもうさのくに)の三国からなっていました。

「古語拾遺(こごしゅうい)」によると、天富命(あめのとみのみこと)は阿波斎(あわのいん)(忌)部(べ)を率い東国に赴き、麻を栽培させます。このとき良質の麻が成長したところを総(ふさ:麻の古語)の国といい、阿波斎部が住んだところを安房と名づけたといわれています。総の国は都に近い方が上総、遠い方が下総と呼ばれました。安房国の「房」と上総国、下総国の「総」を組み合わせて「房総」と呼ばれています。

鎌倉に幕府が開かれるころ、房総では千葉氏が強い勢力を誇るようになりました。戦国時代の安房では、里見氏が大きな力を持ちました。徳川家康が江戸に幕府を開くと、房総はそのおひざ元として重視され、直接の支配地か身近な家来の領地となりました。そのころの藩はみんな小さく、佐倉藩が一番大きな藩でした。

明治4年(1871)の廃藩置県により、房総には館山県、佐倉県など24の県が生まれました。その後、上総・安房の地域は木更津県となり、下総の地域は印旛県となりました。

明治6年(1873)6月15日に、木更津・印旛の両県を合わせて千葉県が誕生。

この日を記念して、昭和59年(1984)に6月15日を「県民の日」と定めました。

県人口は、昭和58年(1983)に、500万人を、平成14年(2002)には600万人を突破、全国で6番目に人口の多い都道府県となっています。


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