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更新日:平成28(2016)年6月27日

知事定例記者会見(平成20年7月31日)概要

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知事定例記者会見概要

日時

平成20年7月31日(木曜日)10時30分~11時00分

場所

本庁舎1階多目的ホール

発表項目

  1. 平成19年度決算見込みの概要について
  2. 健全化判断比率等の見込みについて(詳細情報)
  3. 総合防災訓練の実施について
  4. 「笑顔いっぱい!フレンドリーオフィス」募集について(詳細情報)

件名をクリックするとそれぞれの知事発言がご覧になれます。

また、詳細情報をクリックするとそれぞれの発表資料等がご覧になれます。

 知事発言

(知事)

おはようございます。定例の記者会見を始めさせていただきます。

 平成19年度決算見込みの概要について

まず、平成19年度決算の見込みがまとまったので、その概要について説明させていただきます。

まず、決算額ですが、歳入は1兆4,420億円でございます。歳出は1兆4,382億円で、実質的な収支は23億円の黒字となりました。

この黒字は、財源不足などのために特別に認められた地方債の発行や企業庁からの借り入れなど、可能な限りの手を尽くして、何とか確保したものでございます。

さらに、地方交付税が大幅に削減され、財政状況が一段と悪化し、「経常収支比率」が初めて100%を超え「100.1%」になりました。これは家計に例えますと、お給料だけでは、絶対に必要な光熱費あるいは家賃など、そうした最少限度の必要な生活費さえも賄えないといった厳しい状況になったということでございます。

次に、決算の主な特徴を3つ申し上げます。

1つ目は、「県税は増えたものの地方交付税等が減り、一般財源が減少している」ということです。

画面をご覧いただきたいと思いますが、県税は前年度に比べますと、116億円、1.7%の増となっています。一方で、地方交付税等は258億円、12%も減少しております。結果として一般財源は増えていません。

2つ目は、増加の一途をたどっている社会保障関係費についてです。この図をご覧ください。平成19年度以降、国の制度改革に伴う県の負担率の引き上げなどによって介護給付費や児童手当などの社会保障関係費が急増しています。どうしてこのように急増しているかといいますと、例えば黄色いところは児童手当ですが、こういった児童手当の割合が県で多くなってきています。そういった社会保障費が、今までは国が2分の1だったものが、国が3分の1にするといったような、いろんな形でこれらの社会保障費を多く地方で払うことになってしまっているために、これだけ急増しています。

3つ目ですが、団塊の世代の大量退職時代の到来による退職手当の増加です。平成19年度ですが、定年退職者は1,397人でした。退職手当は626億円となっています。前の年に比べますと、大変大きな伸びを示しています。まだこれからも伸びる予定です。

このように、社会保障関係費あるいは退職手当など、義務的な経費が大きく伸びている一方で、先ほど申し上げましたが、地方交付税等が大幅に削減され、県が自由に使える一般財源は増えていません。非常に柔軟性がない形になっています。

その結果、「福祉・医療などの基本的な行政サービスも思うように実施できない」ほど大変厳しい財政状況でございます。

このため、県としては、事務の効率化や経費節減など、一層の行政改革を推進することはもちろんですが、今まで減らせるだけ減らしてきたというのが実感でございます。これ以上、一体どこを減らすのかというようなほど、人もいろんな事業も整理をしてきました。それでもまだ整理するところがあるかどうかを十分確かめて、これからも行政改革をしていきたいと思いますが、量的な行政改革、質的な行政改革の両方に取り組んでいく必要があるだろうと思っています。

地方の実情を踏まえた地方交付税の復元・充実、そして分権型社会にふわさしい地方税財政制度の確立について、国にもう少し考えてほしい。今、国の財政再建が優先されて、地方にその分がつけ回されているという構図が、先日の全国知事会でも問題になりました。地方あっての国だと私は本気で思うわけでございまして、国の財政再建はできたけれども、国民は非常に疲れてしまったという状況は余り望ましいことではない。それぞれの地方が元気であること、活性化して、最少限度の必要な行政サービスはきちっと担保できるような、そういった財政構造にするべきだろうと思っています。

 健全化判断比率等の見込みについて

(知事)

次に、健全化判断比率等の見込みについて申し上げます。

平成19年度決算から新たに算定することになった「健全化判断比率」等の見込みですが、これは夕張の事件などがあって、国として「地方公共団体の財政健全化に関する法律」を定めたことによるものです。

平成19年度決算から県全体の財政状況や将来負担しなければならない債務などが把握できる「健全化判断比率」の算定が義務づけられました。


画面は千葉県の状況でございますが、この健全化判断比率が右の欄の早期健全化の基準値を超えますと、いわゆる具体的な対応が必要となると言われているものです。黄色信号といってもいいのかもしれません。

千葉県は、一般会計等を対象とした「実質赤字比率」と公営企業会計を含む「連結実質赤字比率」については、いずれの会計も赤字ではないということで、横棒が引いてあるところがそうですが、該当がありません。

また、借金の負担の程度を示す「実質公債費比率」は12.6%、将来負担しなければならない債務の程度を示す「将来負担比率」は215.8%で、基準値の25.0%に対しては12.6%は低いし、将来負担比率の400%に対しては215.8%と、いずれも基準値を下回る見込みになりました。

これらの指標は、監査委員の審査を受けた後に、その意見を付して9月の定例県議会に報告し、そして、最終的な結果を県民の皆様にお示しをする予定でございます。

これからも将来を見通した的確な財政運営に努めていきたいと考えているところです。

 総合防災訓練の実施について

(知事)

次に、総合防災訓練の実施についてお知らせをいたします。

先週、岩手県で6月に続いて再び大きな地震がありました。千葉県、あるいは首都圏でもいつ地震があるかわからないと言われております。そこで県では、大地震などの災害に備えて、今年も8月30日から9月5日までの防災週間を中心に「総合防災訓練」を実施いたします。

まず、東京都や神奈川県、埼玉県、千葉市などと一緒に「第29回八都県市合同防災訓練」が行われます。千葉県での訓練は8月30日の土曜日に、「成田国際空港」のある成田市で震度6強の直下型地震が起きたという想定で行われます。およそ130の機関と5,000人の方々が参加してくださる予定になっております。

また、主な訓練を3つご紹介したいと思います。

1つ目は、メイン会場となるのが、今申し上げたように成田ですが、そこの成田国際文化会館とその周辺地域で行われる救出あるいは救護などの訓練です。岩手・宮城内陸地震でも災害派遣医療チーム(DMAT)や災害救助犬も実際に活躍したのです。犬は大変な嗅覚を持っているので、実際にがれきの下に人がおられる場合は、人間よりも早く犬の方がかぎつけるこということなので、本当にそういうときは活躍してほしいと思います。

また、今回、初めてご近所の住民相互による救出を想定して、家庭内の中にある、それぞれのお家で持っているという意味ですが、ノコギリやジャッキ、そういった道具を使っての救助訓練を行います。けがをしたペットを治療する動物救護センターの設置もあるそうです。これも珍しいです。

2つ目は、多くの方々が集まる成田市内の集客施設、いろいろございます。成田にはお寺もあれば、ディズニーランドのようなところもありますが、そこの避難訓練です。

成田国際空港では、旅客ターミナルなどの旅行客の避難誘導や負傷者の救出訓練を行います。外国の方々もたくさん訪れる成田山新勝寺では、重要文化財の釈迦堂周辺で参拝者の避難誘導や消火活動訓練を実施いたします。

また、イオンモール成田では、一足早く8月6日に緊急地震速報に伴う避難訓練を行います。

3つ目ですが、住民やボランティアの方々を主体とした夜間の避難所体験訓練。夜を徹して、皆様、救援に当たったり、一方、避難してきた方は学校で泊まって、安全な場所で避難をされますが、成田市内は3つの小学校、中学校の体育館で約500名の方に実際に泊まって、避難所がどのような状況かということを具体的に体験していただく予定です。

このほか千葉県単独では、石油コンビナートを対象とした防災訓練を8月26日に船橋市で実施いたします。

県では、こうしたさまざまな実践的な訓練を通して、災害時の対応能力の向上に努めてまいります。それはいろんな駅とか空港とかお店とか、実際にいろんな団体の方の対応能力も必要ですが、普通に、一般に住んでいる私たち市民、あるいは実際にそこを訪れているお客様の方たち、そういった方たちも災害時の対応能力をみんな上げておいてもらうということ、私たちがそういったときに臨機応変にすぐ体制がとれるということがとても大事だと思っています。「日頃からの備え」をしていただくことが何より大事だと思っています。

 「笑顔いっぱい!フレンドリーオフィス」募集について

(知事)

次の項目ですが、「笑顔いっぱい!フレンドリーオフィス」の募集です。

県では、障害のある方を積極的に雇用していただける事業所等を「笑顔いっぱい!フレンドリーオフィス」として募集をいたします。障害のある方々が、「自分の適正や能力に応じた職業に就きたい」という希望は、年々増加してきています。働く場はまだ不足しているのが現状です。

そこで、県では法律で定められた雇用率1.8%以上を達成し、障害のある人にも、ない人にとっても働きやすい環境が整備されていて、共に笑顔いっぱいで働ける事業所等をフレンドリーオフィスと認定いたします。笑いがいっぱいあるところに福来るといいます。本当に楽しいオフィスがどんどんできていったらいいなと思います。

認定された事業所等を県のホームページで広くご紹介することで、一層の雇用促進を図っていきたいと考えております。

ご応募・お問い合わせ先は、ご覧のとおりでございます。本日から、期限は設定せずに、随時受け付けをさせていただいております。電話が043-223-2762です。ファクスは043-221-3730。ホームページも下に書いてありますが、どんどんご応募いただけたら、とてもうれしいと思います。県の産業人材課で受け付けていますので、このテレビをご覧の方は、自分は自信がある、フレンドリーオフィスだと名乗りを上げようという方は、どんどん名乗りを上げて、電話でもファクスでもホームページへのメールでも結構です。ホームページは内容が書いてあるわけです。詳しくはホームページをご覧ください。

10月25日に幕張メッセで障害のある人が職業技能を競う全国大会「2008なの花アビリンピックinちば」と「障害者ワークフェア2008」が開催されます。

このときに第1回目に認定されたフレンドリーオフィスの認定式を行う予定です。まだ間に合いますから、10月25日ですから、まだ先でございます。どんどんお申し込みいただければうれしいです。

また、このたび全国から公募したフレンドリーオフィスのシンボルとロゴマークがご覧の作品に決定いたしました。とても明るい笑顔です。これはお寄せいただいた317点の中から選ばれました京都府の居関孝男さんの作品です。フレンドリーオフィスの頭文字「F」をモチーフに、笑顔で働く様子をイメージしたものだということです。

今後は、このロゴマークを認定書や県の広報用のチラシに表示するなど、効果的に活用してまいります。フレンドリーオフィスの普及を大いに図っていきたいと思っています。

障害のある人が自分らしく地域で暮らすことができるよう、ぜひ、たくさんの企業・事業所の皆さんの積極的な応募をお待ちしております。

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 質疑応答

(知事)

それでは、質問に移りたいと思います。

平成19年度決算見込みの概要及び平成19年度決算に基づく健全化判断比率等の見込みについて

(記者)

決算見込みの話ですが、あまりというか、全く明るい話がないのかなということですが、こんな見込みの中で、私たち県民がこれからどうやって生活をしていけばいいのか、というか、これからも安心して暮らせるのかどうかということと、何か改めて県としてはこういうことをするというものが、もしあれば、聞かせてもらえたらなと。

(知事)

一番はっきり申し上げたいことは、行政サービスの質を下げたくないということです。福祉とか、いろいろな行政サービスが山のようにあります。県民の皆様、市民の皆様、それぞれ市でやっている行政サービス、あるいは県でやっている行政サービスもありますが、そういったものを財政難で切らなければならないという事態は大変深刻なので、それを何としても避けたいということで、さっきも申し上げましたが、大変苦しいのですが、それでもぎりぎり苦労をして、例えば、企業庁からの借り入れを行うとか、認められている地方債、そういったものの借り入れを行うとかしながら、県民の皆様が安心して過ごしていただけるための、最低限必要なものはそろえて、やっとぎりぎり。黒字といっても23億円の黒字というのは、そういったどうしてもやらなければならない、いろんな行政上の仕事、行政サービス、そういったものをやりながら、財政課は大変ですが、予算をつけ、執行していきたい。それがこういう形で数字が出ていますが、今言ってくださったように、とても厳しい財政状況です。

どういう形で表現したらいいかというと、もっと自由にできるお金があれば、乳幼児の医療とか、そういうことでも、隣の東京都ははるかに多いです。中学生まで医療費の負担をするとか、もっとそういうことができたらとてもうれしいのですが、それがない、できない。私学助成だって増やしたい、いろいろそういうことはありますが、ぎりぎりのところまでしかできない。自転車操業的な県政運営だと思います。ただ、何度も申し上げているように、県民にはご迷惑をかけたくないと思っております。

(記者)

人件費の割合が高いようですが、個々に対応していくお考えはありますか。

(知事)

千葉県で言えば、行革の中で絶対的な数は減らしてきています。

(記者)

額そのものについては、手はつけないで。

(知事)

手は随分つけて、皆さんに昇給を我慢していただくとか、特に幹部の方たちはいろんな手当を切ったりして、よその県に比べれば、6年ぐらいになりますが、大変に我慢をしてもらっているということで、手をつけています。普通のとおりにやっているわけでは全然ありません。

(記者)

今回は企業庁からの借り入れもかなり行っているということで、今後、いつまでも企業庁の財源があるわけではないという中で、平成19年度ではなく20年度の財源についてはどのような見通しでしょうか。

(知事)

国の方にもきちっと交付税をもとに戻してほしいというお願いもいたしますし、効率的な県政運営をする中でやっていきたいということです。さっきから説明しているように、まだ、それこそ人件費も、社会保障費のような義務的経費が伸びていく。このカーブは来年下がるわけではありません。むしろ上昇していく。でいながら、歳入の方は横ばい、さっき見たとおりです。ですから、また新しい工夫をしなければならないと思います。

(記者)

財政状況についてお伺いします。要は、出るものを削るか、あるいは入るものを増やすか、単純に考えればそれしかないと思うのですが、歳出に関してはぎりぎりまで削っているというお話でした。例えば、歳入を増やす方策として何か具体的に考えていらっしゃる、何か税率を上げるだとか何だとか、そういうお考えは何かございますか。

(知事)

超過課税については検討していますが、一生懸命、本当に県庁職員大変ですが、滞納額が結構多いものですから、滞納している方が全部税金をきちっと納めてくだされば、それこそ随分楽になる、そういった状況にあります。ですので、徴税も一生懸命やりますし、県民の皆様には、どうぞ自動車税とか、そういう税金も払っていただきたいというお願いはしたいと思います。

(記者)

先ほどもありましたが、国に対して働きかけるということを、もう少し詳しくお話しいただけますでしょうか。

(知事)

一番はっきりしているのは、全国知事会での申し入れですが、地方消費税の充実ということを申し入れました。

(記者)

長めに具体的にお願いできますでしょうか。

(知事)

今、質問がありましたように、もし実際に財源がなければ、行政サービスを低下させる以外ない。質的低下、量的低下。それはしたくないわけですから、そうすると財源を確保せざるを得ないわけです。一番格差が少ない税と言われている地方消費税を上げることが一番大事ではないかというのが、地方の知事たちの意見でございました。私たちとしては、地方消費税の充実という表現を使っていますが、時期とか上げる幅などについては、国の方で決めるべきであると。税調で決めるわけですから、そこでしっかり決めてほしいということを申しました。

知事選挙について

(記者)

話題は変わりますが、今日は知事のお誕生日ですね。人生の節目の日ということであえて伺いたいのですが、来春の知事選についての思いをお聞きかせください。

(知事)

皆様からの強いご要望があればというふうに申し上げていて、その気持ちは変わりません。

(記者)

任期満了まで約8カ月、選挙まで約7カ月、この時点でまだ強い要望、知事が決断に至る要望がまだないということですか。

(知事)

要望は感じています。

(記者)

まだ決断には至っていない?

(知事)

十分に考えた上で決断はしたい。

(記者)

時期的には、いつごろをめどと考えていらっしゃいますか。

(知事)

いつも答えていることですが、積極的に打って出たいということはいつも申し上げております。

燃油高騰水産業緊急対策について

(記者)

先日、国の漁業者に対する総合対策が発表されましたが、知事も先日、水産庁に直接、要望に伺われたということで、改めて国の対策への評価を伺えればと思います。

(知事)

今度、800億円近い対策を大胆に出していただいたので、大変歓迎したいと思います。

具体的にそれが一人ひとりの漁業をやっている人たちのところに到達するように、どういう形でそれが配分されるかということに、これからまた十分に見極めていきたいと考えています。

知事選挙について

(記者)

ちょっと間があいてしまったのであれですが、先ほど積極的に打って出たいという表現があったのですが、意味がよくわからなかったので、どういう思いなのかということをお伺いしたい。

(知事)

少なくとも、今、この2期の間にやってきたいろんな政策があります。それはこれからも時代の流れの中で大変大事だと考えておりますので、それはやっていきたいと思っています。続けていくことが、千葉県として大変大事だと思っています。

(記者)

そうすると、それをご自身の手でやるのか、こちらで勝手に考えると、例えば知事と同じような考え方を推すこともあるのかもしれませんが……

(知事)

いずれにしても、発展的にそのことが推進できることが千葉県にとっての発展にこれから一番肝心なことだと思っています。時代の要求に応じていくことで、逆戻りをしないことが何より大事だと思っています。

どうもありがとうございました。

内容についてのお問い合わせ先

  • 平成19年度決算見込みの概要
    →総務部財政課【電話】043-223-2076
  • 平成19年度決算に基づく健全化判断比率等の見込みについて
    →総務部財政課【電話】043-223-2076
  • 平成20年度総合防災訓練の実施について
    →総務部消防地震防災課【電話】043-223-2297
  • 「笑顔いっぱい!フレンドリーオフィス」事業所の募集開始について
    →商工労働部産業人材課【電話】043-223-2755

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所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

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