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更新日:平成28(2016)年6月27日

知事定例記者会見(平成20年6月5日)概要

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知事定例記者会見概要

日時

平成20年6月5日(木曜日)10時30分~11時10分

場所

本庁舎1階多目的ホール

発表項目

  1. 「平成21年度国の施策に対する重点提案・要望」について
  2. 千葉県の地震被害想定調査結果について(詳細情報)
  3. 「地球温暖化防止と生物多様性保全」推進きゃらばん隊の活動等について
  4. 「ちば遺産100選」等の選定について

件名をクリックするとそれぞれの知事発言がご覧になれます。

また、詳細情報をクリックするとそれぞれの発表資料等がご覧になれます。

 知事発言

(知事)

おはようございます。定例の記者会見、始めます。

ちょっとじめじめするような、ひとつからっとしないお天気ですね。

今日は、まず原油の話から始めようと思ったのですが、県内のガソリン価格、6月2日の時点ですが、170円に迫り、皆様、石油製品とか原材料の価格が随分高くなっているので、本当に困っている方がおられるのではないかと思います。事業者の方々の経済活動、県民の皆様の生活にもそういうことで大きな影響が出ていると思っております。

県では、今年の1月に原油価格高騰対策本部を設置いたしました。金融相談や制度融資を拡充するなど全庁挙げて対策を実施しております。ご相談も大変増えているということでございます。原油価格の高騰によってお困りの事業者の皆様には、こうした制度があることを思い出して活用していただければと思います。

今後も引き続き原油価格の動向を十分注視して、適切に対応していきたいと県では思っておりますので、遠慮なく相談をしてください。

 「平成21年度国の施策に対する重点提案・要望」について

では、最初の話題ですが、県では皆様にとって暮らしやすく、活力のある千葉県づくりを行うために毎年、国に対して制度や法律の改正などを提案したり要望したりしております。このたび、平成21年度の国の施策に対して、千葉県からの提案と要望を行う重点事項がまとまりましたので、お知らせしたいと思います。

今年は、「産業」、「県民のくらし」、「基盤整備やまちづくり」、「環境」、「地方分権改革」の5つ、項目をこのように分けました。この中にいろいろ書き込んでありますが、全部で19項目あります。

また、今年は新しい項目も出てまいりました。何かといいますと、「食品の安全・安心の確保」についてということで、中国でつくられた冷凍ギョウザの食中毒で千葉県では小さい子どもや7人の方が被害を受けたわけですが、このようなことが二度と起こらないように、輸入食品の徹底した安全性の確保を図るよう求めています。

2つ目です。「生物多様性基本法」が絵に描いた餅に終わらないようにしてほしいというお願いでございます。地球温暖化対策と同じく、国は自らの責任を自覚し、地方に対する必要な支援を行い、地域と連携しながら取り組むよう、提案をしていきたいと思います。

このほかにも、医師の確保対策や救急医療を初めとした「医療体制の充実」や「福祉や介護を支える人材の育成」などを強く要望してまいります。

また、成田空港へのアクセスをよくするために成田と日暮里間を結ぶ「成田新高速鉄道の整備の早期実現」などについても要望をいたします。

これからも地方が主役、つまり県民が主役となって個性豊かで活力あふれる地域づくりができるように、地方からの意見や提案をどんどん国の方に伝えていきたいと考えております。

 千葉県の地震被害想定調査結果について

(知事)

次の話題に移ります。私たち、まだ中国四川省での地震のことは忘れられません。気になります。土砂で埋まったダムが決壊するという危険もあるそうで、いろいろ怖いことがありますが、地震というのはいつ起こるかわからないので、十分な備えが必要です。

ずっと今まで19年度から地震が起きた場合にどのような被害が想定されるのだろうか、その予想値の調査を行ってまいりました。その結果が出たので、お知らせをしたいと思います。

この調査結果ですが、人的被害、建物の被害については4月にもう既に発表させていただきました。今回は、県民の皆様が生活する上で重要な「ライフラインの被害」や、「帰宅困難者」などの調査結果がまとまったので、追加してお知らせするものです。

近い将来、千葉県に大きな影響を及ぼす可能性のある地震は3つあります。この地図でご覧ください。東京湾北部地震、千葉県東方沖地震、三浦半島断層群地震の3つと言われています。このうち東京湾北部地震が千葉県にとっては一番大きいというか危険なのですが、これが起きますと震度6強の地震が東京湾岸でずうっと広がっていって、千葉県の約40%で震度6弱以上となる。そうすると、大変大きな被害が出ることになります。ここでは、そこで予想される被害についてお伝えいたします。

まず、交通施設ですが、道路の橋梁では31カ所、港湾施設では25カ所で被害の発生が予想されます。また、ライフラインでは、水道は147万戸で断水、停電は20万戸で停電が起きる。都市ガスは37万戸で影響があるだろうという結果が出ています。

次に、自宅を離れて避難する方や、帰宅が難しい方いわゆる帰宅困難者についての予想です。

まず、避難者ですが、およそ145万人と非常に多くなる可能性が出ています。自分の家にいては危険だからどこかに避難しなければならない方たち、この数は大変なものです。145万人です。帰宅が難しい方は108万人、そのうちの60%に当たります65万人の方が通勤や通学などで東京都内に行って千葉県の自宅へ帰ることが難しい、困難だという方々でございます。

千葉県の特徴としては、成田国際空港など大勢の方が集まる、とにかく人がたくさん集まるような施設があります。この地震により施設から出られなくなってしまう方、留まらなければならない方は、成田空港では2万人、東京ディズニーリゾートでは5万人になるだろうという調査結果が出ております。

最後に、経済への被害額について申し上げます。建物やライフライン、交通施設など地震による被害総額は約9兆8,000億円に上るであろうとの結果が出ています。これは県の年間の予算の、何と7年分という、本当に巨大な額でございます。

このように非常に大きな地震が起こった場合、県民の命や財産、そし暮らしや県内の産業にも大きな被害が起こることが予想されるわけですが、県ではこれまでの調査結果をもとに、地震防災対策を総点検して、建物の耐震化、自主防災組織の増加など長期的に災害を減らす目標を定め、「地域防災計画」の見直しを行ってまいります。

いつ地震が起こるかわかりません。皆さんが自分の命を守る「自助」、近所の方とかお隣でお互いに助け合う「共助」がとても大切です。今日の発表もぜひ参考にして、そうなんだ、停電する可能性がこんなに大きいんだ。あるいは、ガスもとまる、水道も断水する可能性がある。家に帰れない可能性もある。そのときの連絡はどうしようかとか、断水したらどうしようか、そういったこともご家族で話し合っておいていただけたら、大変うれしいです。

 「地球温暖化防止と生物多様性保全」推進きゃらばん隊の活動等について

(知事)

次の話題に移りたいと思います。今日は何の日だか、皆さんご存じですか。6月5日というのは、実は「環境の日」でございます。これは1972年6月5日からスウェーデンの首都ストックホルムで開かれた「国連人間環境会議」を記念して定められました。この環境会議というのは非常に注目された環境会議なのです。というのは、ストックホルムの飛行場に着いた飛行機から水俣の患者さんたちがおりた。そのときに当時の新聞記者が書いているのですが、飛行場にいた人たちの間に衝撃が走ったと。非常にリアルな描写がありますが、当時、公害列島とまで言われた日本でした。その公害列島と言われた、まるで日本の証拠のようにして水俣の重症の方たちがストックホルムに乗り込んだということは、どんなことがあっても公害を避けなければいけないということの大きな大きな証だったと思います。当時の日本の環境庁の長官だった大石環境庁長官は、そのときに日本はこれだけの大きな被害を出してしまった、このことは改めなければならないという、大変に思い切った演説をされたことでも有名です。

そういったストックホルムの「国連人間環境会議」、ちょうど20年後の1992年に今度はリオで「地球サミット」というあだ名で言われている環境会議が開かれて、その2つが20世紀の大きな会議だったわけですが、その記念日というのが6月5日、今日でございます。日本では「環境基本法」で「環境の日」を決めていますが、6月を「環境月間」と定めております。

千葉県でもこれまでに温暖化防止と生物多様性保全の視点からの環境対策を積極的に展開をしています。その取り組みの一つとして、5月27日から「地球温暖化防止と生物多様性保全」推進きゃらばん隊が活動を始めています。

ご覧ください。この子どもたちと一緒の写真。これは出動式です。環境月間内における「きゃらばん隊」の取組として、今月28日の土曜日、午後1時から市川市にある千葉県立現代産業科学館で「地球温暖化と生物多様性保全について考える県民の集い」を行います。この集いには東京情報大学のケビン・ショートさん、この方は千葉のニュータウンに住んでおられるのです。私たち日本人よりもよく千葉の里山を知っていて、あそこへ行くと道祖神がありますよ、こっちには水神様がありますよ、そこから昔は水がずっと田んぼに流れていたんですねということを教えてくださるような、私たちよりも詳しく千葉の自然環境について知っているケビン・ショート先生に「生き物と一緒に暮らすため」というテーマで話をしていただきます。

そのほか、きゃらばん隊は、この画面でご覧いただけますように、6月7日、千葉市手作り環境博覧会、船橋市環境フェアがあります。6月8日、鴨川市キッズフェスティバル2008、香取市環境フォーラム2008、6月14日、エコフェアいちはら、6月15日、ふるさと多古町あじさい祭、6月21日、浦安市環境フェア、市川市環境フェア、袖ケ浦市環境フェア、環境研究センターで何かあるんですね。7月7日、地球温暖化防止一斉行動(エコウェーブ)です。エコウェーブというのは、8都県市で一斉に電気を消して、環境の大事さをみんなでわかるような形で何かを示そうというもので、千葉では幕張新都心で行います。この日、電気を消すのですが、皆様方にもぜひ消していただきたいと思います。

ご覧になったように、県内いろんなところで活動します。

また、6月28日には、子どもたちによる環境を守るための活動報告や環境月間にちなんだポスターや作文、標語の優秀作品をつくってくれた小・中・高校生などへの表彰式も行われます。

また、さらに環境月間中に、今も申し上げたようにいろんなところでフェアが開かれますが、そのフェアのところにきゃらばん隊がお邪魔をいたします。そこで県民の皆さんに電気をこまめに消したり、マイバックを使いましょうといった「CO2CO2(コツコツ)ダイエット宣言」をお願いしたい。お一人おひとり、本当は600万県民すべての方にCO2CO2ダイエット宣言をしていただきたいなと思いますが、せめてあなた方はCO2CO2宣言をしてください。私は電気を消しますという宣言でもいいし、必ずマイバックを持って買い物にいきますという宣言でも結構です。1人でも多くの方が宣言をし、その宣言を守っていただきたいと思っています。

このきゃらばん隊の活動のほかにも、県内の小学校5年生を中心に「ちばCO2CO2ダイエット夏休み学習帳」をお配りします。そして、クーラーなど電気の使用が多い7月と8月に家族みんなで省エネに取り組んでいただきたいと思います。千葉のCO2を減らせたらいいですね。

 「ちば遺産100選」等の選定について

(知事)

では、最後の項目に移りたいと思います。最後の項目は、将来に引き継ぎたい千葉県の自然や歴史、文化、風景などを県民の皆さんの投票によって「ちば遺産100選」と「ちば文化的景観」として選定することにいたしました。

選定の対象となる候補は、県内各地のNPOや文化保護団体、市町村等の意見を入れて選んだもので、「ちば遺産」は201件、「文化的景観」は52件の候補があります。

皆さんにどんどんこれを選んでいただきたいわけですが、「ちば遺産100選」は3つの分野から選定をいたします。

1つ目は「伝統文化」です。五穀豊穣や地域の平穏などを祈ってきた民俗行事で、人と自然とのかかわりを今に伝えるものです。

2つ目は「文化遺産」です。県内には縄文時代の貝塚や巨大な前方後円墳、優れた寺社建築や彫刻など、全国に誇れる文化遺産が数多く残されています。

3つ目は「自然遺産」です。天然記念物に指定された昆虫や魚、植物、森林、自然の営みが造り上げた特徴的な地形などを候補として上げております。

次に、「ちば文化的景観」についてです。「文化的景観」とは、気候風土や地形を利用して千葉の人々がつくってきた歴史・文化や生活・生業を具体的に示す風景です。

例えば、画面は候補の一部ですが、地形を巧みに利用した棚田や、江戸前漁業を伝える漁港、醤油づくりの景観、そして地産地消の伝統を伝える朝市の景観です。こういったものを今回、「ちば文化的景観」に集めました。52の景観を上げていますが、皆様の周りにももっとほかにすてきな景観があるかもしれません。たとえ小さなところでも、この景観は遺産に残す、そんな景観だなと思ったらば、それもぜひご意見としてお寄せください。

そして、県民の皆様から投票や文化的景観へのご意見は6月、7月の2カ月間、県のホームページや各県立博物館の窓口で受け付けさせていただいております。皆様からの投票やご意見、県文化財保護審議会などの意見も加えて、今年の10月ごろまでに選定する予定でございます。また、その結果を冊子にまとめ、教育や観光振興などに活用していきたいと考えています。多くの県民の方にぜひ参加していただきたいんですね。ぜひ、千葉県のホームページをあけていただいて、この文化遺産の写真が載っています。201の文化遺産と52の景観、どちらも写真に載っていますので、それを眺めるだけでも楽しいと思うのですが、それと同時に、これをぜひ残すために遺産として選定してほしいと思うところを電子投票をしていただくわけですが、それをお寄せいただきたいと思います。

余りコンピュータは使ってませんよという方は、県立の博物館にいらしていただければ、そこで写真を見ていただき、投票をすることができるので、興味のある方はぜひご参加ください。

 

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 質疑応答

(知事)

それでは、記者の質問に移りたいと思います。

国の施策に対する重点提案、要望について

(記者)

よろしくお願いします。まず、国の施策に対する重点提案、要望について、いま一度、今年度分の要望における知事の思いを伺えればと思います。といいますのは、新規が2事項ということで、大半がこれまでの継続の案件だと思うのですが、継続して続くということは要望がなかなか実現されないからかなと思ったりもするのですが、その中で特に強い思いがあるものがあれば教えていただけたらと思います。

(知事)

必ずしも実現されないということではなくて、要望しても、まださらにということで要望し続けている項目も結構あります。ここで具体的な例で申し上げた方がいいと思います。

新規は2つではなくて、一部新規というのもあって、1の産業・雇用・観光というところでの新規は、ニート対策に関する国と地方の役割分担の適正化について、これは新規です。

その次の3のところでは、米の政策改革の抜本的な見直しについて、これは常日ごろ申し上げているように、減反を千葉は迫られているので、特に新しく入れました。

その下にあります沿岸漁業の改善資金及び漁業近代化資金における漁船の推進機関(エンジン)は償還期限を延長してほしいと。これは漁師の人から直接言われました。今も油の値段が大変高騰しているので、ぜひ償還を延ばしてもらいたい。船を出すのが苦しいということでございました。

その次は医療の問題になりますが、これも新規ですが、救急医療体制の充実。千葉でも一番困っているのが救急医療です。問題になった、いわゆるたらい回しという言葉で言われるように、救急医療体制を国のレベルからちゃんとしてほしい。

次の新規は、肝炎患者のインターフェロン治療に係る医療費助成の公費負担についてというのがございます。

もう一つ、まだ新規があります。結構あります。福祉・介護サービスを担う人材確保につながる福祉・介護制度の改善。人材育成をもっとしてほしいということです。

次の新規は食品の安全ということで、さきほど2つだけご紹介したので、2つ新規のものを紹介しますと言ったので2つと思われたのかもしないけど、実際は食品の安全の確保、これは国でもって輸入食品の検査、抜き取り検査や何かが必ずしも十分、特に加工品などが行われていない。そういったものについて、今度のギョウザの事件のようなことが起こったので、もっとそのことをきちっとやってほしい。これは大変強く要望することで、例として挙げさせていただきました。

もう一つ、成田財特、これは法律事項なので続けやってほしいということのお願いをしています。

東関東自動車道のところのお願い。もう一つ新しいのは、これも例示させていただいた生物多様性の保全、これを絵に描いた餅に終わらせないで、基本法をつくったのだから、きちっとそれを運用できるように財政的措置を講じてくださいというお願いです。

もう一つ、廃棄物処理施設の許可制度の改善。これは、千葉はぜひともやってほしいと強く思っています。

もう一つ、これもとても大事だと思いますが、最後のところですが、道州制を検討する際の留意事項。道州制というのは、地方分権を確立するための道州制であって、今はどうもそこのところが私たちには見えてこないということで、先日、自民党の道州制を議論していらっしゃる部会に私たち各県知事が呼ばれて意見を言ったのですが、もっともっと地方の観点を入れて道州制の議論を展開すべきだろうということで、こういうのはまさに提案と要望の一番大事なところかと思っております。

(記者)

あと1点、ガソリンをめぐってですが、県民を対象にしたいろんな相談窓口とか設けられていると思うのですが、実際、県の執務とかで公用車とかガソリンを使うようなところもあるとは思うのですが、そういった中でガソリンをなるべく使わないとか、そういった取組というのは結構あったりするのですか。

(知事)

今、私が報告を受けてはいませんが、県の方でどこかでやっていますか。これからですね。これから考える余地があれば、考えていかなければいけないかもしれません。

(記者)

ありがとうございました。

減反政策について

(記者)

今、知事もお触れになったのですが、町村官房長官の減反政策の見直し発言に賛否両論出ているのですが、生産調整の達成率の低い千葉県としては、このあたりの政策を見直してほしいと思う部分もあるかと思いますが、この発言についてどうお感じになられたか、お聞かせください。

(知事)

私は町村長官の発言には賛同しています。というのは、減反をしろと言われ方が、これまた全国一律なのです。千葉の場合は必然、非常に地下水の水位が高い。そういうことがあって、水を抜くという作業が千葉ではあるわけです。だから、例えば、富里などでもスイカをつくっているところでも、どうやって水を抜くというか、びちゃびちゃにならないための施設をつくるぐらいの県なのです。そういう県で、乾いた土を必要とする稲とか大豆をつくる、そういった転作はとっても難しい。

今、東北あたりの方たちがおっしゃっているのは、大豆が今、95%輸入です。このままいくと、お豆腐も食べられなくなってしまう。だから、米は余っているのだから、米ではなくて大豆をつくればいいではないか。大豆をつくれば収入も上がるのだからという理屈なのです。千葉でつくれるのなら、それはいいかもしれません。しかし、千葉では大豆をつくると、現場の方の説明によると、40%ぐらいしか収益が上がらない。そうしたら、わざわざ損をしてまで大豆をつくる農家の方はいないと思うのです。どうしても米をつくる。

違う形で米をどう輸出できるかということとか、米粉にすることとか、飼料用の米、1.5倍ぐらい収穫できるそうです。今、畜産農家は外国から来るとうもろこしや飼料が値上がりして倍ぐらいになってしまった。これではやっていけないということで酪農の農家でもやめてしまう農家すら出てきています。そういうときに飼料用の米をつくって、そのときに国の方からの転作への補助を出すのです。だけど、そういった形できちっと養豚している人とか牛を飼っているような方の方にきちっとした補助を出してくれることによって、それも転作のうちと認めてくれるのですが、農家は飼料用のえさにするための米をつくることができる。しかし、そういう買い手、飼料用の米を買う場合にキロ30円です。それでは余りに安くてやっていけないということがあります。

ですから、きちっと一つずつの地域を見ないと、北海道と千葉では全然違う。だから、転作に対しての補助金、北海道は417億円、千葉はたったの5億6,000万円ぐらい、これでは話にならない。それで千葉が悪いと責められても千葉は困ってしまいます。

だから、町村さんがおっしゃったように、減反政策はもっときめ細かく、地域ごとにきちっと見直してくれないと、千葉はいつも減反しないからと責められるのですが、それはしないのではなくてできないという部分があるということの理解、それにどう対応したらいいのかということ、そういったことこそ国は一緒に考えて、助成すべきところは助成し、段取りをとってくれればいいのですが、減反しないから次から次へとペナルティーを科していくというのは、私はいつも100メートルを7秒で走れと。走れなければ片足切るぞと言われているような、そんな感じだと言っているのです。

もう少しちゃんと100メートルを自分のペースで走れるように、それぞれ違った施策を考えるぐらいのことを国が今やらなければ、これだけ多様化している時代に対応できないと思っています。

地震の被害想定調査結果について

(記者)

地震の被害想定調査のことについてお尋ねしたいのですが、今回、新たに帰宅困難者の方が108万人以上出るということで、かなりの数の方が帰宅困難に陥るという結果が出ましたが、これを踏まえて、県の方で帰宅困難者対策、特に都心から帰ってくる人への対策として、例えばこういうものをやっていきたいといったような見通しがあれば、教えていただければと思います。

(知事)

一つは家族への連絡です。どうやって家族に知らせるか。その情報をできるだけ共有するということ、途中のコンビニなどでトイレなどを借りられるとか、そういうこともやっています。

東京都内でどこへ行けば千葉の情報が入るかということも、これは、もうやっているかしら。話としてはそういうのが出ていたけど・・・

(職員)

今後の課題です。

(知事)

千葉県の人がどこへ行けば、自分の家族の情報、携帯をかけても、地震が起きた途端にほとんど携帯は不能になるということをこの前、経験しました。ですので、東京では無事だったけれども、家族がどうなっているか知りたいといった場合、例えば流山は今、どうなっているかとか、そういう情報を都内で知ることができるところ、あるいはどこで泊まったらいいのかとか、そういったことをこれからやっていくというところです。

(記者)

東京ディズニーリゾートで5万人、これが一つの市町村に匹敵するぐらいの数だと思うのですが、オリエンタルランドは民間企業なので、こうしろ、ああしろというのはなかなか難しい面もあると思うのですが、例えば、TDRと組んでこういうことをやっていきますといった話というのはできますでしょうか。

(知事)

ディズニーさんの方でも災害対策というのは十分立てていると思うのです。こういうのが出れば、地震でなくても、この間も実は小さい地震でも舞浜でも人がいっぱい帰れなくて、結局、終電が出たのでよかったのですが、終電が出るまでに本当に大勢の人が帰れなくて困ってしまったのです。たまたま終電が出たので、それにみんな乗ってお帰りになったのですが、この間、経験しています。そういった場合にどこへ泊まるのか。

5万人もの人が、しかも地震だったらば、あの中の施設、ホテルなどは崩壊している可能性だってありますよね。使えない可能性だってある。使えるところがあればいいのですが。だから、そういう地震があったときには、どこに避難するのか、どこの広場が使えるのかということをディズニーの方はディズニーの方で考えていると思います。

私も浦安に地震のときの話をしに行ってきたのですが、たまたまあそこは埋立地なので沈下の可能性が非常にあるのです。そのために、特に浦安の場合は事前にどういうことを考えていかなければいけないか。例えば、橋が落ちた場合、動けなくなってしまうような地形です。そういう点について、これから浦安は特に詰めて考えると、市の方でもおっしゃっていました。

しかし、ディズニーランドそのものとしても、市との連携をよくとっていると思いますが、県の方とも連絡とっていますか。

(職員)

今回の5万人はディズニーランドとシーの2つということで、とりあえず情報をいただいて、これからその滞留者が車で来ているのか、電車で来ているのか、そういった部分を含めて、今後の対策を市とも連携しながら対策を講じていきたいと思っています。

(知事)

そのときは、多分、橋も落ちているかもしれない。さっき31の橋梁というのが出ていましたよね。その橋梁一つ一つがどこなのかというところまでは私まだつかんでいませんが、橋が落ちた場合は車も使えない、電車が不通になっていたら、二、三日すれば復旧するかもしれませんが、その人たちが二、三日過ごすための食料とか、寝るところとか、トイレとか、そういったところをどうやってつくるのかというのが大問題だと思います。だから、千葉の方は東京よりは楽かもしれないですが、まだ周りが広いところがある。都会は本当に大変だろうと思います。そういうことで言うと、浦安市というのはマンションが大変にたくさんある。小さいけども人口は比較的多いところなので、防災対策はしっかりとってほしいと思っています。

ご苦労さまでした。

内容についてのお問い合わせ先

  • 「平成21年度国の施策に対する重点提案・要望」について
    →総合企画部政策企画課【電話】043-223-2207
  • 千葉県の地震被害想定調査結果について
    →総務部消防地震防災課【電話】043-223-2297
  • 「地球温暖化防止と生物多様性保全」推進きゃらばん隊の活動等について
    →環境生活部環境政策課【電話】043-223-4139
  • 「ちば遺産100選」等の選定について
    →教育庁教育振興部文化財課【電話】043-223-4085

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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