サービス停止情報

現在情報はありません。

ここから本文です。

更新日:平成28(2016)年6月27日

知事定例記者会見(平成20年4月17日)概要

[知事発言へ][質疑応答へ]

知事定例記者会見概要

日時

平成20年4月17日(木曜日)10時30分~11時15分

場所

本庁舎1階多目的ホール

発表項目

  1. イオン株式会社及び株式会社イトーヨーカ堂との「地域振興・地域貢献に関する包括協定」の締結について
  2. 「健康ちば21」、「千葉県保健医療計画」の見直しについて
  3. ブレーメン型地域社会づくり第1号拠点施設を整備する民間事業者の募集について
  4. 「早春ちばめぐり~房総発見伝春~」実施期間における観光入込客数及び宿泊客数(速報値)について
  5. 第35回県政に関する世論調査結果について

件名をクリックするとそれぞれの知事発言がご覧になれます。

また、詳細情報をクリックするとそれぞれの発表資料等がご覧になれます。

 知事発言

(知事)

おはようございます。定例の記者会見を始めさせていただきたいと思います。

 イオン株式会社及び株式会社イトーヨーカ堂との「地域振興・地域貢献に関する包括協定」の締結について

(知事)

一番最初の話ですが、4月3日の記者会見で「商業者の地域貢献に関するガイドライン」について話をしました。一言で言えばシャッター通りが増えている中で、大きい店舗とその地域の商業者の間でお互いに交流をしたり、新しい地域づくりのための指針を書いたガイドラインをご意見を伺いながらつくってきましたが、そのガイドラインが実際に運用されるようになりました。

その後、とてもうれしかったことは、このガイドラインに基づいて、「地域振興・地域貢献に関する包括協定」というのが中に書かれているわけです。要するに大きい店舗と県との間の包括協定ということで、4月15日付でイオン株式会社さんと株式会社イトーヨーカ堂さんの両社と締結をいたしました。この包括協定を結ぶことができました。これは相当画期的なことだろうと思っています。今後は、店舗ごとに具体的な取り組みを明らかにした「地域貢献計画書」等を提出していただくことになっているわけでございます。

商業者の地域貢献活動をきっかけにして、各地域で関係者の連携・協働、両者が経済的にも成り立っていくような、地域の活性化を促進できたらと思っているところです。

「シャッター通り」がなくなるようにということで、これも一つの前進になったらとてもいいと思っています。

 「健康ちば21」、「千葉県保健医療計画」の見直しについて

(知事)

次に、健康づくりや医療の問題についてお話ししたいと思いますが、人生80年、90年の時代になって、健康づくりも大事になりました。医療もとても大事になりました。年をとったときに、だれもが目がだんだん見えなくなってくるとか、耳が遠くなってくるとか、車椅子に乗るとか、だんだん障害を持つようになってくるようなことがあって、福祉のお世話になるような高齢者も増えてくる。生まれたときから人生が終わるときまで、健康づくり・医療・福祉ということがとても大事な時代になりました。なぜならば、人生50年だったときは、恐らく、今、大変問題になっているような病気は非常に少なかったわけです。それは50歳以後に発症している人が多いわけですから、50歳までで死んでいれば、そういう病気にはならなかったという時代もあったし、こういう難しい病気がどういうことの原因で増えているのかわかりませんが、いずれにしても、がんだの、血管系のメタボリックシンドロームと言われているものとか、そういうものが高齢者を中心として非常に増えている時代になってきた。そうなってくると、50歳を過ぎてから健康づくりを始めても遅いのであって、事によったら生まれたときから、若いときにどれだけ自分の骨を、あるいは内臓を鍛えておくかによって、将来、80代、90代になったときに健康でいられるということもだんだん保障されてくるような、そういうのは自分自身の体の問題だろうと思います。

ところが、実際にそういった健康づくりとか、医療保険の制度、あるいは福祉、こういうものは国でも県でもみんな今まで縦割りでした。今でも国の方は縦割りのまま、医療制度改革、介護保険の改革、障害者制度、さまざまな制度、それぞれの制度の改革が行われています。それを統合した形では行われてないわけです。千葉県では、県民一人ひとりの側から考えると、今申し上げたように、それは一体的なものである。手のここからここが医療で、ここから内臓については健康づくりなんてことはあり得ないわけで、健康づくりと医療の治療と予防とか福祉は1人の人間から見れば全部一体的なものであるということで、千葉県は大変大胆な挑戦をスタートしました。

それはどういう挑戦かというと、健康づくり・医療・福祉、そういったものを分野ごとに別々に扱うのではなくて、これを統合して一体的に政策化していこうという試みです。

国の制度がいろいろ変わってきているこのチャンスをとらえて、ある種、逆手にとってといった言い方でもいいのですが、受け身にとらないで、それを能動的なとらえ方をして、いろいろ制度が変わっていく、その変わっていく制度を県としては縦割りの垣根を取り払った上で、全国初の取り組みをしていこうということになっています。健康づくり・医療・福祉が連動する地域社会づくりに向けて、3つの分野の計画の見直しを行うことにいたしました。

計画の見直しに当たっては、一昨年から地域住民の皆様に、これも一体的に医療・福祉の関係者など、分野を超えた方々に集まっていただいて、合同のタウンミーティングが開かれてきました。さまざまなご意見を伺ってまいりました。私もあちこち、安房にも行きましたし、旭にも行ったのですが、ドクターもおられるし、障害者の人もいるし、健康づくりのトレーナーさんもいるし、そうかと思うと、栄養士さんもいると、いろんな人たちが集まっていました。こうしたタウンミーティングの中で、いろんな主体、いろんな担当の方たちから多角的なご意見が出てきたわけでございます。

こういった意見あるいは提案を踏まえてつくられたのが、本日発表する「健康ちば21」、「千葉県保健医療計画」でございます。なお、「千葉県地域福祉支援計画」は今後、社会福祉審議会の審議を経て、決定・公表する予定です。そうすると、3つがほとんど同時に出てくることになります。

この3つの計画の大きな特徴は、それぞれの計画の初めに共通項がそもそもあるということです。ばらばらではないということです。例えば、600万県民の健康づくりを支援するための「健康県ちば宣言」や「3分野の連動の基本的な考え方」などを掲載してございます。

それぞれの計画について少し説明したいと思いますが、まず第1に「健康ちば21」についてですが、これの基本的な理念としては、「自分らしく、いきいきと、暮らし続けるために、一人ひとりの健康力を育てよう」ということにしています。これが基本理念です。

見直しのポイントは、県民の意見を集約・整理し、わかり易い「千葉県独自の施策の方向性」を設けたことです。具体的には、生涯を通じた健康づくり、一人ひとりの健康状態や生活習慣に応じた健康づくりなどの5本の柱を設定しました。県民一人ひとりの健康観、あるいはライフスタイルを考えた健康づくりに取り組むことにしたものです。

これらの取組を通して、自発的に健康づくりが県全体に広がっていくことを心から願っております。それが家庭、あるいは地域、学校、職場といったような健康づくりの運動のうねりにつながっていくことによって、私はラジオ体操はテレビを見ながらやっていますが、仲間がいることがとても大事なのです。ちょっとしたお昼休みとか、その地域の路地でとか、家庭でもいいのですが、とにかく運動のうねりができていくことが大事だと思っています。日本一の「健康県ちば」を実現できるように県として取り組んでいきたいという大変強い決心を私たちはしております。600万県民一人ひとりがそういった宣言をし、努力を必要とするので、決心をして、自分の健康づくりに取り組んでいただきたいと強く思っております。

次は、「千葉県保健医療計画」の見直しでございます。主なポイントを3つ申し上げます。1つ目は、患者の症状に応じた医療機関等の治療と健康づくり・福祉サービスが利用できる「循環型地域医療連携システム」を構築することでございます。このシステムは、病院や診療所などの限りある医療資源を効果的・効率的に活用するために、「がん」、「脳卒中」などの4つの疾病と「救急医療」、「周産期医療」などの4つの分野について、それぞれ急性期から回復期を経て、在宅に至るまでの治療を担う医療機関の役割分担と連携体制を明確にしたものです。かかりつけ医とか病院とかがお互いに協力し合う、情報を提供し合う、連携し合うということで、そういった制度の谷間に患者さんが落ちてしまうことがないように、密に計画を立てているところです。

2つ目について申し上げます。保健医療圏の見直しです。カメラの方、こちらの地図を撮っていただきたいと思いますが、ここに出ています印旛と山武、赤いところが山武です。これが一緒の医療圏でした。今度、この赤い山武のところを切り離して、別の医療圏にしました。「循環型地域医療連携システム」が効果的に機能するように見直しを行ったものです。

したがって、山武から夷隅、長生までの細長い地域が一つの医療圏、赤いところは印旛の医療圏でございます。こちらにお住まいの方たちは、今度はこういうふうに変わったのだということを今日は知っていただきたいと思います。印旛が独立しました。山武、夷隅、長生をもう一つ独立した医療圏として位置づけてございます。

保健医療圏を見直しましたので、この医療圏内で救急の問題、あるいはかかりつけ医の問題、循環型医療の問題、いろいろ取り組んでいくことになります。

3つ目ですが、総合的な診療機能の充実・強化でございます。人間全体を見る総合的な診療を行う医師の養成。総合的という意味は、今、どんどん細分化しているのです。

内科でも循環器とか消化器とかいろいろです。その中でも、特に何の専門の先生、がんでも小児の専門の先生とか、乳がんの専門の先生、胃の専門の先生、いろいろ分かれていますが、一つ一つの体の部分だけではなくて、総合的な診察が大事なことがあります。メンタルなことが影響していることもあります。ということで、総合的な医療が行えるようなドクターをぜひ増やしたいということで、そういった総合診療を行える医師の養成、日ごろから患者さんの病歴、健康状態を把握しているかかりつけ医の確保などを図っていきたいと考えています。特に病気にならなくても、その方の健康診断をずっと受け持っているドクターは、その人の体についてよく知っていてくださる。したがって、何か具合が悪くなったときにはすぐに発見できるという長所があると思います。

計画は、つくったら終わりではなくて、いかに実践していくかがとても大事です。この循環型連携のイメージ図のように、健康づくり・医療・福祉の各分野が連動する地域社会の実現に向けて、市町村、さまざまな分野の団体、経済団体や地域住民の方たちが力を合わせて、一つ一つ実践していきたいと考えています。皆様と一緒にやっていくことによって、こういった循環が大変うまく機能するのではないかと思っていますので、今回はぜひとも県の縦割りをなくして、総合的な医療の見直し、健康づくり・医療・福祉を一体化した県の取り組みをよく理解していただいて、皆様もそういった認識の上で実際に健康をつくったり、あるいは病気のときにはお医者さんにかかったりということをしていただきたいと思います。

 ブレーメン型地域社会づくり第1号拠点施設を整備する民間事業者の募集について

(知事)

次の話題に参ります。県では、ブレーメン型ということを言ってきたのです。千葉県にお住まいの方で「ブレーメン?それは童話の話ではないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、このブレーメンというのはどういうものかというと、子どもや障害のある方、あるいは高齢者、主婦、そして学生など、一人ひとりがお互いに助け合っていこうと。ブレーメンの童話は、年とったロバと犬と猫とニワトリが助け合うというお話です。

泥棒をつかまえたり、みんなで協力し合って生きていったという童話ですが、このブレーメンというのは、そういった意味です。高齢者も障害者も若い人たちも、働き盛りの男性もみんなで協力し合って地域社会をつくっていこうということです。それをブレーメン型地域社会づくりと呼んでおります。今度、そのための拠点施設を習志野市の県有地を活用して整備することになりました。

この事業は平成17年10月に県と市と両方で話し合いながら、ぜひこういうことを実現しようということで、一番最初のときは、私も市長さんも出て、両方の職員も大勢出て、いろんな議論をしながらやってまいりました。それで2年半の歳月の中で、私たちが想像した以上の成果を地元住民の方があげてくださったと思っています。それは、どんどん、地元の方がいろいろ意見を言ってくださった。その意見を取り入れて、具体的な計画を立ててきたということです。平成18年7月に「新しい地域社会づくり研究会」を立ち上げることができました。これまでに13回の議論を重ねてくださっています。それがとても貴重です。

そして、平成19年、去年のちょうど1年前には県有地を活用した拠点施設の整備について研究会から提案が出されました。県では、この提案の事業化に向けた調査に基づいて「モデルプラン」をつくったのです。今年の2月に入ってからですが、事業に関心を持つ民間事業者の方に自由な発想でアイデアを広く募りました。

本当の公募の前のプレ公募ですが、プレ公募を実施してみたのです。そうしたら、とてもうれしいことに、いろいろなご提案をいただいて、これまでの取り組みの結果を踏まえて、習志野市実籾地区にある県有地1,800平方メートルを活用して、地域の方たちが集まり、交流する拠点施設を整備することにしました。今回、いよいよその施設を整備・運営する民間事業者の方を募集することになりました。募集期間は、今日から5月30日までとなっています。

従来、こうした事業は行政が施設を整備することが一般的でしたが、今回は民間の事業者が施設を整備する、これは非常にユニークです。そして、県が支援するという新しい手法を探ることにしました。しかも、県ではこの新しい手法を千葉県発の新しい地域社会づくりのモデルとして普及させていきたい。今後、第2号、第3号の拠点施設の整備を図っていきたいと思っています。

もう一つユニークなことは、公募するのですが、それの審査に当たるのも行政だけではなくて、地域の住民の方にもご参加いただくことになっています。

事業者の皆様、どうぞ自由な提案を持ってご参加いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 「早春ちばめぐり~房総発見伝春~」実施期間における観光入込客数及び宿泊客数(速報値)について

(知事)

次に、また1月から3月まで県を挙げて観光キャンペーンをやりました。「早春ちばめぐり房総発見伝春」でございますが、どのぐらいお客様がいらしたか、その入込客の結果が、簡単な結果ですが、実際に全体の成果はもう少したってから出てくると思いますが、今のところの実施結果がまとまりましたので、お知らせいたします。

このキャンペーンでは、「初詣めぐり、新春の味めぐり、早春の花めぐり、江戸めぐり等8つのめぐり」を切り口に県内各地で合計263のイベントが企画され、早春のちばの魅力を再発見していただこうと、そういったことの取り組みが行われました。

元旦から始まりました。日の出から始まったのです。天候にも恵まれて大変いい元日の日の出を銚子、九十九里の海岸で、本当に大勢の方が新しい年を千葉県で迎えてくださいました。

大網白里町の白里海岸で行われた元旦祭では、昨年よりも3,000人も多くのお客様がお見えになったということでございます。

また、日本水仙の三大群生地である鋸南町では、昨年12月から水仙まつりの期間中、大勢の方が水仙の花と香りを楽しまれました。新聞やテレビでもたくさん紹介され、多い日には1万人を超える方が水仙の香に引かれて鋸南を訪れてくださったということです。

早春の千葉といえば、イチゴ狩りも家族連れを中心に人気がございます。館山、成東が有名ですが、大粒で甘いイチゴ、イチゴ園で皆様、召し上がった。イチゴの種類でアイベリーという種類のイチゴを食べられる東庄町のイチゴ園でも連休を利用して大勢のお客様がお越しくださったということです。

デスティネーションキャンペーンで注目されましたいすみ市にあります行元寺の「波の伊八」も今年も人気があります。欄間の彫刻を見学された方は5,000人もいらしてくださったということです。

このように多くの方が千葉県を訪ねてくださったのですが、今回の期間中の観光のお客様の傾向を集計したところ、観光・レクリエーション施設では、20カ所で調査をしましたところ、前年の同時期に比べて93.2%となっています。6.8%減っているのですが、実はこのときは非常にお天気が悪かった。まだ、皆様、記憶にあるかと思いますが、雨は降るは雪は降るはで大変天候が悪かった。それにしては、随分と多くの方が来てくださったと思っています。

予約が基本となる宿泊施設についての入込みは、前年比の100.3%と、昨年をちょっと上回っています。

ただ、デスティネーションキャンペーンを行います前の平成18年と比較しますと、観光・レクリエーション施設の入込みは9.3%の増、大体1割増になりました。本県の観光への関心は引き続き高い、増えているものと思っています。昨年の夏、秋、そして今年の春とずうっと続けてのキャンペーン、本当に波のように、返ってはまた打ち、また打ちという形で続けてきた結果だと思っています。これからもオール千葉県で観光キャンペーンの取組を続けていきたいと考えております。

 第35回県政に関する世論調査結果について

(知事)

最後に、世論調査について幾つかのお知らせをしたいと思います。主なものは、「保健医療について」お聞きをいたしました。見ていただきたいと思いますが、保健医療について「満足している」と答えた方は32%、「不満である」方が49.7%と大きく満足を不満が上回っています。

その「不満」の内容ですが、どういう不満がおありになるのか伺ったところ、「診療までの待ち時間が長い」が69.5%、70%近い方が待たされているのが大変だと感じています。特に具合が悪いとき、お医者さんのところで長い時間、1時間も2時間も待たされるのはとてもつらいことなのだと思います。

次に、「夜間・休日の医療体制が不十分」だといった方が43.5%ありました。また、「今後、充実して欲しい医療分野」については、「救急救命医療」、これは当然のことですが、50.3%、半分の方が救急救命医療の充実を求めておられます。また、「がん医療」が41.3%となっています。

「高齢者福祉施策について」ですが、「保健・医療・福祉に携わる人材の養成・確保」とか「地域支え合い・見守り体制づくり」などで、それぞれ6割を超える方たちが大事だと考えておられました。

地球温暖化問題については、関心が大変強くなってきているということです。「電気をこまめに消したり、冷暖房の設定の温度を控えめにする」という形で自分でも行動しているという方が84.4%おられました。これから大いに協力をしていただきたいと思っています。

また、こういった調査は、伺うだけではなくて、県政の政策づくりにも役立てていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 

ページの先頭へ戻る

 質疑応答

(知事)

それでは、記者の方たちの質問に入りたいと思います。

入学金未納に係る取扱について

(記者)

八千代西高校の方で入学金を当日納められない方が入学式の出席を拒否されるという問題がありましたが、この点について、知事はどのような見解をお持ちなのか。それと、条例等の見直し等をするお考えはおありでしょうか。その点について。

(知事)

高校入学ですから、自分で納めるのではなくて保護者の方が入学金を納める性格のものだと思うので、生徒さんあるいは保護者の気持ちに配慮するといったようなことは必要だったのかなという感想は持っています。ただ、入学金について現在決まっている千葉県の制度があるわけです。そのことについては、事前に説明もし、今回問題になっている父母の方たちもそこに出席しておられたということでございます。県に寄せられるたくさんのご意見の中でも、きちっと払っている人の方が多いのだというご意見もないわけではない。したがって、きちっと手続はとっていただくように、これからもお願いしたいと思います。

今回の場合は校長のご判断だと思いますが、それは校長の判断としてやむを得なかっただろうと思っています。

また、制度そのものについてどうするのかということですが、これは教育庁の方でやること、あるいは教育委員会が担当されることですが、保護者が理解していただくのにわかりやすい制度ということで、いろんな制度が日本の国内にはあるようですが、十分に検討して、研究してほしいと思っているところです。

(記者)

重ねてお伺いしますが、教育フォーラム千葉という団体の方から10日付で知事あてにこの問題に関して要求書といいますか、要望書みたいなものが出ていると思いますが、これに対する回答は、今後どのようにされるのでしょうか。

(知事)

今のところ、もう少し具体的なことの調査もやっているようですし、私がというよりも、これはむしろ教育庁のマターなので、私が直接、入学金をどうこうするとか、制度を変えるということをお答えするのは筋違いだろうと思います。

常磐線の東京駅乗り入れについて

(記者)

来月から常磐線が東京駅に乗り入れをする工事を始めるということですが、乗り入れ自体は大分先の話になるのですが、千葉県の沿線の柏とか松戸とかに与える影響は大きいかと思うのですが、それに対しての知事のお考えと、千葉県として、JRの方に要望を今後していったりすることになるかと思うのですが、そういった具体的な行動についてお聞かせください。

(知事)

実際に、今、柏の方から通勤しておられる方は非常に多いのです。常磐線の駅を使っている方、エクスプレスの方を使っている方、あそこは電車が2本通っているわけですから、それぞれ使いやすさや値段を見ながら乗っていただいているのだと思いますが、相互に競争になってしまうかもしれませんが、通勤する方にとって少しでも便利な状態になるということはいいのではないかと思っています。

今、人口が増えてきているから、もしつくばエクスプレスが通ってなければ、相当満員電車の時代があったように聞いているので、通勤で疲れてしまうことがないように両方の電車が、今、どの程度、朝込んでいるのか実態知りませんが、時間で言えば、それでも速くなった、便利になったという声はたくさん伺っているので、これからも両方の電車を上手に使い分けて通勤をしていただけたらと思います。

保健医療計画について

(記者)

保健医療計画の関係ですが、見直しのポイントの5番目にある県立病院の関係は、今後、この県立病院の役割ですとか、位置づけというのは変わるのでしょうか。

(知事)

県立病院の方向性というのは、県がぜひともやらなければいけないことをやっていくというふうに考えています。千葉県の場合、がんセンターですとか、子ども、精神、循環器、救急救命医療センターがありますが、ない県もあるのです。がんセンターのない県もあって、それが非常に大きな問題でクローズアップされていました。一つの県の中にセンターになるところがない。そうすると、そこでもって難しいケースが出てきたときに、問い合わせることもできなければ、画像診断を頼むこともできないということがあるようです。そういうことでいうと、千葉県の場合は県立の病院が非常にいい形で機能していると思います。

したがって、これから県でやっていかなければいけない県立病院の役割と、地域医療を担う医療のあり方、それをどう有機的に連携させていくかという性格、そういうやり方、仕組みといった方がいいかもしれません。そういった仕組みもまた一つの循環の、先ほど申し上げた循環と急性期と慢性期、在宅というような循環とは違うサイクルになりますが、そういう高度医療と地域医療との間の連携という点で県立病院のあり方というのはだんだん明確になってきつつあるように思います。

(記者)

そうなると、具体でおりてきますと、香取とか東金の位置づけというのは、できれば地域でやってほしい、あるいは民間でやってほしい、そういう思惑というのはあるのでしょうか。

(知事)

まだ、そういうことをはっきり申し上げていませんが、少なくとも、これから東金で九十九里の医療センターが立ち上がっていくというようなことがずうっと懸案になっています。そういったときに、東金病院はどうするかということは、当然、そこで話題になってくると思います。香取については、そういった別の構想があるわけではありませんから、今まだ県立の病院としてやらせていただかないと、香取の地域の方もお困りになりるので、またそれは将来、そういうことも出てくるかもしれませんが、今のところは県立でと考えています。

(記者)

また、関連ですが、縦割りをなくして健康づくり・福祉・医療の連動を目指すということで、行政的には大変な作業かと思うのですが、県民視点で見た場合に、具体的に健康づくりを強調しているようですが、県民的にどう変わるのかという部分を教えてもらえますか。

(知事)

今まで窓口に3つぐらい行かなければいけなかったところを、できれば1つにしたいとか、一番変わることというのは、お医者さんに行くと、みんなカルテができます。ですから、これは個別なのです。一人ずつの症状に合わせて、あなたは例えば糖尿病ですとか、こうこうということがカルテに書き込まれるわけですが、今まで健康づくりの場合には集団だったのです。そうではなくて、健康づくりの場合でも一人ずつ個別にメニューをつくっていこう、対応していこうというのが基本的な精神です。そうすることによって、その人の健康の記録というものが、理想から言えば、生まれたときからの記録がずっとあるととてもいい。例えば、途中で赤ちゃんのときに何かの病気をして、何かの薬を使って、そのために副作用があったという記録が残っていれば、別のところへ引っ越したときにそれを見せれば、この薬についてはこの子どもはアレルギーがあるのだなとか、いろんな健康づくりをしている様子というか記録があれば、また病気になったときに、一つの判断がしやすいと、そこのところの連動をしていくのがとても大事だと思うのです。

ですから、健康づくりとドクターの間の連動がどういうふうにいくかということもありますが、もっとはっきり言えば、かかりつけ医と病院、今まではかかりつけ医で検査をしても、また病院に行って、もう一回レントゲンを苦しいのに撮らなければならないということがありました。でも、常日ごろからかかりつけ医が病院と連絡をしていれば、AさんならAさんという人が手術を必要とするので、病院の方でお願いしますということが言えるし、手術が終わった段階で急性期の病院にいる必要がない。また、地元のクリニックに戻って、そこで家に近いところで療養してください。あるいはまた、さらにもっとよくなって、家に戻って、ドクターはクリニックからの外来、そこにヘルパーさんだとか、地域のカウンセラーの人とか、そういう人たちがまた自宅でのケアをするといったような循環のシステムのことです。例えば、治ってからも、今度はリハビリという健康づくりが残っているわけです。

脳梗塞で歩けなくなった。病院でのリハビリもありますが、今度は地域の健康づくりのところへ行って、健康でもりもり、オリンピックへ出るまでいかなくても、元気な体をつくっている方たちの部分もあるかもしれないけれども、足を動かしていれば、また歩けるようになるということは本当にたくさんあります。だけど、そういうことがないために家で寝たきりになってしまって、こもってしまうのでは大変つまらない。せめて、そういうところへ出ていくことによって、そこで人とも会う、あなたも来ていたのという形でお年召した方や予後の方たち、直って回復期にある方たちがそこでまた健康づくりをやれるということで、健康づくりは必ずしも健康な人がより健康にということではないと思います。

障害を持った方でも、障害を持ったなりの健康づくりもあるし、病人であれば、病人なりの健康づくりがあるし、回復期には回復期なりの健康づくりがある。

そういうようなときに、ドクターと健康づくりを担当する人たちとが連携をしてやることによって、何の病気だったんですか、こうこうこうでしたということで、今は自分で説明しなければならない。データは何もないです。健康づくりの人が専門性を持っていれば、こういう方だったらこの程度のことでとどめておかなければいけないとか、歩く距離を徐々に延ばしていこうとか、いろいろ判断ができるし、ドクターに相談することもできると思います。そういった意味で、なれば、本当に理想だと思うのです。私たちは、その理想を目指したいというのが千葉県の思いです。

(記者)

ありがとうございました。

入学金未納に係る取扱について

(記者)

若干戻りまして申しわけありません。先ほどの八千代西の件ですが、昨日の教育委員会の会議の方では、決まりに則ったもので勇気ある判断だという意見もあったのですが、知事としてはいろんな可能性、改善の可能性、制度の変更の可能性も含めて検討していってほしいというお考えでしょうか、その辺はいかがでしょうか。

(知事)

教育庁の方でも同じ考えをお持ちのように伺っています。ですので、教育庁としても、今回のことはこれで是としているようですが、全国調べてみて、制度が県によって違うみたい。本人にとっても、保護者にとっても、こういうことをきっかけにみんなにとって一番いい方法を模索するチャンスでもあるだろうと私も思います。ただ、全国の調査をしたりするとすれば、それには時間がかかります。切り離して、そういったことの研究はしてもらうことがいいと思っています。

保健医療計画について

(記者)

先ほどの話に戻ってしまって恐縮ですが、理想というのは話としてすごくよくわかったのですが、そうすると、何となく個人カルテ、情報を共有化するとか、そういったイメージのお話をお聞きしていて思ったのですが、そういう理想に向けて、まず最初に第一歩として何かやっていく具体的なものというのはどういうことになるのでしょうか。

(知事)

理想的に聞こえるかもしれないけど、さっき逆手にとってと申し上げたのは、法律で強制的に平成20年度からメタボリックの検診をしなければいけないわけです。ですから、それを今のような仕組みの中でやることによって、より有機的な連携を医療と健康づくりでとれるのではないかということです。ですから、全く夢のようなことを言っているわけではなくて、健康づくりにしても、介護保険にしても、医療制度にしても、国が制度を変えてきたわけです。だから、変えてきたものをそういう理念の上に乗っけて活用していこうということです。だから、逆手にとってという言い方がいいのか、せっかくのチャンスだから、どうせ変えるならばらばらに変えるのではなくて、変えるものに横串を刺すことによって、ちょっとの努力を県の方ですることによって、使う方の側にとって使いやすいようなやり方にできないものかというのがそもそもの発想というか、スタートです。

いずれにしても、今度はやらなければいけないということがあります。

全然入ってない部分、例えば健康づくりのところで一人ずつ健康宣言してくださいというのは国は言ってないわけだから、それは県独自のことですが、そういったものもかぶせながら、だけど、制度としてはやらなければいけない。それを、ただただ黙々とやるよりも、健康宣言しながら、その中の一環としてやる方が楽しいではないですか。みんなと一緒に今申し上げたような形で場づくりをしていくことによって、自分が検査でひっかかって、何歩歩かなければいけないと1人で歩くよりは、そういう健康づくりのシステムがあることによって、みんながやっているところへ行って一緒にできるとか、そういう考え方なのです。

(記者)

わかりました。

入学金未納に係る取扱について

(記者)

また戻ってしまうのですが、八千代西高校で、先ほど入学金制度を変えるとかについて、今、知事が言及されるのは筋違いだと思うというお話をされたと思うのですが、この入学金について定める条例を見たところ、ただし書きがあって、ただし知事が指定するものについてはこの限りではないという文言もあって、知事の裁量もある程度許されているように思えるので、筋違いとも余り思わないのですが、それについて、知事が今のところ何かやられるおつもりはないのかということが一つと、教育庁の方に全国調査等々して十分研究して検討してほしいというのはおっしゃったのですが、それは条例改正含みで検討してほしいということなのかということの確認。

(知事)

私が聞いたところでは、細かいところまで聞き込んでいませんが、条例を改正する必要は、使用料とか手数料条例の改正を必ずしも必要としないかもしれないということも聞いています。

今おっしゃった知事の権限でという部分について言えば、そういうこともあるかもしれませんが、私がここでしゃしゃり出て何かやるようなことかと言えば、私はむしろ教育庁の責任においてやるようなことなのだろう。教育庁、とんでもないではないかということで知事が何か言わなければいけないケースもあるかもしれない。でも、今回はそういうケースだとは思わないし、読売さんが書いていたのだと思うけど、長崎でも同じようなケースがあったというふうに今朝の新聞に出ていましたし、それぞれの校長が判断されることに対して、知事がそれこそ言い過ぎてはいけないだろうと思います。

ですので、可能な限り、校長が学校の中では責任者でもあるし、校長の教育理念というものもいろいろおありになると思うのです。考え方もあると思います。学校の状況もあると思います。そういったことを私が全部100%承知しているわけではないので、報告は伺っていますが、それに対して私の方から知事権限を実際に使うという必要があるケースだとは思っていないので、よろしくお願いします。

内容についてのお問い合わせ先

  • 「健康ちば21」、「千葉県保健医療計画」の見直しについて
    →健康福祉部健康福祉政策課(「千葉県保健医療計画」)【電話】043-223-2630
    →健康福祉部健康づくり支援課(「健康ちば21」)【電話】043-223-2660
  • 「ブレーメン型地域社会づくり第1号拠点施設を整備する民間事業者の募集について
    →健康福祉部健康福祉政策課【電話】043-223-2610
  • 「早春ちばめぐり~房総発見伝春~」実施期間における観光入込客数及び宿泊客数(速報値)について
    →商工労働部観光課【電話】043-223-2415
  • 第35回県政に関する世論調査結果について
    →総合企画部報道広報課【電話】043-223-2265

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?