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更新日:平成28(2016)年6月27日

知事定例記者会見(平成19年10月25日)概要

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知事定例記者会見概要

日時

平成19年10月25日(木曜日)10時30分~11時00分

場所

本庁舎1階多目的ホール

発表項目

  1. (仮称)幕張インターナショナルスクールの設置について
  2. ジャンボ落花生「おおまさり」を育成
  3. 「第四次千葉県障害者計画策定作業部会」委員の募集について
  4. 第四次千葉県障害者計画の策定等に向けたミニタウンミーティング開催の募集
  5. がん征圧千葉県民大会10月5日発表資料

 知事発言

(知事)

おはようございます。定例の記者会見を始めさせていただきたいと思います。

 (仮称)幕張インターナショナルスクールの設置について

(知事)

最初の話題は、このたび、千葉県におけるインターナショナルスクールの設立が本決まりとなりました。ここに資料がございます。今回設立するインターナショナルスクールは、従来のインターナショナルスクールと違います。東京などでもインターナショナルスクールは結構あるのですが、今までのインターナショナルスクールとどういうふうに違うのかということですが、今までのインターナショナルスクールは各種学校なのです。各種学校だから卒業証書がもらえない。したがって、例えば、中学だった場合でも、高等学校の入試資格の試験をまた受けないと高校への入学試験は受けられない。どこまでいっても、日本人の場合、その人は初等教育を受けなかった、そういうことになってしまう。日本人学校のあるところはいいのですが、全世界、必ずしもそうではない。そうすると、地元校で学んできて、日本へ帰ってきて、インターナショナルスクールへ行った子どももあるし、そういう方針でインターナショナルスクールへ行った子どももないわけではないのですが、みんな後々、本当に不便をしているという実情があります。

なかなか知られてないので、インターナショナルスクールがあるからいいのではないかと言われがちなのですが、実はそういう状況に日本国があるのです。こういう国は、世界広しといえども余りないのですが、日本国はそういう制度になっています。だから、外国人もすごく困る。日本の公立の小学校は、ご存じのとおり、授業料など取りませんが、そういう中で非常に月謝が高い。月に何十万という月謝になってしまうということで、それなら日本に企業を立地できないというケースすらある。

私たちが外資の会社を誘致しようと思うときに聞かれることが3つあるのです。一つは、学校はどうか。医療環境はどうか。住宅はどうか。住宅と医療は何とかなっても、千葉県の場合には、一つもインターナショナルスクールがない。だから、教育も大丈夫ですよということを申し上げにくいです。中学、高校になれば自分の国の寄宿学校へ戻ることもできるけど、幼稚園とか小学校では親が一緒に育てたいと思っている時期ですから、そういうことも難しい。そうなると、会社としても強制的に日本へ赴任することをしないというような事情が今まであったわけです。

幕張が国際商業都市ということで発展するのであれば、必要だと思っていましたし、幕張の最初の計画がつくられたときには国際的なインターナショナルスクールの計画も入っていたそうです。むしろ、文科省の制度の都合で今までできずにきました。今度、審査をさせていただいて、ここにやっとインターナショナルスクールが正規の学校、学校教育法の第1条に認められた学校として今回、準備に入ることが本決まりとなりました。

イマージョン教育というのです。算数とか体育、音楽などの通常の科目を日本語以外の言葉で行う教育のことを言います。これは、英語を学ぶのではなくて、英語で学ぶというところが特徴でございます。

千葉県では、特にビジネスで来られる方が大変増えていますので、そういった長期滞在をなさる外国人の子どもの受け入れ、もう一つ、世界で活躍した日本人の商社マンや技術者や官僚の人たちとか、いろんな形で外国で活躍して子育てをしてきた方たちが必要があって海外帰国子女として入るインターナショナルスクールとして今まで待たれてきたのが、やっと本決まりになったということです。

今週の月曜日に開催された第2回の「幕張インターナショナルスクール設立推進協議会」でもってこの学校をつくる場所、あるいは規模、基本的な事項が決定いたしました。学校の設置場所は、千葉市美浜区若葉の「幕張新都心の文教地区」に決まりました。敷地面積は約1万平方メートルを予定しています。また、生徒数は、3年制の幼稚園と6年制の小学校、合わせて400人ぐらいを想定しております。

インターナショナルスクールができることによって、幕張に国際性豊かな人材が集まって、まさに国際という名前にふさわしい、そういったまちづくりの一環にこれがなればいいなと期待しているところです。この学校をつくるに当たっては、非常に多くの経済界の方あるいは学校関係者の方にお世話になりました。皆様のご協力でここまで本決まりをすることができましたので、御礼を申し上げたいと思います。感謝申し上げております。

今後、平成21年4月の開校を目標に準備が進められることになります。

 ジャンボ落花生「おおまさり」を育成

(知事)

次は、千葉の名物ピーナッツのお話です。千葉といえば落花生。落花生といえば千葉と言われるくらい、ピーナッツは千葉の名物ですが、今回、超大粒の落花生「おおまさり」の育成に成功しました。品種登録の出願をいたしました。お配りした資料にも書いてございますが、14年間もこれの開発にはかかりました。大変柔らかくて、甘味があって、ゆで豆に適しているというのが特徴です。大きさは、今まであったゆで豆用の品種の「郷の香」の約2倍です。収穫量は「郷の香」の約1.3倍。この新しい「おおまさり」は、国から委託を受けて日本で唯一、落花生の研究・育成を行っている千葉県農業総合研究センターで開発をしてきました。ご苦労さまでした。平成5年から研究を重ねてきて、14年もかかったわけです。一般の品種の2倍で大粒と申し上げましたが、本当に大きいのです。

今、これが大変期待されるもう一つの理由は、輸入物が大変多くなっています。特に国内産を買いたいということで消費者の方が落花生をお選びになるときに、この超大型は中国ではつくっていない。全国でおつくりになるかもしれないが、これは日本産のピーナッツだということで、はっきり選べる、差別化できるという特徴があります。千葉としてもこれをブランド化して、県の名産品の一つに「おおまさり」がこれから参加することになると思いますが、来年5月ごろからは試験栽培を始めまして、平成21年秋にはおいしいジャンボ落花生「おおまさり」を皆様にお届けできると思います。

皆さん、ごらんください。手で持ってみますと、この大きさ。これが今までのピーナッツですから、大分違います。私が一つ食べてみます。柔らかいです。記者会見が終わったら、記者の皆さん、どうぞご試食ください。1年ぐらい一般の方はお待たせいたしますが、ゆで落花生としてとても向いた品種ですので、楽しみにしていただきたいと思います。

 第四次千葉県障害者計画の策定について

(知事)

では、次の話題に移ります。「第三次千葉県障害者計画~誰もがその人らしく地域で暮らすために~」を私は顔計画と言っていました。この表紙に顔の絵があるのです。この顔、本当におおらかな顔をしているのです。すばらしい顔だと思っています。これは、田村貴洋君という知的障害の方が描いた絵ですが、何とも優しくて、何とも柔らかい。私たちは、これを顔計画とあだ名をつけて呼んでまいりました。ところが、この顔計画ですが、あっという間の5年でした。思い出してみますと、全く白紙の段階からタウンミーティングを開き、いろんな当事者の方と議論をしながら、この計画づくりをやってまいりました。各地で皆さんが参加してくださった。それが計画になったという意味でいいますと、とても画期的な計画でした。

この計画の中では、例えば、お年寄り、子どもたち、障害のある方などを対象に、限定しないで、24時間、365日の相談を受けたいという希望があって、それが実現して、中核地域生活支援センターが県内各地にできました。活発に活動しています。また、障害者への理解を広げる、差別をなくすための障害者条例もでき上がりました。

一番前のページにそのことを宣言しているのです。第三次計画の中で、どのような障害があっても、誰もが、ありのままに、地域で暮らせる社会づくり、「障害者地域生活づくり宣言」をいたしました。そのときに障害者が差別されないための条例づくりにもとりかかるということを申し上げたわけですが、それが実現して、日本で最初の条例もでき上がりました。

その一方で、国の制度ですが、障害者自立支援法という障害者の法律が施行されて、福祉の現場では地域間格差の問題、障害者のある方を支える方たちの給与が非常に低い、報酬が低いということで、人材の流出などもありました。こういうような新たな課題に私たちは今、直面をしております。福祉サービスの枠組みが変わろうとしている、こういったときに、次の21年度からの第四次計画を策定するわけですが、また、現場の皆さん、地域の皆さん、県内の障害を持った方、あるいはご家族の方、施設で面倒を見てくださったり、働いたりしてくださっている方、またまた積極的なご意見を、今度は第三次に続いて第四次に今の現実をしっかりと足を据えた形で、ご意見を伺いたいと思います。

これから約1年をかけて第四次の計画づくりをいたしますので、審議・検討を行う作業部会に、あるいは県民の方に参加していただきますが、タウンミーティングなどを通じて、ご意見を顔計画と同じように伺っていきたいと思います。

そこで、今回の計画策定作業部会の委員となっていただける方と、新たな計画づくりのためにミニタウンミーティングを募集することにいたしました。作業部会の委員の募集は、10月26日から11月17日まで行います。ミニタウンミーティングについては、来月から来年の2月の開催分までを募集をしています。皆さん、奮って応募していただけたらと思います。

ミニタウンミーティングは、今までそれぞれ地域で行っていらっしゃるような会合、そういったものを活用して、簡単に開催することができますので、おっしゃってください。県から必要な資料の提供あるいは職員の派遣等も行いますので、ご相談いただければと思います。

多くの皆さん、また、第三次の計画をつくったように、今度は第四次の計画づくりにご参加いただければと思います。よろしくお願いいたします。

 がん征圧千葉県民大会について

(知事)

次は、今月30日に「愛する人をがんから守ろう!」というテーマでがん征圧千葉県民大会を開催いたしますので、そのお知らせです。

会場は、千葉市文化センター3階のアートホールです。県では9月のがん征圧月間にあわせて、がんの「予防展」や「講演会」を開催したり、乳がんにかかる若い女性がふえていることから、検診を呼びかけるピンクリボンキャンペーンなどに取り組んでまいりました。一生懸命やってきました。若い方たち、若いからといってがんにならないという保証は何もありません。一番大事なのは、自分が今、がんにかかっていないということを確認することなのです。そのために、ぜひとも検診をしていただきたい。めったにそういうことがなくても、万一かかっていたら、早くに治療すれば、今は本当によくなる。治る可能性が大変大きくなっています。ぜひとも検診は受けていただきたい。がん医療も早期発見・早期治療の時代に入ったと言えると思います。多くの方に検診を受けていただきたいと、改めてここでお願いをしたいと思います。

平成17年度に肺がんの検診を受けた方は34.7%、また、胃がんについては16.3%、少ないです。県内のがん検診の受診状況は全国平均を上回っていますが、まだ少ない。皆さん、なってからお医者さんに駆け込んでというか、具合が悪いということで行ったらがんだった。もしそれが検診で発見されていれば、まだ体力のある間に早期の治療に入れるわけなので、また元気に働くこともできると思います。元気に家事もできると思います。子育てもできると思います。どうぞ手遅れにしないために、がんの検診をお受けになってください。

胃がんの16.3%というのは少ないです。バリウムや胃カメラを飲んでの検査はそんなに大変なことではございませんので、ぜひ受けていただきたい。私も年に1回は受けるようにしています。

今回の県民大会は、そうしたことでがんの予防と早期発見の大切さを理解していただくために定期的に検診を受けるようにしていただくためにも大いに宣伝していただく場です。患者さんもご家族の方も、今、がんと関係ないと思うような方でも、ぜひ参加していただきたいと思いますのは、元フジテレビのアナウンサーで、亡くなりましたが、逸見政孝さんががんであることを公表されました。そして、奥様は一生懸命看病なさったのですが、亡くなったのです。逸見晴恵さん、実はご自分もがんであったということです。ご自分ががんにかかって手術を受けた経験、あるいは、がん患者の家族として、その両方の経験から医療のあり方、家族の愛のあり方、病気になったときの問題などお話しいただきます。後半のパネルディスカッションでは、「家族と自分の健康を守るために~年に1回のがん検診~」をテーマとして、がん検診に積極的に取り組んでいる市町村のお話や、元気になられた患者さんの経験談などもお聞きいただけたらと思いますので、できるだけ多くの方、時間をつくってご参加ください。

もう一度申し上げます。10月30日の火曜日の1時から4時まで、場所は千葉市の文化センター3階のアートホールです。

では、私のおしゃべりはこれで終わらせていただきます。

 

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 質疑応答

全国学力調査の結果、レジオネラ菌問題について

(記者)

幹事社を代表して2問、お聞かせいただきたいと思います。

まず、1点目ですが、きのう、結果が公表されました全国学力テストの結果を受けての知事のご感想をお聞きします。

2点目ですが、浦安市の長野県の施設ですとか、また、天然温泉付きのマンションのレジオネラ症の対策が話題になっておりますが、県として何か対応をとられているのか。その点をお聞きしたいと思います。

(知事)

ありがとうございます。まず最初に、学力テストのことですが、テストの内容が出ました。今回のテストでよかったと思うことは、順位、計算すればわかってしまうかもしれませんが、最初から順位を公表するという形ではないということです。私が若いころですから随分前ですが、昭和40年ぐらいは学力テストがあったのです。そういうことで順位をつけることで、学校が選別されてしまうということで、学力テストはなくなりました。ですが、学力テストが全くないと、どういう形で教育の成果が上がっているのか、また、よその学校との比較も全然できないというのも、これまた問題なので、学力テストが再開されて行われた。私としては、競争のための学力テストではなくて、これからのいい教育をする、そして子どもたちが最も伸び伸びと育つために、どのような形での教育をするかということの視点からの学力テストであってほしいと思っています。感想としてはそういうことです。

もう一つのレジオネラ菌のことですが、これは東京で見つかったのですよね。千葉県にもアパグループがあります。温泉を利用するアパグループのホテルの方ですが、共同浴場があります。旅館業法、公衆浴場法の営業許可を得て営業していますので、許可対象施設に対しては健康福祉センターの職員が定期的に立入調査を行っています。入浴施設のレジオネラ症の対策も含めて、適正な維持管理を指導しています。今のところ、何か特別に千葉で出ているというわけではありません。

マンションの施設が3カ所あるのですが、そこは共同浴場というふうに公的に位置付けられていないので、これはこちらに検査をする権限がないので、自主的に改善していただく必要があると思います。以上です。

産廃最終処分場訴訟にかかる意見書の提出について

(記者)

昨日、産廃訴訟で高裁の方に知事の意見書を出されたと。意見書を出されるのは非常に異例と聞いていますが、知事のお考えやねらいは。

(知事)

判決が出たときにも、ここで申し上げましたが、民事では立地の条件と申しますか、生活に与える影響、そういったものが判決文の中に書き込まれているのですが、それから後、いろいろ厳密に考えてみると、行政訴訟というのではそういったものが裁判所としてはなかなか入れにくい裁判なのです。行政が許可するかしないかということだけに限っての訴訟なものですから、そういうことになっています。しかし、同じ千葉地裁の中で、一方で民事ではそういった立地の問題について言及をしているということを考えますと、私どももそういうことを判断の基準にして、許可あるいは不許可ということが考えられるようになっているかといいますと、なっていない。そういった意味では、一つの矛盾をそこに抱えている。

どういう矛盾を抱えているかといえば、産業廃棄物についての許可の面での基準が廃掃法では明確になっていないということでございます。行政としては、これからまだ産業廃棄物がたくさん出てくるわけですから、そういう施設の設置についての許可を日常的な業務としてやっていかなければならない。そういうときに、今の法の不備というのがございます。

そのことで一番お話ししたいのは、八都県市その他で、今までも何度もそのことを訴えてきたのですが、それだけではなくて、ちょうどタイミングとしては関東知事会が開かれました。関東知事会で、私どもとしてはこういう判決を受けた。しかし、千葉県だけの問題ではないだろう。全国で同じような苦労を知事たちはやっておられるのではないか。であれば、ぜひ、このことについて国に訴えていきたいということを申し上げたところ、何人かの知事から、自分たちがどれだけ苦労をしたかというについてのご発言もございました。その結果、満場一致で1都9県の知事で一昨日、採択されまして、国に訴えていくということも決まりました。

私自身、この間、環境省にそのことの申し入れにも伺いました。それは記者会見でも申し上げたことですが、それだけではなくて、報道とか国への訴えとか、そういうことだけではなくて、裁判所にもその状況をわかっていただきたいという思いが大変強かったものですから、異例のことと言われましたが、そのことが今回初めてではなくて、ずうっと八都県市で、あるいは、今回は関東知事会で、あるいは直接、県単独で申し入れをしてきております。ですので、今回、意見書という形ですが、そのことを書かせていただいて、東京地裁に提出をさせていただきました。

関東知事会で申し上げたことですが、千葉県から提案したことは、これは公表されているし、何人かの記者は現場にも来てくださって、そこでの議論の展開も聞いてくださっている記者もおられましたが、申し上げたことは、産業廃棄物処理施設の設置許可の基準における周辺地域の生活環境の保全及び省令で定める周辺の施設についての適正な配慮、この内容を具体的に規定し、基準を明確化すること、そのことが大事だということ。さらに、この基準について、地域の実情に応じて都道府県及び政令市の裁量を認めることも規定に盛り込むことを、国に関東知事会としてお願いをすることが決まったわけです。

内容についてのお問い合わせ先

  • (仮称)幕張インターナショナルスクールの設置について
    →総合企画部政策推進室【電話】043-223-2394
  • ジャンボ落花生「おおまさり」を育成
    →農林水産部農業改良課【電話】043-223-2946
  • 「第四次千葉県障害者計画策定作業部会」委員の募集について
    →健康福祉部障害福祉課【電話】043-223-2935
  • 第四次千葉県障害者計画の策定等に向けたミニタウンミーティング開催の募集
    →健康福祉部障害福祉課【電話】043-223-2935
  • がん征圧千葉県民大会
    →健康福祉部健康づくり支援課【電話】043-223-2686

よくある質問

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所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

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