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更新日:平成28(2016)年6月27日

知事定例記者会見(平成19年10月18日)概要

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知事定例記者会見概要

日時

平成19年10月18日(木曜日)10時30分~11時05分

場所

本庁舎1階多目的ホール

発表項目

  1. 「シンポジウム:地球温暖化と生物多様性」の開催について
  2. 平成19年度「千産千消・千産全消推進月間」について

 知事発言

(知事)

おはようございます。定例の記者会見を始めさせていただきたいと思います。

「第1回チャレンジ企業大賞ちば」の知事表彰について

(知事)

まず、最初の話題ですけども、昨日、「第1回のチャレンジ企業大賞ちば」の知事表彰を行わせていただきました。

この賞は今年初めてなのですが、これは、経営革新を本当にやったという、そういった会社に差し上げるもので、第1回目です。これは、皆さんが本当に経営革新をしたりした場合に、やはりどこかでそれが認められるということがとても大事なのではないかというご意見も企業の側からもありました。私たちとしては、本当に皆さんにもっともっと頑張っていただきたいということで、このような取り組み、賞を差し上げるということを決めたわけでございます。企業の模範となるような実績を達成された中小企業を表彰するということです。

昨日、3社に差し上げたのですが、最優秀企業賞の東葛工業株式会社ですけども、「段差が生じないシリコンホースと取付金具」を開発した会社です。これはどういうものかというと、段差があると、そこで大腸菌や何かが繁殖するのだそうですけど、この段差がなくなったことで、食品などでもって大腸菌の繁殖などが、衛生面が解決されるということで、食品業界からは大変喜ばれているということでした。

それから、優秀企業賞のイーエムシー鹿島という会社ですけども、この会社も大変ユニークなものを開発されました。エアバックなどが電磁波によって誤作動しないかどうかの試験機関としての売り上げを倍増された。いろいろな電磁波が出るために誤作動するようなこと、それをさせないために、生産段階でもって電磁波が出るかどうかということをチェックする、そういう試験サービスを提供したわけです。これは大変にユニークで、しかも、多分オンリーワン、ほかに例が余りないというようなことをされたということです。

もう一つ、優秀企業賞の株式会社佐久間ですけども、ペットボトルなどの分別収集、そして選別から再商品化までを、低コストで効率的に行う独自のリサイクルシステムを構築をした、そういう会社です。県内の市町村からのペットボトルの処理の委託の数量なのですけども、4割を超えるシェアを獲得するまで業績を伸ばしていただいたということで、3社とも非常に時宜を得たと申しますか、ニーズが出たところで、ちょうどタイミングよく自分の開発したものを提供したということでシェアが伸びたということで、経営革新もさることながら、どういうものが今、必要かということに目をつけることにおいて大変優れた企業3社だというふうな印象を、それぞれの社長さんたちにお会いして私も持ちました。

生物多様性の保全の推進について

(知事)

次に、千葉では今、生物多様性の県の戦略づくりを進めております。今週の月曜日には、ちば生物多様性県民会議の手塚幸夫代表と、生物多様性ちば県戦略専門委員会の大澤雅彦会長から、それぞれ提言書を頂戴いたしました。

県民会議というのは、まさに市民の皆様、NPOの皆様、あるいは自然保護団体の方、農協の方、いろいろな、ありとあらゆる種類の方なのですが、そういった方たちが千葉県中でいろいろなタウンミーティングを開いて、生物多様性の保全、再生についての提言をまとめてくださった。まさにこれは市民提言でございます。

一方、専門家は、植物の専門家、動物の専門家、あるいは情報の専門家、こちらがそうなのですね、今いただいているのが大澤雅彦先生でございます。植物の権威の先生です。それから、お隣が吉田さん、中央博物館の中村副館長、情報大学の原先生、こういった方たちが専門的な立場から、1年間かけて議論をして、提言をまとめてくださいました。

大変ユニークだったのは、こういった市民の側からの提言と、それから専門家の方たちが同時に提言をくださったということでございます。生物多様性の保全のためには、国や自治体だけではなくて、県民の皆さんや民間企業の方たちなど、幅広い連携と協力が欠かせません。今回いただいた2つの提言は、そのまず第一歩だと思います。

そして、ユニークだったことは、終わってからも先生方と市民でそういうことに関心のある、本当に熱心に、どうやって千葉の自然を守っていこうかということにかかわっている方たちとが、とても和気あいあいといろいろ話し合ってくださったということも、とてもよかったと思っています。

1つ話題ですけども、アル・ゴアさんにノーベル平和賞が授与されることになりました。本当に平和賞というところに意味があるように思っています。なぜならば、温暖化が進んでいったときに、どうしても農業が影響を受け、そして砂漠化が進みますから水が減る。そういった中で新たな紛争が起こるとさえ言われています。これから地球上の人が平和に暮らしていくためには、今、温暖化を何とか可能な限り、これ以上進めない、そして地球上の生態系、あるいは農業を守っていくということが大変大事だと思っています。

今、千葉県では、温暖化と生物多様性についての取り組みをしているところです。

 「シンポジウム:地球温暖化と生物多様性」の開催について

(知事)

次も同じような話題なんですけれども、今度、10月27日の土曜日ですけれども、地球温暖化と生物多様性に関するシンポジウムを開きます。これは、来年3月に予定されている地球温暖化等について話し合う国際会議「G20グレンイーグルズ閣僚級対話」の記念事業の一環として行うものです。会場は幕張の海外職業訓練協会、通称「オブタ」で開きます。

このシンポジウムのテーマですけれども、温暖化が、里山、里海などの生態系にどのような影響を与えるのか。それから、動植物などの生物種、一つ一つの種にどう影響するのか。その次の段階としては遺伝子があるのですが、遺伝子が絶滅すると、それこそ恐竜ではありませんが、地球上からその種は絶滅していってしまいます。今、本当に幾何級数的な速さで、次々と遺伝子レベルでいろいろな種が絶滅のふちに立たされているわけですけれども、千葉県も例外ではございません。緑は多いのですけれども、その緑の中の種はどんどん減っていっています。そういう中で、私たちはどのようにしてこれから次の世代、さらに50年後、100年後に、何万年と続いてきたこの房総半島の生態系を残していけるのか。今、一刻も早くそのことに取りかかる必要があると考えています。

このシンポジウムに加わってくださるのは、兵庫県立人と自然の博物館の館長でいらっしゃる岩槻邦男先生、植物のご専門です。温暖化に追われる生き物たちのお話や、それから、環境省の平野礼朗さんからは、気候変動に関する報告、それから、そのほかのいろいろな興味のあるお話がありますけど、中には高山植物がどんどんどんどん高いところへ今、上っていっています。温度の上昇で、南にある植物はどんどん北上してくる。低地にあったものはどんどん高いところへ上がっていくという形で今、動いているわけです。また、生物多様性ちば県戦略の策定をした、先ほど申し上げた市民の方たちについても、どういうようなことを今までやってきたかという報告も、この10月27日のオブタでのシンポジウムで話していただくことになっています。

私も、生物多様性では大変先進的なコスタリカへこの夏行ってきたので、千葉の生物多様性ということを「コスタリカの事例に学ぶ」という演題で話をさせていただきます。参加料は無料でございますので、できるだけ多くの方にご参加いただきたいと思っています。

 平成19年度「千産千消・千産全消推進月間」について

(知事)

では、次の話題に移らせていただきます。季節は秋ですけども、実りの秋でございます。食欲の秋でもあります。野菜王国ちばでは、秋は大根やニンジン、さつま芋など、新鮮な秋冬野菜が、ごらんください、こんなにたくさん出回る、そういう季節なのです。千葉ブランドの代表的な水産物の一つである「銚子つりきんめ」、赤くておいしそうですね、もちょうどこの時期に市場に出回ります。

さまざまな食材が皆様の食卓を飾る季節に、千葉県では、「ちばが旬!大地と海の恵みが勢ぞろい」と題して、来月11月を「千産千消・千産全消推進月間」と定めて、県でとれたおいしい農林水産物を全国に向けて積極的に売り出してまいります。千産千消はもちろん千葉でとれて千葉での消費、千産全消は千葉でとれたものを全国に売っていこうというキャンペーンです。

まず、来月16日の朝ですけども、私が首都圏の台所を支える東京の大田市場で、せり台から生産者団体の方々とともに秋冬野菜の販売促進キャンペーンをやってまいります。頑張ってこようと思っています。

続いて、26日ですけども、もっともっと広く全国の皆様に千葉県の農林水産物を買っていただくために、浜松町の都立産業貿易センターで「ちば発産地物語見本市・商談会」を開催いたします。

また、消費者の皆様を対象に、「ちばエコ農産物フェア」を量販店などで開催いたします。このほか、JAを初めとする生産者団体が主催するイベントなども予定されております。

この「千産千消・千産全消推進月間」の中には、現在、千葉県が積極的に取り組んでいる食育に関するイベントも実施が予定されています。これは、19日、青葉の森公園の芸術文化ホールで、「みんなで取り組むちばの食育ちばの元気を応援します」というテーマで、シンポジウム「ちばの食育2007」を開きます。「食」や「農業」に関する正しい知識は子供のころから身につけることが大変大事です。

「ちばの収穫祭房総発見伝秋」について

(知事)

次の話題ですけども、また大変明るい話題ですが、春と夏に続いて、首都圏を中心とした多くの皆様に千葉の魅力を味わっていただくため、「ちばの収穫祭房総発見伝秋」と銘打って、千葉の秋の観光をPRしてまいります。テーマは、「ほっぺが落ちそう!ちばの秋」です。

実りの秋を迎え、千葉県の各地域で開催される「収穫祭」を主として、「食」「温泉」「紅葉・秋の花」「ウォーキングイベント」「祭」など、多彩な秋の魅力を紹介してまいります。

県内各地で秋の味覚を多くの皆様に味わっていただけるように、地元のお米を使ったお餅や焼きいもなどの無料配布や、野菜や果物の収穫体験など、さまざまなイベントが企画されています。

特に祭りは秋の風物詩です。その一つに、11月18日に開催される香取市の「栗源のふるさといも祭」があります。このお祭りでは、特産のベニコマチ5トンを焼き上げ、これは何かとてもおもしろい焼き方で焼くのだそうですけども、おいしい焼きいもを来場者に無料でサービスするということなので、おもしろいですね、これは。

この焼き方なのですけども、ご紹介しましょう。焼きいもを焼く「すくも」と呼ばれるものです。ずっと煙が出ていますでしょう。これはもみ殻なのです。この山はテニスコート約30面の広さで、日本一の焼きいも広場ができるわけです。それはなかなか壮観だろうと思います。

このほか、いも堀り体験、直径2メートルもある関東最大級の鍋でつくる「大鍋豚汁」、巨大豚汁や、1.5メートル四方の5段の大型せいろでつくる約2,000本の蒸かしいもが振る舞われるなど、子供から高齢者まで楽しんでいただけるイベントが盛りだくさんです。

また、今月の21日には、「南総里見八犬伝」の「南総里見まつり」が館山市で開催されます。「南総里見八犬伝」の舞台となった場所で、武者行列や神輿の勇壮なパレード、戦国合戦シーンなどをお楽しみいただけると思います。古の香りを楽しむ秋の休日はいかがでしょうか。

私も実は八犬伝のお姫様、伏姫に扮して行列に参加をしてまいります。ぜひ現場で皆様にお会いしたいと思います。

千葉県では、どの季節でもお越しいただけたら楽しんでいただける、そういった観光地としての楽しさを盛りだくさん持っているわけですが、収穫イベントに参加していただいて、さらに「ちばの秋」を楽しんでいただきたいと思っております。

「21世紀の千葉県観光~夢を語る会~」の開催結果について

(知事)

観光ですけれども、観光DCキャンペーン、今年の春に行いましたけども、そのキャンペーンから、さらに次につなげていく、次の夢を語ろうという、そういう話し合いを、安房、北総、そして九十九里と持ってきましたが、今度は東葛地区で、松戸で行いました。一昨日です。4回目で、これで千葉県じゅう一巡するわけなのですけども、松戸の市役所で開きました。約50人の方が集まっていただいたのですが、観光業者の方、商工会の方など、野田、流山、船橋からも、市川からも、そして浦安からもというように、皆さん参加してくださいました。

会場からは、例えば1つの市だけではなくて、野田、流山、柏にまたがる利根運河の舟旅や、緑と水というテーマで、3市が連携して、面としての広がりを持たせたらどうかという提案ですとか、観光ボランティアガイドの方たちの相互交流、連携をもっと広めて、こちらの町から次の町へとお互いに紹介し合うような、そんな形で観光の底力を上げていきたいということもございました。

デスティネーションキャンペーンをきっかけに、千葉の観光、面での広がりを持たせようということで、皆様が本当にお互いに話し合い、手をつなぎ合い、そして具体的な事業を展開する、そういったことが出てきたように思います。南房総地区、北総地域、九十九里地域で開催してきましたけども、これで全部、4カ所回ったわけですので、これからまた大いに観光を盛り上げていきたいと思っているところです。

今日は観光や、おいしい物の話が主だったのですけれども、あとはご質問にお答えをしたいと思います。幹事社は今月はどこでしょうか。

 

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 質疑応答

いすみ鉄道について

(記者)

観光の話が出て、ちょっとお伺いしたいのは、今月末に大詰めを迎えるいすみ鉄道のことなんですけれども、いすみ鉄道というのも観光資源の1つだと思いますが、経営状態がかなり悪いということで、存続か廃止かということで現在大詰めのところなのですけれども、もうあと1週間ちょっとなのですけれども、現在の方向性について、どうお考えなのかというところをちょっとお伺いしたいと思います。

(知事)

実は、29日にその結論を出すための再生会議が持たれることになっています。その前に私がこういう方向性ということを申し上げるわけにはまいりませんで、あくまでもこの再生会議にゆだねさせていただき、ずっと検討してきてくだすったんですね。そこでどのような結論が出るかということを待ちたいと思っております。

一番問題は、8月31日に再生会議が持たれましたけども、各団体ともいすみ鉄道を存続させたいという意思はあるのです。ですけれども、そのためには経営改善などが必要だし、収益の改善の見通しが立つことが何よりも大事だということで意見が一致したと聞いております。このために最終報告に向けて、収益の改善の見通しが立つかどうか、そこが正念場というところであろうと思います。こういった最終的な詰めをした上で、29日に結論を出すということになります。

新たな耐震偽装について

(記者)

もう一つお伺いしたいのですけれども、横浜の方で新たな耐震偽装物件が見つかったということで、県内でも5つ、たしかあると思いますけれども、今現在、耐震偽装かどうかというのはまだはっきりしないとは思うんですけれども、住んでいらっしゃる方がいる可能性がある物件も含まれていると推測しますが、そのことについて、今後どう県として対応していくのかということをお伺いします。

(知事)

県内にも残念ながらあったということで、これから、その構造設計書に偽装があるのか、それとも耐震強度上、支障ないかというようなことを検証するために、元請の設計者、建築確認をした指定確認検査機関から構造計算書など、必要な図面とか書類を取り寄せて再計算した結果と見比べて、偽装がないか、それから強度が不足しているか、していないかを確認することに県としてはしています。ですから、調査状況については、各特定行政庁から報告を取りまとめて、10月31日に国の方に報告をする予定になっているのです。ですから、それまでにまとめなければならないと考えています。

平塚市のエスカレーター事故について

(記者)

平塚市のスーパーのエスカレーターで痛ましい事故が起こりましたけども、国から調査の指示が出ていると思いますが、県での対応をお伺いします。

(知事)

おっしゃるとおりで、本当にこれはつらい、何円玉かが落ちてしまったんですね。それで、お子さんは、のぞき込んだところでということのようですけども、県は、10月17日付で国土交通省からエスカレーターの所有者に対して緊急点検を行えということの通知がございました。県では、同様の事故の再発を絶対に起こしたくない、これはあってはならないことだと考えておりますので、早速、エスカレーターの所有者等に対して緊急点検整備をお願いをしたところです。さらに利用上の問題ですけれども、利用方法の注意を喚起するということも、これは施設管理者に周知徹底を図っていくということをしております。

1つは、やはり構造的な問題ですけれども、例えばあそこの場合、何か構造的に防ぐ方法はあったのかもしれませんね。そういった可能性のあるところはやはり予防措置をとる必要があるだろうと思います。

法人2税の再配分問題等について

(記者)

08年度の税制改正で、法人2税の再配分ですとか、一方で地方消費税の拡充ですとか、消費税自体の引き上げが議論されていますけれども、これらについて知事のお考えをお願いいたします。

(知事)

法人2税は私などでも今まで主張してきたことなのですね。一番大事なことは、法人2税をどういうふうにしたら本当に公平に、しかも私たちがきちっとした配分が受けられるかということで、全国知事会の中でも随分議論が行われました。反対するようなところもあるのですけど、ほとんどの自治体では、ぜひとも法人2税については地域にできるだけ見合った配分が欲しいということを言ってきたわけです。私もそのことについては異論は持ってなくて、できるだけそうあってほしいと思いますけども、実際にどういう方法で調整し、どういう形で、どこが配分していくのか、また、どういうことの割合でやるのかということは今後の課題としては大変難しいものを抱えていると思います。

それから、消費税との関係ということも、消費税について、増田総務大臣が発言されたのでしょうか、そうですね。ですから、増田さんのおっしゃるような消費税だけでその格差がなくなるようなことになるのかどうかということにも疑問がある。ですから、消費税の問題と法人2税の問題とあわせて、抜本的なところで改革をしていかないと、今の状況が改善されないだろうと思っています。

(記者)

法人2税につきましては、国が再配分するとなると、都道府県での企業誘致努力が無視されてしまうのではないかという懸念がありますが、それについてはいかがでしょうか。

(知事)

そうですね、それもあるかもしれませんね。私たちは随分企業誘致、一生懸命やっていますね。それはやはりそういった法人2税の収入をより増やしたいということで考えているわけですから、国にそれが吸収されて配分されるということになると、ちょっと問題があると思います。

企業庁の事業収束と今後の企業誘致等について

(記者)

企業誘致を非常に積極的にやっていらっしゃるということで、景気回復に伴って県内の工業団地も徐々に埋まってきていると聞いているのですけれども、千葉県では2012年に企業庁の土地造成事業を収束させるという、非常に全国でもまれな取り組みをされていますけれども、その2012年の土地造成事業収束に向けての進捗状況と、企業債を毎年発行して、これ以上発行できない状況ですけれども、2012年以降の企業誘致ビジョン、土地造成をこれからどうしていくのかというところをお話しいただけたらなと思います。

(知事)

二、三分でまとめるのはとても難しい、大きなご質問なのですが、よその県のことは存じませんけども、もう企業庁の仕事は、開発の時代から、今、低成長の時代に移った中で、収束していくことについては行政改革の中で決め、そしてその方向に向かって着実に歩を進めております。それから以後、同じような仕事が出てきた場合には、県の県土整備部もありますし、ほかの外郭団体で残っているところもありますし、それなりに配分していくというか、やり続けていく。例えば企業庁でやっていることで、工業用水の仕事があります。そういったものをとめるわけにはいきません。それから、例えば事業用借地とか、何かお貸ししているような住宅地というものもありますね。ですから、そういったものはどこかで引き継いでやっていかなければならないということはあります。ただ、企業庁として、そのまま存続して事業を展開していくということで言えば、ある時期、埋め立てをし、工業団地をどんどん整備していったという時代から言えば、今は違った形の時代に入ってきているということで考えていただけたらいいのではないかと思います。

(記者)

ある県では、もう新たな工業団地建設に向かって山を切り開いてという動きが見えますけれども、千葉県ではこの事業収束に向かって、そのような活発な動きは見られないということで、これから海外から日本に引き上げてくることが予測される中で、どのように企業誘致を積極的な態勢で行っていかれるのか、その辺のビジョンを詳しく教えていただければと思います。

(知事)

今、工業団地をまだ予定しているところも、凍結しているところがありますね、館山や何かで。ですけども、今、それをどんどん開発しなければならないほどに多くの企業の方が来ておられるかどうかという、需要と供給の関係もあると思います。それから、開発するといっても、相当の資本をかけて開発するわけですけども、今、誘致をしていて、まだ全部の工業団地が埋まっているわけでもないし、また、今まで工場のあったところで廃業していらっしゃるようなところとか、そういう可能性は県内にあると思っています。確かにだんだん減ってはきているんですけどね。では、かずさのところで全部売れているかというと、そうではありません。それから、新しい工業団地の開発だけが今、私たちに求められるということではない。その前にやらなければならない政策というのが幾つもあると思います。

特別支援学校の過密化について

(記者)

9月県議会で特別支援学校で、生徒数の増加に伴って、生徒がいっぱいのために、校舎が十分に活用できていないという問題が起きているようなのですけど、県内の我孫子特別支援学校のことが民主党の議員さんからの質問に上がったのですけど、実際に特別支援学校の過密化について、知事はどうお考えかということと、あと、障害者条例が施行されている中で、学ぶ機会が均等にできていないというふうに私は思ったのですけど、その辺について、今後どういう施策が必要であるとお考えなのかお聞かせください。

(知事)

一番過密だったのは松戸の学校なのですね。それで今、増築をしています。少し緩和されるだろうと思っています。それから、今、できるだけ普通の学校に行きたい、あるいは特別支援学校、両方ですけども、教育のためにということで、人数が増えていることは事実です。それのための対策としては、使っていない教室を使うとか、使っていない学校を使うとかいうことで、できるだけ早い時期に対応をしていく必要があると考えています。確かにおっしゃるとおりに、私も現場に参りましたけども、割に狭い教室ということとか、もう一つは通学があります。遠いところだと通いにくい。特に体の不自由なお子さんたちは通いにくいということがあるので、どう対応していくかということは、できるだけ急いでやらなければいけない課題の一つと思っています。

県職員の情報が漏洩した問題について

(記者)

県の職員の方の氏名、ID、あとメールアドレスがネットに流出したという事案があったと思うのですけど、損害賠償を求めることも契約の中では可能だということなのですけど、今後、損害賠償を求めるというお考えはあるかどうか。

(知事)

この事件は本当に残念な事件だと思っていますけれども、これからどういうふうに委託先と交渉するかということの詰めの段階だと思いますけども、担当者は来ていますか。

(職員)

その点につきまして、私の方からご説明させていただきます。現時点での状況等、勘案して、どのような処分が適当か、具体的に今の時点で金銭的な被害とか、そういうのがあるかどうかも勘案しながら、どういう処分が適当かどうかを考えておりまして、現時点では指名停止などが視野に入ってくるのではないかと考えておりまして、関係課と調整しておるところでございます。

内容についてのお問い合わせ先

  • 「シンポジウム:地球温暖化と生物多様性」の開催について
    →環境生活部環境政策課【電話】043-223-4705
  • 平成19年度「千産千消・千産全消推進月間」について
    →農林水産部生産振興課【電話】043-223-2880
    →農林水産部水産局水産課【電話】043-223-3038

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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