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更新日:平成28(2016)年6月27日

知事定例記者会見(平成19年9月6日)概要

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知事定例記者会見概要

日時

平成19年9月6日(木曜日)10時30分~11時05分

場所

本庁舎1階多目的ホール

発表項目

  1. ブラジル連邦共和国・コスタリカ共和国訪問結果について
  2. 千葉県消費生活の安定及び向上に関する条例(仮称)の骨子案に関するパブリックコメントの実施について
  3. 千葉県多重債務問題対策本部の設置について
  4. 平成19年秋の全国交通安全運動の実施について

 知事発言

(知事)

おはようございます。定例の記者会見を始めさせていただきます。

本当に猛暑で暑かったのですけれども、やっとちょっと秋らしくなってきたかなと思っています。

 ブラジル連邦共和国・コスタリカ共和国訪問結果について

(知事)

最初に、私が知事に就任して多分一番長い海外出張だったと思いますが、先月21日から30日まで、ブラジルとコスタリカへ行ってまいりました、そのご報告をまずしたいと思います。

ブラジルなのですが、日本から大体24万人、千葉県からも2,500人もの方が移民をされているわけです。現在、サンパウロを中心に、ブラジル千葉県人会が活発に活動しています。この県人会の創立50周年の記念式典に出席をしたわけです。

25日に訪問したブラジル日本移民資料館では、まさに艱難辛苦の中で生き抜いてきた日本移民の歴史の概要について知ることができました。トラだとかヘビだとか、ジャングルの中でそういう動物のいるところを開拓していくというのは大変危険だった。あるいはマラリアというふうな病気もあったかもしれません。そういう中で本当に苦しい思いをしておられました。それを乗り越えて、日本人らしいのですけれども、とにかく日本人の顔に泥を塗ってはならないということで皆さん頑張られて、もう既に13万人ぐらいの方が亡くなっておられるということですが、開拓先没者慰霊碑も参拝してまいりました。

26日の記念式典は、現地の千葉県人会の関係者のほか、県議会や県の経済界、市町村、県民ツアーの皆様、千葉から参加した人が全部で43人、そのほかに日本のサンパウロ総領事、地元関係者など、360人の方が参加して盛大に行われました。式典では、その600万県民を代表して、これまで粘り強く苦難を乗り越え、二世・三世・四世と代を重ねてこられたことに敬意を表し、お祝いを申し上げてきたところです。

地球の裏側のブラジルの地においても、私たちのように千葉県に住んでいる人よりもより郷里への思いは強く、千葉県を深く愛し、郷土への強いつながりを求めもし、それを大事にしておられる皆様の存在を常に心にとめて、千葉県人としての誇りを共有していきたいとお伝えをしてまいりました。

また、この式典の席で県人会の原島会長さんから、千葉県人会館の建設が始まることについてお話がございました。この会館建設に当たっては、多くの県民の皆様のご協力をいただいているところです。皆様の気持ちの込もった資金が大きな力となって、建設される会館が今後の千葉県とブラジルの交流の拠点となるものと期待をしております。

今回の訪問では、大きく発展しようとしているブラジルの雰囲気を肌で感じてまいりました。よくBRICsと言われるのですが、ブラジル、ロシア、中国、そしてインドですけれども、まさに大変活気を感じました。治安はよくないのですけれども、大変発展の力を持っている、可能性のある国だという印象を受けました。今後とも日本とブラジル、両国の発展に千葉県が貢献できるような交流・協力を実現していきたいと考えています。

もう一つ訪れたのがコスタリカです。人口は430万人、千葉県より少ないですね。面積は5万平方キロメートルと、北アメリカと南アメリカの中央に位置する小さな国です。地球上の生物の5%が棲息し、動植物の宝庫と言われています。この自然の豊かな国で、もともと国土の70%もあった森林が、1960年代から農園開発や牧場開発のために伐採が進んで、1986年には約20%にまで減ってしまいました。危機感を覚えた政府、そして時の大統領が森林保護法を制定し、森林再生政策に取り組み、現在では森林面積が国土の51%にまで回復をしています。

コスタリカでは、豊かな自然環境や動植物を観光に活用する「エコツーリズム」がとても盛んです。今では年間の入国者数も1970年代の20万人から170万人まで増え、そして、このエコツアーによる観光収入は、コーヒーやバナナなどの農産物を抜いて、外貨獲得の第1位に躍り出ました。

コスタリカでは、まず国立生物多様性研究所「インビオ」を訪問しました。この研究所は1989年に設立されて、保全・理解・活用の3つの柱に沿った施策を進めています。動植物の専門的な研究のほかに、附属の生態園「インビオ・パルケ」──「パルケ」はスペイン語で、英語では「パーク」──では、子供たちにもわかりやすい、実践的な環境教育も行われております。これは黄色い制服の子供たちですが、私たちが行ったときに来ていました。

また、生物多様性を資源として活用して収入を得ることにも取り組んでいます。具体的には、アメリカの製薬会社と協定を結び、キノコなどの生物資源を提供して、がんや糖尿病に効く薬の開発で海外の企業や大学と連携をとっています。

研究所の後にはブラウリオカリージョ国立公園を視察しました。コスタリカの面積の約4割を占める熱帯雨林をどのように保護し、活用し、観光客を招き入れているのかを見たわけですが、熱帯雨林を地上でも歩きました。本当に鬱蒼とした、私たちの森の概念と全く違う、私も初めてああいうところに入ったのですけれども、本当に日本では考えられないような巨大な葉っぱの植物だとか、背の高い、シダでも2メートルぐらいある中に分け入って行くわけですが、そこでも車椅子の方が入れるようにちゃんと整備してあるというあたりが大変見るべきところだったと思います。

同時に、ゆっくり上を行くケーブルをつくっているのですね。これも環境を破壊しないような形でつくっていて、そのケーブルカーにも乗りました。私としては、生まれて初めて熱帯雨林を上から見るチャンスに恵まれたわけです。鳥を見ようと思っていましたが、本当に野生の鳥は素早くて、ガイドさんがあそこにいますよと言われた次の瞬間にはもう飛んでいて、私たちみたいに目が効かない人間にはなかなか見られませんでした。

コスタリカでは、自然を守りながら、その資源をいかに活用していくか、そして、どのようにして自然の大切さを子供たち、国民に教えるかということに重点を置いています。だから、ただ守ればいいというのではなくて、途上国ですから大変貧しいわけですけれども、生活するためには、我々の資源としてあるのは熱帯林なのだということを徹底して教えているのですね。そのことによってエコツーリズムを盛んにして、今ではトップクラスを行くエコツーリズム。だから国の外貨獲得もトップがエコツーリズムとなっています。国民が納得しない限り、そういった保護政策はとれないとおっしゃっていました。

県の生物多様性戦略、環境保護の政策に千葉としても大いに学ぶところがあると思って帰って来たので、これからいい協力関係をつくっていきたいと考えております。

 千葉県消費生活の安定及び向上に関する条例(仮称)の骨子案に関するパブリックコメントの実施について

(知事)

次に、消費生活の問題です。ひとり暮らしのお年寄りの方たちは、皆さんも聞き飽きるほど、訪問販売、あるいはオレオレ詐欺、またはハガキなどによる架空請求などがあって、その被害も増えています。

県では現在、消費者保護条例の見直しを行っております。この条例の見直しに当たっては、できるだけ多くの県民の皆様に直接参加していただきたいという思いから、県内10カ所で勉強会を開催しました。また、その後、専門家だけではなく、公募の委員さんにも加わっていただいている「検討委員会」を設置して、18回に及ぶ会議によって、細部にわたって検討を行いました。

この検討委員会からは、情報が届きにくい人に適切に情報を提供できるようサポート体制を強化すべきといった御意見をいただいて、これらの御意見をまとめた提言書を今年の3月にいただいたところです。

この提言書の趣旨や、消費者保護基本法の全面改正等を十分に踏まえて、今回の条例の骨子案を作成いたしました。今回の見直しのポイントを幾つかご紹介いたします。

まず1つ目は、消費者自身が自立して、合理的に行動することができるよう、きめ細やかな情報提供についての規定を設けた点です。

また、2つ目は、消費者被害の拡大を防止するため、不当な取引行為の禁止の規定を強化しました。

このほか、消費者教育を受けることができる権利や、消費生活における環境への配慮についても規定を加えています。

この消費者条例の骨子案について、広く県民の皆様のご意見をいただくためのパブリックコメントを行います。県民の皆様からのご意見の募集期間は、明日9月7日から28日までです。ぜひ多くの皆様からいろいろご意見をお寄せいただけたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 千葉県多重債務問題対策本部の設置について

(知事)

次に移ります。今度は多重債務問題についてでございます。この多重債務というのも非常に深刻な事態です。例えば病気や失業などをきっかけに、どうしてもお金がないということで借金をしてしまう。最初の額はそんなに大きくない、わずかなものであったとしても、非常に金利が高いのです。そのことから返済が滞っているうちに、また次の借金をしてそれを返したりする。返すために借金をし、また借りる、また返すということを繰り返しているうちに、それが雪だるま式に膨らんでしまう、そういったケースが大きな社会問題となっています。このように幾つもの金融機関から借金をし、返済困難な状況に陥ってしまっている方が、いわゆる多重債務者と呼ばれています。

現在、消費者金融を利用している方々が全国で1,400万人以上ということですが、多重債務に陥っている方は200万人を上回ると言われております。このような多重債務者の中には、どこにも相談できないまま借金の返済に追われ、家庭崩壊や自殺などに追い込まれる方がおられます。この赤いバッテンの先ですね。もし、そのときに相談をすれば、何らかの形でいろいろ救済策をお知らせできると思うのですが、速やかに相談窓口へ行かないで、家庭を失い、そして思い余って自殺の道をたどってしまうという赤いバッテンの方向。自殺の方の原因を見ますと、多重債務者の方もおられるということで、大変深刻な問題です。

そこで、今回、このような方々に対して、債務の解消や生活の再建を支援するために、千葉県では多重債務問題対策本部を設置することにいたしました。今、問題を抱えてらっしゃる方は、自分自身で悩まないで、どうぞ連絡をとっていただきたいと真剣に思います。

弁護士や警察本部、消費生活センター、市町村の代表などのほか、支援団体の皆さんにも構成メンバーに加わっていただいております。

第1回の対策本部会議は来週の12日水曜日の1時半からプラザ菜の花で開催する予定です。各団体から、それぞれの取組と連携について発表を行い、今後の活動方針を協議してまいります。

また、早急に取り組むこととして、相談員への研修会の実施や無料相談の開催など、多重債務に陥っている方々のための実効性のある対策を講じていきたいと考えています。

なお、来月は、違法な高い金利で貸付けをし、強引な取り立てを行っている、いわゆる「ヤミ金」の撲滅に向けた取締強化月間として、重点的な取り締まりが行われる予定です。

今、実際に多重債務で悩んでいる方がいらしたら、先ほども申し上げましたが、自分の命を絶つとか、家を出るとか、そういうことをなさらないで、この県の相談窓口、12日の会議後に皆様にきちっとお示しいたしますので、どうぞ一刻も早く相談をしてください。その前でも、とにかく県の担当者のところに連絡をくだされば相談に乗りますので、自分ひとりで悩まないようにしていただきたいと思います。

 平成19年秋の全国交通安全運動の実施について

(知事)

では、次のテーマに移ります。交通安全運動の推進についてでございます。「秋の全国交通安全運動」を今月の21日から30日までの10日間実施いたします。今回は、飲酒運転の根絶や高齢者の事故防止、夕暮れ時と夜間の事故防止などを重点に掲げ、関係団体の皆さんと連携を強化し、県民総ぐるみで取り組んでまいります。

運動初日の21日には、午前9時から本庁舎1階のエントランスホールで「出動式」を行います。この出動式には、飲酒運転によりお友達が犠牲となった千葉黎明高校の生徒さんが参加し、このような事故が二度と繰り返されないために、飲酒運転根絶への取り組みを宣言してもらう予定です。

運動期間中には、各地で街頭啓発キャンペーンやふれあいコンサートなども行います。警察本部や教育関係団体、交通安全協会などと連携した運動を行って、交通事故防止を図っていきたいと思っています。

秋の全国交通安全運動を積極的に展開することで、県民の皆さんの交通安全意識がより一層高まることを期待しております。どうぞ人ごととお思いにならないで、ご自分の問題として交通事故の問題を考えていただきたい。特にお酒を飲む方は、もし飲酒運転で事故を起こされると、本当にあなたの一生が狂ってしまいます。間違ってしまいます。それだけではなくて、犠牲を強いることになりますので、そういったことがないように、自分のためにも、それから相手のためにも、飲酒運転だけはどうぞ控えていただきたいと思います。

それでは、交通安全運動の広報用の映像をごらんいただきます。

ご覧いただいた映像は、今月の19日から飲酒運転の厳罰化を盛り込んだ道路交通法の改正を踏まえてつくられたもので、本県が先駆けて制作した、飲酒運転根絶のための広報用の映像でございました。上手でしょう。

題名は「飲酒運転に明日はない!」で、これはコマーシャル版の制作ですが、完成品は30分の映像でございます。この映像をすべての高校や教習所などに配布して、さまざまな場所でご活用いただき、県民総ぐるみの飲酒運転根絶のための活動に取り組んでいきたいと思っています。

この映像をすべて高校や教習所などに配るのですけれども、さまざまな場所でぜひ活用していただきたい。県民総ぐるみの飲酒運転根絶のための活動を展開してまいります。

今月13日午後2時から千葉市民会館で開催予定の「飲酒運転根絶県民会議」では、この映像の試写も行います。

一人でも多くの県民の皆さんにご参加いただき、ぜひご覧いただきたいと思います。私もこの県民会議に出席する予定にしております。よろしくお願いいたします。

これから、夕方、日が落ちるのが早くなりますので、交通事故が一番多発する時期ということでございますので、交通事故を防止するために私たち一人ひとりがそれぞれの立場で交通ルールを守り、子供たちにもお年寄りにも用心をしていただいて、みんなが行動することがとても大事だと思っています。

全国一の「安全で安心な千葉県」を目指していきたいと思いますけれども、現実のところではまだワースト幾つというところで、今のところでは5番目ぐらいに事故が多い。死亡者数が多いのですね。ここから何としても脱却したいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

 

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 質疑応答

次期知事選挙について

(記者)

よろしくお願いします。気が早い話で恐縮なのですが、知事選についてお伺いしたいと思います。参院選が終わって、総選挙に向けて各党が動き始めているのですが、それと同時に知事選に関する議論も結構活発化していると思います。1年半後に迫った知事選についての知事の現時点の考え方をお聞かせください。

(知事)

私は今、現職として、本当にいろいろなことが後から後からありますよね。昨日も産廃の処分場の判決がありましたし、今、もう一つ大事な問題が台風9号ですけれども、気象庁の予報では関東地方に上陸するおそれが高いということで、大変心配をしている。県では消防防災課を中心に万全の体制で備えていきたい。これもちょっとお伝えしなければいけないことだと思います。

それで、知事選挙ですけれども、いろいろ議論はあるかと思いますけれども、いろいろな方が立候補されるかもしれませんけれども、それについて、今、どなたがどういう形で立候補されるのかということは全然存じませんし、今の時点でどういうコメントをしたらいいのかなと、今考えながら聞いていましたけれども、まだちょっと早いかな。そして実際にコメントのしようが、どういうことを言ってほしいのでしょうか。

(記者)

出馬することも含めた考え方といいますか。

(知事)

私自身のことについては、まだ出馬するともしないとも申し上げかねます。いつもオウム返しに同じ答えをしているのですけれども、県民の皆様からどうしてもということで請われれば、そのときは出馬するかもしれませんというお答えを今までも何回もやってきましたけれども、今の時点でも同じです。

(記者)

ありがとうございます。もう2つほど幹事社から質問させていただきます。

千葉市での妊婦救急搬送たらいまわしについて

(記者)

おはようございます。昨日、千葉市で、妊婦の方が救急車で16回搬送されて、17回目の病院でやっと見つかったという事例があって、県民の安全という部分で非常に大きな問題かなと思うのですが、知事として、救急車でたらい回しになっている現状をどのようにお考えか、お聞かせください。

(知事)

赤ちゃんを産みたいと思っているお母さんが何カ所もたらい回しにされたら、車の中でどんな気持ちだったかと、想像を絶する思いだろうと思います。千葉市の方では、救急隊員が普通はかかりつけ医の病院に搬送する、あるいはかかりつけ医が指定する病院に搬送することになっているということです。また、搬送ができない場合や、かかりつけ医がいない妊婦の場合には、妊婦の病状に応じて、消防司令センターから送られる最新の救急受け入れ病院の情報によって市内の身近な病院へ電話で照会した上で搬送することにルールとしてはなっているのですね。

この17カ所というのは私も非常に多いと思います。実際に千葉市でのデータを見てみますと、去年、18年は妊婦搬送した件数は135件あります。そのうち電話をかけた回数は、10回以上が1件、これが今の千葉市の17回ですね。それから、6回が1件、4回が3件。ですから、5件については、1件が17回、6回が1件、4回が3件ということですから、残りの130件については、それぞれの病院に搬送ができたということです。

では、130回搬送できたからいいのかといったら、決してそうではないです。3回とか4回ぐらいは病院の都合もあるかもしれませんけれども、そういった場合は、妊婦の方を搬送するネットワークがあるそうなので、そこへ照会していただければ適切に対応できることになっています。多分、そういうところへ実際に連絡して3回なり4回で終わっていたのだと思います。それか、ほとんどそういうことがなしで進んでいた。だからといって17回が許されるわけではないと思いますので、1回もそういうことがあってはならないというふうに、私たちとしては引き締めて今後も対応していきたい。できるだけそういうことは、できるだけではなくて絶対にないようにしていきたいと思っています。

コムスンの事業移行先決定について

(記者)

もう一つあるのですが、先日、コムスンの関係で、千葉県は受け入れ先がジャパンケアサービスになりました。利用者の方の不安だったり、あるいは不適正な請求も実際にこのほど発表されたりということもあったのですが、知事として、ジャパンケアサービス、新しい受け入れ先に何を求めるかを教えてください。

(知事)

コムスンの二の舞になっては困るわけですから、真剣に考えなければいけませんが、県が行った監査では、ジャパンケアサービスですが、不適切な請求が認められたために自主的な点検を指示をしたところです。今後は、この監査の結果も踏まえて、法令遵守など、第三者委員会が設定した条件を守って事業運営に当たってほしいと考えているところです。県としては、適切な事業運営について、実際に指導をしていきたいと考えています。

国と地方の税源の見直し等について

(記者)

内閣改造が行われまして、増田さんが総務相になられました。いわゆる道州制の一番の推進論者でもありますし、最近の発言では地方と国との税源の見直し等をしたいと言っていますけれども、どのようにお考えか教えてください。

(知事)

本当に一緒に仕事をしてきた同志と言っていいと思うのですが、総務大臣になられたことを大変心強く思っています。道州制についてもいろいろ話し合ってきましたけれども、必ずしも道州制というのは、自民党や政府などで出されているような、何年後にやるというような形で知事会の中で話されているのではなくて、あくまでも、もっと地方分権の本質を踏まえた議論がなされた上でということをずっと議論してきました。例えば立法権の問題をどうするのか、市町村の合併がまだ進んでいますが、それとの関係はどうするのか、あるいは税の体系をどうするのか、そういったことを十分に議論した上で道州制の議論はなされるべきだろうというのが増田大臣のお考えであると私は認識しています。道州制の議論を国の方でしていたので、知事会としてもしないわけにいかないので道州制について考えましたけれども、その道州制の考え方は短絡的なものでもなければ、短期的なものでもなければ、単純なものでもない。本当に地方と国のあり方を十分に考えるもの。もっと言えば、国の姿、国のありようということを考えるところから始めない限り、道州制の議論はできないだろうということを知事会でずっと議論してきているので、増田さんもそのお立場をおとりになると思っています。

長生郡市の合併問題について

(記者)

長生郡市の合併に関してなのですが、前回の会見のとき、長生村が抜けたということで、残りの自治体で進まれる話が出てましたが、その後、2つの自治体が議会で否決されたことで、かなり推進が厳しくなった状態になっていますが、県として何か対応、もしくは何か指導を行われるお考えがありますか。

(知事)

とても残念に思っています。私ども、前回一回実現できなかったものですから、今回こそという思いがございました。しかし、実際問題としては、今ご指摘があったように、長生村と一宮町で否決をされたということで、できない状況が生まれています。それから白子町も近い状況ですかね。ですから、これから県が強引にそこでもって何かをするということよりも、地元の市町村にこの事態をどう収拾し、これからどういう方向に行くのかということをぜひ真剣に考えてほしいと思っています。私どもも可能な限りお話は伺うようにしたり、実際、将来的には合併の必要性のようなものについても県としては随分お話をしてきているはずなのですけれども、これからまさに財政的な問題、あるいは多くの福祉的な施策が市町村に移譲されてきていますね。そういった場合、例えば虐待の問題とか、そういうのも、人口が1万、2万というようなところで専門家を雇用することは非常に難しい。ですから、そういう分権の流れの中でどうお考えになるのか、その辺のところをしっかり踏まえていただきたいと考えています。

看護師不足について

(記者)

1カ月ぐらい前に厚労省が06年度末の全国の看護師の数を発表して、千葉県が人口10万人当たりの看護師数が埼玉県に続いて下から2番目という状況で、それがずっと続いていると。人口が多いということも背景にはあるかと思うのですが、県としても取り組みをしていて、ただまだワースト2という状況で、結局、医療がまだ守られていないという現状があって、看護師不足という結果をどう受けとめているかということと、あと、何がこれからまだ必要かなとお考えなのかお聞かせください。

(知事)

ドクター不足というのがまずあったわけですけど、ドクター不足よりも、もしかしたら看護師不足の方がより深刻かもしれません。そのぐらい深刻に受けとめております。今度、県立の保健医療大学(仮称)、看護師さんなどの養成大学がスタートしますが、それだけで足りるわけではない。やめる方がとても多いのですね。どうしても結婚、出産ということがあって、ドクターも女性の場合は同じようなことがありますけど、看護師さんは女性が非常に多いので、働きながら子供が育てられるという状況ができることがとても大事かなと思います。そういった施策をいろいろ打ち出しても、なおかつまだ足りないかもしれない。ですから、今からそういった看護師不足については、県としては本当に真剣に取り組んでいかなければならないし、今いこうとしているところです。

内容についてのお問い合わせ先

  • ブラジル連邦共和国・コスタリカ共和国訪問結果について
    →総合企画部政策推進室【電話】043-223-2255
    →環境生活部自然保護課【電話】043-223-2055
  • 千葉県消費生活の安定及び向上に関する条例(仮称)の骨子案に関するパブリックコメントの実施について
    →環境生活部県民生活課【電話】043-223-2292
  • 千葉県多重債務問題対策本部の設置について
    →環境生活部県民生活課【電話】043-223-2292
  • 平成19年秋の全国交通安全運動の実施について
    →環境生活部交通安全対策課【電話】043-223-2258

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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