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更新日:平成28(2016)年6月27日

知事定例記者会見(平成19年8月16日)概要

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知事定例記者会見概要

日時

平成19年8月16日(木曜日)10時30分~11時00分

場所

本庁舎1階多目的ホール

発表項目

  1. 東京湾周辺地域、千葉・房総地域における高速道路料金割引社会実験の開始について
  2. ブラジル連邦共和国及びコスタリカ共和国への知事の出張について
  3. 世界競泳2007インジャパンの開催について

 知事発言

(知事)

おはようございます。定例の記者会見を始めます。

毎日、暑い日が続いていますね。その上に、今日は地震がありました。九十九里の沖が震源地のようなので、とても心配をして、私も飛び起きてテレビをつけたのですが、お1人、けがをされた方があるということの報告は受けていますが、それ以外は大きな事故がなくて本当によかったとは思っていますが、それから後で8時半前後にまた揺れたので、これ以上は揺れてほしくないという思いは皆さん、共通だと思います。

戦没者の追悼について

(知事)

では、記者会見に入りますが、昨日、8月15日は終戦記念日でございました。第二次大戦で亡くなった多くの方たちを追悼し、平和を祈念する日でもございます。私も例年のように、昨日は千葉公園の隣にある本県の忠霊塔を拝礼し、全国一斉に12時から黙祷をさせていただき、献花を行ってまいりました。追悼式には、ご遺族の方など約100人がご参加くださいました。

私は終戦当時は小学校6年生でしたが、鮮烈にその日のことを覚えています。直前に東京の大空襲で家も学校も全部焼けてしまった、その後でございました。そんな中で迎えた終戦の日というのは、いつまでたっても忘れられません。これでやっと空襲はなくなるんだなというのが、子供ながらに一番最初に思ったことでした。

世界に目を向けますと、今でもあちこちで内戦が続いています。内戦というのは戦争とちょっと違うかもしれませんが、犠牲になった方の報道が毎日のようにテレビやラジオ、新聞を賑わしていますが、大変残念なことで、残された家族は生涯、その悲しみを背負っていくことになるので、戦争あるいは内戦というのは、一刻も早くやめてほしい。そうした破壊の中からは何も生まれてはこないわけですから、一刻も早く、世界から戦争がなくなることを昨日は祈念してまいりました。

 東京湾周辺地域、千葉・房総地域における高速道路料金割引社会実験の開始について

(知事)

ところで、東京湾アクアラインの料金が高過ぎるという声はいろんな方から年じゅう言われています。何とかあれは安くならないのか。そこで、これから社会実験というのですが、いろんな試みが行われる。そのことをお知らせしたいと思います。

政府は、今月20日からアクアライン等の高速道路の料金割引をした場合に、交通量や混雑の緩和にどのような影響が出るかを調査するといった社会実験を開始します。これにより、期間は限定されていますが、アクアラインを800円安く利用することができるなど、安い料金で高速道路の利用が可能になります。

千葉県は他の近くの県と協力して、東京都も入りますが、アクアラインをはじめとする高速道路について利用しやすい料金体系の実現を国に再三要望してまいりました。先月も東京都や埼玉県、神奈川県の知事などと一緒に、東京都や県内の湾岸部での深刻な渋滞を緩和するため、比較的すいているアクアラインに交通を誘導する料金施策の実施を、冬柴国土交通大臣に強く要請したところでございます。

今回実施されることが決まった社会実験ですが、ETC車を対象として3つのステップで行われます。ですから、アクアラインを使っている方はETCをつけた方が得ということになりますね。

まず、第1弾としては、8月20日から9月24日までの期間、通勤時間帯におけるアクアラインの通行料金が普通車の場合、現在の2,320円から1,500円に値下げされます。

また第2弾は、9月25日から10月28日までの期間、川崎の浮島インターチェンジから成田方面あるいは東金方面までの区間を利用する車両について、アクアルート料金が「湾岸ルート+500円程度」になる実験が行われます。こちらは時間帯による制限はございません。

1例を挙げますと、浮島インターチェンジから新空港インターチェンジの区間について、現在の料金では4,820円ですが、これが2,850円と大幅に安くなります。

さらに第3弾として、10月29日から実験終了日まで、まだ日にちは決まっておりませんが、第1弾と第2弾の両方をあわせた社会実験を行います。今回は、これらの社会実験とあわせて、富津館山道路や圏央道など房総地域の時間帯割引も同時に行われます。

このような社会実験により、よい結果が出て、アクアラインをはじめ首都圏の高速道路の料金値下げが早期に実現することを強く期待しているところです。

 ブラジル連邦共和国及びコスタリカ共和国への知事の出張について

(知事)

では、次の話題に移ります。来週の21日から30日までの日程でブラジル連邦共和国のサンパウロ市とコスタリカ共和国のサンホセ市を訪問します。

ブラジルには千葉県から移住した方が設立した千葉県人会が活発に活動しておりますが、今年は創立50周年を迎えます。そこで今回の出張では、サンパウロ市で開催される千葉県人会創立50周年記念式典に出席をいたします。

続いて、ブラジルに移民して、そこで亡くなった多くの日本人が祀られている開拓先没者慰霊碑を参拝してまいります。移住された皆さんは、さまざまな苦悩を乗り越え、苦難に打ちかってブラジル社会に貢献し、日本の国際的評価を高めてこられました。今までのご努力、ご功績に敬意を表し、お祝いをしたいと思っています。

また、記念式典では、今までは千葉県人会館はないのですが、そういった千葉県人会館の設立について、つくりますという発表があります。これは予定の建物の図です。こういうものが建てたいということで、この会館設立に当たって、昨年から県内の個人や企業など、多くの皆様に募金をしていただきました。皆さんのご協力によって、今回、建設が実現することになりました。ありがとうございました。現地では、皆さん、さぞ喜んでくださっていると思います。

この訪問を通して、ブラジルと千葉県のつながりを深いものにしたい、また、日本とのつながりも深いものにしたいと思っております。

また、ブラジルへ行く前ですが、先に立ち寄りたいのが自然環境の保護で有名なコスタリカという国です。コスタリカは人口430万人、千葉県よりも人口が少ないのです。北アメリカと南アメリカの中間にある小さな国ですが、国立公園や自然保護区が国土の4分の1以上を占めております。環境保護分野での先進国です。今年の5月には、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を2030年までにゼロにする目標を設定し、世界中から注目を集めた国でもございます。

このコスタリカは、豊富な自然を地域資源として観光等に活用していく、いわゆるエコツーリズムも非常に盛んな国です。また、1989年に国立の生物多様性研究所を設立していることや、1998年の段階で生物多様性法という法律を世界に先駆けて制定していることを見ても、環境保護にいかに力を入れているかということがわかります。

この国立研究所は、生物多様性を維持しながら、これを活用して地域の発展を推進していくといういわゆるエコ・ディベロップメント、日本語でいいますと、環境による地域振興、環境による地域づくりといったような意味かと思いますが、実践していることでも有名です。環境を大事にして、それで地域が潤うという、そこまで環境を徹底的に保全しているというのもなかなか大したものだと思っているところです。

今回の出張では、こうしたコスタリカのエコツーリズムを十分に見てきたい。エコツーリズム発祥の地なので、自然保護区などを視察するだけではなくて、研究所の具体的な取組についても学んできたいと思っています。

現在、千葉県では、県民の皆さんや専門家のご意見を広くお聞きしながら生物多様性にに対する取組について検討しているところですので、今回の出張の成果を今後、環境の施策等に役立てていきたいと思いますし、次の記者会見の席では、県民の皆様にもご報告できると思います。

千葉県も大変に自然の豊かな県なので、日本の中のコスタリカのように、この自然環境を活かしてエコ・ディベロップメント、自然環境を大事にすることによる地域振興ということも実現できるのではないかと考えています。

 世界競泳2007インジャパンの開催について

(知事)

最後の話題ですが、来週の21日の火曜日から24日の金曜日までの4日間、「世界競泳2007インジャパン」が千葉県で開催されます。会場は習志野市にある千葉県国際総合水泳場で、平成8年に国際的な大会を開催することなどを目的につくられた水泳場です。

今回の大会は、来年の北京オリンピックに参加するための国際水泳連盟の認定大会でございます。したがって、多くの選手がオリンピック標準記録を突破することを目指して参加してきます。日本は、北京と気候の差や時差などが余りないため、コンディション調整という意味からも外国の選手の皆さんには重要な大会になると思います。

また、日本選手にとっては、北京オリンピック日本代表の選考対象競技会に位置づけられていますので、世界記録を出せば、日本代表として内定することになります。

日本からは、皆さんご存じの北島康介選手、柴田亜衣選手、中村礼子選手などをはじめとする50人の選手が参加しますが、この暑い夏に、本当に熱のこもった熱戦が習志野のプールで展開されるのではないかと思っています。私も本当に見たかったのですが、ちょうどブラジルに行っているときで見られないのがとても残念ですが、さぞやオリンピック並みの白熱した競技が展開されるものと思っています。

海外からは今年3月にメルボルンで開催された世界水泳の39人のメダリストがいるのですが、その方たちが参加してきます。世界の39カ国と地域から500人を超えるトップスイマーや役員が参加する予定です。

大勢の外国のお客様が千葉へいらっしゃるわけですが、選手の皆さん、役員の方たちにしても、心地よく、そして十分に実力を発揮することができるよう、県民の皆様にはホスピタリティーを持って、明るく迎えていただけたらうれしいと思っています。

以上、私からです。

 

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 質疑応答

ブラジル、コスタリカへの訪問について

(記者)

ブラジル、コスタリカの訪問についてですが、県人会創立50周年をお祝いされるということで、開拓にかかわられた千葉県出身の方々に対する知事の思いというのを聞かせていただけますでしょうか。

(知事)

皆さん、もしかしたら、夢を描いて、希望を抱いて当時は船でブラジルに渡られたと思うのですが、行った先は決して楽なところではなかった。最近、ドキュメンタリーが幾つも放送されましたが、行ってみたら石ころだらけのところで、とても物がつくれるようなところではなかったとか、戦争でアメリカと日本、あるいはブラジルにしても、日本が敵国ということで、移民された方がアメリカに強制収容されてしまったとか、農業が大変だったというだけではなくて、第二次大戦という大きな大きな戦いの中で随分ご苦労もあったようなことも、いろんな読んだ物や見た映像から知りました。

私自身はリオサミットで行っただけで、そういったジャングルを切り開いて苦労された現地までは行っていないのですが、移民された方がそこで成功するまで、石にかじりついて頑張ってこられた。そこは本当に日本人の粘り強さだと思いますが、今、ブラジルでは随分成功してリーダーとして活躍している、経済人として活躍している方たちも多いと伺っていますので、そういった意味で千葉からいらした方、県人会ができて50周年ですが、多分、それより前に移民された方もおられると思います。もう今は、多分3世、4世、5世の時代になって、そういった1世、2世の苦労は知らないかもしれないが、日本から文化も気候も全く違うところに移り住んでの苦労から、何代と幾つも代を重ねる中で、そこで繁栄を、そして家族としての幸せを実現されたことに対して、敬意を表したいと思います。

いすみ鉄道について

(記者)

いすみ鉄道の今後について伺いたいのですが、この件については最大株主の県の意向というのも大変重要になってくるかと思うのですが、最終報告に向けて、県としてはどのようなスタンスでこの問題を考えるのかということについて、知事ご自身のお考えも含めて、お聞かせ願えればと思います。

(知事)

先ほどアクアラインの社会実験というふうに申し上げましたが、ちょうどDCキャンペーンが行われたのは、一つの社会実験としてとてもよかったのではないかなと思っているのです。観光面でどのぐらい活用できるかということの社会実験になったのではないか。今、地元の大多喜町、勝浦市、いすみ市、御宿町の方が入って、存続について検討していて、多分、10月ごろに最終的な結論になると思いますが、私が今、こう思っていますということを申し上げるよりは、そこから出てくる結論を待ちたいと思っています。いつものことですが、地元の大多喜の高校生、通っている人たちなどは、これがなくなったらすごく困ると高校生自身が訴えたりしていますが、そういった地元の意向を大事にしていくということを、今の段階では申し上げておきたいと思います。

(記者)

地元は完全に存続してほしいと。一方で、県の財政負担は今後も続くということで非常にジレンマがあると思いますが。

(知事)

だから、財政負担が続くとするのか。しなの鉄道だって大赤字だったのです。でも、運営を変えて、今は黒字線になっています。だから、今のままでいいのか、それとも、どういう工夫をして財政負担を県がしなくてもいいぐらいに、むしろ、地元にいろいろそうやって収益がおりるぐらいのところまでの工夫をする意欲を持つことが大事だろうと思います。ですから、単に今のままで続けるか続けないかではなくて、どのような形の経営ができるのか、どのような活用ができるのか。銚子電鉄を見てください。ぬれせんべいで収益を得ている。そういうことだってあるわけです。鉄道だけがすべてではない。

いすみ鉄道の会社がぬれせんべいをつくったっていいわけです。銚子があるからぬれせんべいはつくれないが、あの辺でタケノコといったらいすみ鉄道の周辺が日本トップのタケノコの産地です。大多喜だってそうです。そういうことを考えたときに、もっと工夫をしていくことが大事だろうと思います。

高速道路の料金割引の社会実験について

(記者)

高速道路の割引の件ですが、今回、こういう形で国交省さんやネクスコさんが発表されたということで、これに関して、当然、利用してもらわない限り意味がないので、やっているということを県民とか、当然、周辺の県もそうですが、どうPRしていくかということがあると思うのですが、このあたり、県として何かこういうことを考えているということがあるかということと、第2弾の割引に関しては、湾岸ルート+500円程度ということですが、このあたりは実際、それによって誘導する効果があるかどうかということに関しての千葉県としての評価をお聞きしたいのですが。

(知事)

まず最初の宣伝のことですが、日経新聞でも大々的に書いてください。ぜひ、お願いします。それ以外にドライバーさんに可能な限り広報していく必要があると思います。東京、埼玉、神奈川とも歩調をそろえて、何としてでも知らせようということをやっていきたいと思います。利用してもらわないことには、社会実験の結果、値下げすべきだという結論を出さなければいけないので、出てほしいと思っています。

地図を出して、どういうふうにやるか、こっちへ来て指してください。そうしないとわかりにくいと思うので。

湾岸の方を回ると今は安いのです。今まで湾岸で行くと2,350円かかった。それをアクアラインを通ると、今まで4,820円だったものが2,850円になります。こういうふうにすると、どっちへ行ってもいいわけです。値段がほぼ同じになってくる。だから、無理して渋滞している方へ行かないで、湾岸を通ろうという車が出てくることによって、時間もそっちの方が早いということになれば、アクアラインを通ろうということになると、逆に湾岸の方がすいてくる、そういう効果です。今まではお金が安いから向こうへ行こうということで混んでしまう。そうではなくて、同じ値段ならアクアラインを通ろうという車が当然出てくるだろうという実験。そういうことをやることによって、効果がどれだけ出てくるかということです。これは大いに期待したい。

(記者)

ということは、地図を見ると遠回りな感じもするし、湾岸よりは500円高いと。

(知事)

そうです。

(記者)

まだ、湾岸通るよりも差があるような感じも見るだけだとあるのですが、現場の人たちはどう考えるかということだと思うのですが、このあたりはかなり誘導効果が見込めるというお感じでしょうか。

(知事)

現実問題としては、アクアラインは今はすいているからすごく早いわね。アクアライン通った方が時間的には早いことは早いです。今はどのぐらいでしょうね。アクアライン通ってこれでいくと、同じ距離だと30分ぐらいで行ってしまうのです。だから、私なんか必ずアクアライン通って行ってしまうのですが、そうすると、ものすごく早い。だから、500円増しでも4,000円も取られないのであれば、アクアの方を選ぼうという選択もあるかもしれません。問題は、おっしゃるように、どうやって宣伝できるかということだと思うので、大宣伝をしましょう。

ありがとうございました。

内容についてのお問い合わせ先

  • 東京湾周辺地域、千葉・房総地域における高速道路料金割引社会実験の開始について
    →県土整備部道路計画課【電話】043-223-3281
  • ブラジル連邦共和国及びコスタリカ共和国への知事の出張について
    →総合企画部政策推進室【電話】043-223-2255
    →環境生活部自然保護課【電話】043-223-2976
  • 世界競泳2007インジャパンの開催について
    →教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4109

よくある質問

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所属課室:総合企画部報道広報課報道室

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