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ホーム > 生活・福祉・医療 > 保健・医療 > 健康づくり > 健康県ちばづくり > 加齢と疾病における女性と男性の違いについての豆知識

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更新日:平成22(2010)年8月19日

加齢と疾病における女性と男性の違いについての豆知識

男性と女性では、からだのつくりや身体の成長・発達に違いがあるように加齢に伴って生じる心や身体の変化にも違いがあり、かかりやすい疾患や疾患の進行のしかたにも違いがあります。男性には男性に適した、また女性には女性に適した生涯にわたる健康支援が必要です。豆知識その1では、病気や加齢についての男女の違いについてご紹介します。

平均寿命(0歳の平均余命:平成12年都道府県生命表より)

  • 千葉県女性84.51歳千葉県男性78.05歳
  • 全国女性84.62歳全国男性77.71歳

千葉県の65歳の平均余命、平均自立期間とお達者度(平成11年度生命表より)

平均自立期間(高齢者が痴呆や寝たきりにならない状態で、介護を必要としないで生きられる期間)
お達者度(平均自立期間÷平均余命を一般的に「お達者度」と呼んでいます。

  • 女性平均余命22.08年平均自立期間16.86年お達者度76.4%
  • 男性平均余命16.40年平均自立期間14.09年お達者度85.9%

(上記の平均自立期間は、要介護認定(介護度4・5)を受けている方の年齢階級別の比率に基づき、要介護の状態にならずに過ごせる平均期間を意味します。年齢階級別要介護者数は、平成13年3月末の「要介護者数」市町村報告を基に推計しています。)

千葉県における主要死因の構成比上位3位(平成11年)

  • 女性:がん(25%)心疾患(18%) 脳血管疾患(17%)
  • 男性:がん(34%)心疾患(16%)脳血管疾患(13%)

平成11年の調査では、千葉県の女性全体の女性の死因に関しては、心疾患と脳血管疾患ががん全体での死亡率を上回っていることも重要です。千葉県の女性においては、乳がんによる死亡率が年々増加しており全国のワースト4位(平成11年度)であることも重要です。

生活習慣病にかかっている人の割合(男女別年齢別頻度)

生活習慣病のひとつである高コレステロール血症についてみますと、女性では閉経前後からコレステロールの高い人の割合が増加してきます。

高コレステロール血症年齢別頻度(平成12年県民栄養調査)

図1

高コレステロール血症年齢別頻度

生活習慣の現状についての分析結果

栄養

肥満者(BMI25.0以上の割合)

肥満者(BMI25.0以上の割合)
BMIは、Body Mass Indexの略で肥満かどうかを判定するのによく使われる体格指数です。BMI=体重kg÷身長m÷身長mというように計算します。BMI=22を標準体重として計算します。日本肥満学会では、BMIが25以上を肥満とするとしています。(平成11年現在)
自分の適性体重を認識し、体重コントロールを実践してゆくようにしましょう。

運動

運動習慣者の割合(性・年齢階級別)(平成12年千葉県生活習慣状況調査)

女性では70歳代になると運動習慣のある人の割合が減少してくることがわかります。

運動習慣者の割合(性・年齢階級別)

男女ではほぼ2倍以上の受療率(人口10万対)の差が認められる疾患について紹介します。

男女で受療率(医療施設で治療を受けている人の割合)に差がある主な疾患

男性の方が罹患率の高い疾患

痛風レイノー症候群飲酒による精神・行動異常食道の新生物気管・気管支・肺新生物

女性の方が罹患率の高い疾患

骨粗鬆症膀胱炎カンジダ鉄欠乏性貧血甲状腺疾患慢性関節リウマチメニエール病

表1男女でほぼ約2倍以上の受療率の差が認められる疾患
(厚生労働省平成11年患者調査)人口10万対

男性に多い疾患

男性

女性

男性/女性

痛風

21

1

21.0

レイノー症候群

11

1

11.0

飲酒による精神および行動の異常

32

3

10.7

食道の新生物

10

2

5.0

気管・気管支および肺の悪性新生物

30

13

2.3

挫滅損傷および外傷性切断

30

14

2.1

尿路結石症

12

6

2.0

十二指腸潰瘍

20

10

2.0

陳急性心筋梗塞

10

5

2.0

急性心筋梗塞

13

7

1.9

胃の悪性新生物

48

26

1.8

頭蓋内損傷

11

6

1.8

B型ウイルス肝炎

11

6

1.8

肝および肝内胆管の悪性新生物

14

8

1.8

女性に多い疾患

男性

女性

女性/男性

骨粗鬆症

7

92

13.1

膀胱炎

2

20

10.0

カンジダ症

2

15

7.5

鉄欠乏性貧血

3

18

6.0

その他の甲状腺障害

3

17

5.7

慢性関節リウマチ

14

55

3.9

メニエール病

4

14

3.5

甲状腺亢進症

5

16

3.2

関節症

69

213

3.1

その他の貧血

5

15

3.0

大腿骨の骨折

13

38

2.9

アルツハイマー病

6

15

2.5

高脂血症

46

114

2.5

血管性および詳細不明の痴呆

29

70

2.4

頸腕症候群

14

30

2.1

白内障

67

142

2.1

便秘

7

14

2.0

結膜炎

25

48

1.9

クモ膜下出血

8

15

1.9

本態性高血圧症

395

628

1.6

胃炎および十二指腸炎

66

100

1.5

神経障害、ストレス関連障害および身体表現性障害

29

43

1.5

受療率で性差をみた場合、女性の受療率が高い疾患の数が多くなります。男性できわめて罹患率が高いのは痛風、アルコール依存症、癌であり、女性では貧血、甲状腺疾患、高脂血症、痴呆、眼疾患、神経症、高血圧、心不全、慢性関節リウマチ、関節症を含む整形外科疾患、自己免疫疾患、骨粗鬆症および骨折等です。女性は長寿ですが多くの疾患を抱えながら生きているのも現状であり、その疾患の種類も多岐にわたります。 男女で死亡率に差がある主な疾患

女性の方が死亡率の高い疾患等

老衰慢性リウマチ性心疾患血管性および詳細不明の痴呆

男性の方が死亡率の高い疾患等

咽口頭の悪性新生物食道の悪性新生物慢性閉塞性肺疾患

表2男女でほぼ約2倍以上の死亡率の差が認められる疾患
(厚生労働省平成11年患者調査)人口10万対

男性に多い疾病および死亡の外因

男性

女性

男性/女性

悪性新生物(喉頭)

1.6

0.1

16.0

悪性新生物(食道)

14.2

2.4

5.9

慢性閉塞性肺疾患

15.6

5.1

3.1

肝硬変以外の肝疾患

7.6

2.5

3.0

悪性新生物(気管、気管支および肺)

63.5

22.9

2.8

その他の不慮の事故

5.3

2

2.7

呼吸器結核

2.9

1.1

2.6

自殺

35.2

13.4

2.6

結核

3.1

1.2

2.6

悪性新生物(口唇・口腔および咽頭)

5.9

2.3

2.6

交通事故

14.8

5.9

2.5

悪性新生物(肝および肝内胆管)

38.4

16.2

2.4

有害物質による不慮の中毒および有害物質への暴露

0.7

0.3

2.3

悪性新生物(膀胱)

5.2

2.3

2.3

心筋症

3.5

1.8

1.9

肝硬変(アルコール性除く)

10.4

5.4

1.9

悪性新生物(胃)

53.3

27.8

1.9

悪性新生物(直腸S状結腸移行部および直腸)

12.6

7.1

1.8

悪性新生物全般

291.3

181.4

1.6

女性に多い疾病および死亡の外因

男性

女性

女性/男性

老衰

9.8

23.7

2.4

慢性リウマチ性心疾患

1.3

2.7

2.1

血管性および詳細不明の痴呆

1.5

3.1

2.1

筋骨格系および結合組織の疾患

2.3

4.6

2.0

男女でほぼ2倍以上の死亡率の差が認められる疾患を表に示しました。死亡における性差の大きな特徴は、男性の死因に自殺を含む外因性のものと、胃癌、肺癌、肝癌、直腸癌などの主要な癌の占める割合が、女性に比しきわめて高いのに対し、女性では血管性および詳細不明の痴呆、老衰等加齢によるものが多いのが現状です。

よくある質問

このページに関するお問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康づくり支援課健康ちば推進室

電話:043-223-2661

ファクス:043-225-0322

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