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更新日:平成30(2018)年8月20日
ページ番号:335934
尿路結石はビールを飲むといいと聞きましたが。
“尿管結石があるからビールが毎日たくさん飲める”と喜んでいる患者さんが多く見られます。ビールを飲用すると一過性に利尿をつけますが、その後に代償性に抗利尿状態となり結石形成の危険性が増すとの報告があります。
また、アルコール摂取量と結石発生頻度とは密接な相関関係が見られたとの報告があり、多量の継続的なアルコール摂取により血中乳酸濃度が増し腎からの尿酸の排泄に抑制的に働くため、高尿酸血症の状態となり引き続き尿酸排泄を増加させカルシウム結石や尿酸結石の発生する危険性が増すと言われています。
ビールは程々にすべきと考えます。結石患者には適度な運動と水分が必要と言われ、1日排尿量は2リットル以上が必要です。
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