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更新日:平成30(2018)年8月20日
ページ番号:335930
包茎と言われましたが。
包茎とは、包皮の先端:包皮輪が亀頭に比して小さいため、包皮輪を亀頭上の後方に反転できない状態です。
包皮輪が狭いため亀頭を全く露出できない状態を真性包茎、反転はできるが過剰包皮が常に亀頭を覆っている状態を仮性包茎と言い後者が多く見られます。
包茎はどの年代層にも見られ、後天的な原因として、乳幼児では強引な包皮反転後の瘢痕治癒組織やオムツかぶれによる亀頭包皮炎の頻発、成人では不衛生による反覆性亀頭包皮炎、外傷、そして切除不足の環状切除術後などがあげられます。
軽度の包茎の症状は衛生面のみに関連し、常に清潔にしておけば問題はありません。
中等度の場合は恥垢の堆積により不潔になりやすく、亀頭包皮炎の最も一般的な原因となります。真性包茎や仮性包茎でも亀頭包皮炎を頻発する場合は、手術の適応となります。
高度の包茎では尿路閉塞症状が出現し、排尿時包皮が風船のようにふくらんだり、尿勢減弱、尿線細小などの症状もみられ、排尿にかなりの力を要するため長時間放置すると、稀ではありますが膀胱機能障害や水腎症、ひいては腎不全に進展することもあり、また鼠径ヘルニアや脱肛の原因となることもあるので早急な手術療法を要します。
詳しくは、主治医またはお近くの医療機関に御相談ください。
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